【2025年】⼤阪医科薬科⼤学医学部の解答速報・過去問解答
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【2025年度】大阪医科薬科大学の各科目講評と全体統括
前期
大阪医科薬科大学医学部 前期入試データ
年度 | 志願者数 | 1次合格者数 | 最終合格者数 | 繰上げ合格者数 | 合格最低点(1次/総合) | 入試科目 | 配点 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
2023 | 1,892 | 200 | 179 | 若干名 | 260/400 | 英(100)、数(100)、理(200)、小論文(段階評価)、面接(段階評価) | 400(1次)+2次評価 |
2024 | 1,866 | 200 | 177 | 若干名 | 260/400 | 英(100)、数(100)、理(200)、小論文(段階評価)、面接(段階評価) | 400(1次)+2次評価 |
2025 | - | - | - | - | - | 英(100)、数(100)、理(200)、小論文(段階評価)、面接(段階評価) | 400(1次)+2次評価 |
総括
志願者数: 2023年度と2024年度はほぼ同水準で推移しており、高い人気を維持しています。2025年度の志願者数は現時点では公式発表されていません。 1次合格者数: 過去2年間は200名で固定されています。2025年度も同様の傾向である可能性が考えられますが、公式発表を待つ必要があります。 最終合格者数: 2023年度は179名、2024年度は177名と、ほぼ横ばいです。2025年度も同様の合格者数となる可能性があります。 繰り上げ合格者数: 過去2年間「若干名」の繰り上げ合格者が存在します。2025年度も同様の措置が取られる可能性があります。 合格最低点: 過去2年間の1次試験の合格最低点は400点満点中260点です。2025年度の合格最低点は、試験の難易度によって変動するため、現時点では不明です。 入試科目・配点: 過去2年間、1次試験では英語、数学、理科(2科目)が課され、配点はそれぞれ100点、100点、200点の計400点です。小論文は1次試験の合否には用いられず、2次試験の面接とともに段階評価されます。2025年度も入試科目と配点に変更はないと考えられます。
まとめ
大阪医科薬科大学医学部前期入試は、過去2年間において志願者数、1次合格者数、最終合格者数が比較的安定しています。合格最低点も同様です。2025年度入試においても、入試科目や配点の変更はないと見込まれますが、実際の志願者数や合格最低点などの詳細は、大学の公式発表を必ずご確認ください。 より詳細な分析や最新の情報については、必ず大阪医科薬科大学の公式ウェブサイトの入試情報を確認してください。
英語
2024年度より,設問指示が一部英語表記となり、設問にも大きな変化が見られましたが、2025年度はさらに設問内容に大きな変化が見られました。大問1では英文和訳が姿を消し、5カ所の空所補充問題2問,指示内容選択問題1問、英文完成問題1問が加わり、大問2では新たに段落要約文完成問題2問が出題されました。ただし問題そのものは取り組み易く、求められる得点率は非常に高いと予想されます。目標得点率は70%です。
数学
2024年度に引き続き、大問4題の出題で難問はないが易問もないというセットでした。日頃の問題演習量と解いた経験の豊富さが得点を左右する度合いが大きいです。大問1を完答し、大問2~4を半答以上ずつ確保して、全体で70%程度をとることが目標になります。
物理
2025年度前期は昨年度前期よりやや難化しました。大問は4題で、ばねによる運動、気体の状態変化、中性子の発見、小問集合(剛体のつり合い、電圧降下、次元)でした。大問1・2は後半の処理が複雑で、特に大問2はポアソンの公式を複数回使う必要があり指数の扱いでミスが発生し易い問題でした。大問3は見慣れない問題でしたが丁寧な作業で完答も可能でした。大問4の小問集合には定番の剛体や次元の問題も出題されました。時間配分が鍵となり、目標得点率は70%です。
生物
例年どおり、大問4題構成で、出題形式は「論述・計算あり」の「記述式」です。注意すべきなのは字数指定のない「説明せよor簡潔に説明せよ」という論述問題で、解答欄が1行ならば20字程度、2行ならば40字程度で答えるのが適当でしょう。リード文やグラフから読み取れることを記述させる論述問題が多く、よくできる受験生ほど「そんな書いてあるとおりのことが正解なのか」と感じてしまうかもしれません。しかし、そこは臆さず、読み取れることを客観的に記述しましょう。 出題範囲に偏りはなく、2025年度も「植物ホルモン」や「生態系」を含め、非常に広範囲から出題されているため、苦手分野を作らないことが対策としては最も有効です。とはいえ、どの範囲も設問自体は無理のない良問が多いので、基本的な知識の精度をいかに高められるかが勝負です。精度の高い基礎知識があれば、かなりの高得点を狙えるでしょう。目標は、80%です。
後期
大阪医科薬科大学医学部 後期入試データ
年度 | 志願者数 | 1次合格者数 | 最終合格者数 | 繰上げ合格者数 | 合格最低点(1次/総合) | 入試科目 | 配点 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
2023 | 1,023 | 80 | 20 | 少数 | 270/400 | 英(100)、数(100)、理(200)、面接(段階評価) | 400(1次)+2次評価 |
2024 | 967 | 80 | 20 | 少数 | 270/400 | 英(100)、数(100)、理(200)、小論文(段階評価)、面接(段階評価) | 400(1次)+2次評価 |
2025 | - | - | - | - | - | 英(100)、数(100)、理(200)、面接(段階評価) | 400(1次)+2次評価 |
総括
志願者数: 2023年度は約1,023名、2024年度は約987名と、後期入試においても多くの志願者が集まっています。2025年度の志願者数は現時点では公式発表されていません。 1次合格者数: 過去2年間は80名で固定されています。2025年度も同様の傾向である可能性が考えられますが、公式発表を待つ必要があります。 最終合格者数: 過去2年間は20名で固定されており、非常に狭き門となっています。2025年度も同様の合格者数となる可能性が高いです。 繰り上げ合格者数: 過去2年間「少数」の繰り上げ合格者が存在します。2025年度も同様の措置が取られる可能性がありますが、人数は限られると考えられます。 合格最低点: 過去2年間の1次試験の合格最低点は400点満点中270点です。前期入試と比較してやや高い水準です。2025年度の合格最低点は、試験の難易度によって変動するため、現時点では不明です。 入試科目・配点: 過去2年間、1次試験では英語、数学、理科(2科目)が課され、配点はそれぞれ100点、100点、200点の計400点です。2次試験では面接が段階評価されます。2025年度も入試科目と配点に変更はないと考えられます。
まとめ
大阪医科薬科大学医学部後期入試は、前期入試に比べて募集人数が非常に少なく、過去2年間のデータから見ても合格難易度が高いことが伺えます。志願者数は1,000名前後で推移しており、合格最低点も前期よりもやや高めです。2025年度入試においても、狭き門である状況は継続すると考えられます。 より詳細な分析や最新の情報については、必ず大阪医科薬科大学の公式ウェブサイトの入試情報を確認してください。
英語
2024年度より,設問指示が一部英語表記となり、設問にも大きな変化が見られましたが、2025年度後期は前期と比べても、さらに設問内容に大きな変化が見られました。大問1では語句説明完成問題4問、段落要約文完成問題1問が加わりました。大問2は5ケ所の空所補充問題2問、段落見出し選択問題1問、語句整序問題2問が新たに加わりました。とはいえ、問題そのものは取り組み易く、求められる得点率は非常に高いと予想されます。目標得点率は70%です。
数学
2025 年度前期に続いて、90 分大問 4 題の出題でした。難易度は「標準」の問題が大半ですが、解けるかどうか大きく差がつきそうな設定が多く、得点の分布は広くなりそうです。2題完答、2題半答くらいを目指したいところです。数学Ⅲや数学Cの範囲の出題が多いのが特徴的です。目標は 75%。
物理
2025年度後期は昨年度後期と同程度の難易度でした。大問1の力学の問題は、要領良く解く必要があり差がつき易い問題でした。大問2の天体の等速円運動とドップラー効果の問題では問題を正確に読み作図することがポイントでした。大問3の電磁気は典型的で得点源にしたい問題。大問4の小問集合は標準的な問題でした。大問1で差がつきますが、全体としては取り組みやすい構成でした。目標得点率は85%です。
生物
前期同様、大問4題構成で、出題形式は「論述・計算あり」の「記述式」です。以前は、前期試験も後期試験もほぼ変わらない難易度でしたが、ここ3年ほどは、後期試験のほうが得点しにくくなっています。さらに2025年度は、前年よりも難化しているため、目標は65%です。 出題テーマは「染色体とDNA複製」「細胞内シグナル伝達」「光合成」「生物の集団」です。大問Ⅱの「細胞内シグナル伝達」の問題は、多くの受験生にとってあまり馴染みのない内容で、難易度も高めですが、リード文を正しく読解できれば得点できる設計になっています。その他の大問はいずれも標準的な難易度ではあるものの、いずれも典型題を高い精度で解ききることのできる正確なアウトプット能力が求められます。 出題範囲に偏りがなく、非常に広範囲から出題されているため、苦手分野を作らないことが、前期同様、対策として最も有効です。また、設問の設計が丁寧な大学なので、たとえ馴染みのないテーマに出会っても、「落ち着いて読解すれば必ず解ける」と信じて取り組むことも重要でしょう。
【2025年度】大阪医科薬科大学の各科目講評と全体統括(動画版)
2月10日に実施された2025年度大阪医科薬科大学の各科目講評と全体統括です。
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