【2026年】⼤阪医科薬科⼤学の解答速報・過去問解答
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【2026年度】
大阪医科薬科大学の各科目講評と全体統括
前期
2026年2月10日に大阪医科薬科大学の一般選抜前期入試が行われました。
2025年度の一般前期の志願者は1,950名と、過去3年間微増を続けています。2026年度についても、他大学との試験日の重複がないことから、志願者数は前年度と同程度の規模になると予想します。以下に一般選抜前期の入試データをまとめます。
| 年度 | 志願者数 | 一次合格 | 正規合格 | 合格最低点 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年度 | 1,802人 | 200人 | 163人 | 252点 |
| 2024年度 | 1,886人 | 200人 | 177人 | 260点 |
| 2025年度 | 1,950人 | 181人 | 131人 | 267点 |
※合格最低点は正規合格のものです。
今年度の出題内容について、各科目の分析結果を報告します。
英 語
大問構成は例年通り3題でしたが、設問内容には2025年度からのさらなる変化が見られました。前半2題の長文問題では、和訳問題と説明問題がそれぞれ1問のみとなり、他は空所補充などの記号選択問題が中心となりました。英文の内容や設問に際立った難所はなく、差がつきにくい内容です。そのため、前半2題については失点を最小限に抑える必要があります。一方で、最後の大問である英訳問題は得点がしにくい内容でした。今回は「禅における庭園の意味」を論じた日本語文が出題されており、これまでの傾向とは異なります。適切な語彙を選択できたとしても、それらを組み合わせて自然な英語表現として完成させるには高い学力が求められました。この大問での高得点は難しいと予想します。 一次合格のための目標得点率は70%程度です。
数 学
大問4問、全問記述式という形式はここ2年間の傾向を踏襲しています。出題内容は2025年度と比較して解きやすくなっており、計算量も控えめで取り組みやすいセットでした。大問3(2)や大問4(1)で一部の受験生が戸惑う可能性はありますが、全体としては高得点を目指したい内容です。出題分野は、本学で頻出の確率や数学Ⅲの微積分など、例年通りの傾向でした。 一次合格のための目標得点率は80%程度です。
物 理
出題形式に変化はありませんが、2025年度と比較して出題内容はやや難化しました。大問1および大問2のレベルはそれほど高くありませんが、いずれもミスが連鎖しやすい構造です。また、大問3の後半では運動方程式の立式が難しい問題が出題されました。大問4の小問集合では、2021年度以前に頻出であった電力損失や凸面鏡に関する問題など、受験生が対策を疎かにしがちな分野から出題されており、得点しづらい内容でした。理想的な得点配分としては、大問1で8割、大問2で7割、大問3と4でそれぞれ5割を確保したいところです。 一次合格のための目標得点率は60%程度です。
化 学
2025年度からの形式変更はなく、大問4題の構成でした。出題レベルについては、大問2に一部解きづらい設問が含まれていたものの、全体としては標準的な内容が中心であり、2025年度よりも易化しました。そのため、化学については高得点での争いになると予想します。標準的な問題をいかに正確に処理できたかが合否を分けるでしょう。 一次合格のための目標得点率は80%程度です。
生 物
2025年度と比較して、出題レベルに大きな変化はありませんでした。知識を問う問題が増加し、論述・考察問題が減少したため、思考力があっても知識の欠如により解答できない設問が一部見受けられました。大問1・2は受験生が対策を後回しにしがちな「動物の行動」や「細胞の構造と細胞小器官」からの出題となり、分野に偏りなく学習を積み重ねてきたかどうかが得点を左右しました。大問3の「脊椎動物の神経系」は暗記事項が多いものの設問自体は標準的です。大問4の「遺伝子の発現」は取り組みやすく、確実に得点を重ねて全体を底上げしたい内容でした。 一次合格のための目標得点率は75%程度です。
総 評
2026年度の入試全体を振り返ると、英語、物理、生物は前年度の傾向を概ね維持、あるいは一部で難化したものの、数学および化学が前年度と比較して易化しました。全体としては「基礎から標準」レベルの事項をいかに正確に習得し、記述解答としてまとめ上げる力が備わっているかを問う出題でした。
合格ラインについて検討します。2025年度の一次合格最低点は267点でしたが、今年度は数学と化学の易化が全体の平均点を押し上げると予想します。また、志願者数が高止まりしている現状を考慮すると、合格ラインは前年度を上回る公算が大きいです。
全体としては275点前後が一つの目安になると予想します。
後期
2026年3月10日、大阪医科薬科大学の一般選抜後期入試が実施されました。2026年度も例年通り、他大学との試験日程の重複がないため、志願者数は2025年度と同程度になると予想します。
以下は過去3年間の一般選抜後期入試のデータです。
| 年度 | 志願者 | 受験者 | 一次合格 | 正規合格 | 合格最低点 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2023年度 | 920名 | 701名 | 34名 | 15名 | 240/400点 |
| 2024年度 | 954名 | 737名 | 21名 | 5名 | 272/400点 |
| 2025年度 | 920名 | 726名 | 31名 | 16名 | 286/400点 |
※合格最低点は正規合格者の得点
2026年度の出題内容について、各科目の分析結果を報告します。
英 語
近年の出題傾向の変化は続いていますが、後期試験については2026年度前期試験とほぼ同様の形式でした。減少傾向にある記述量についても同様で、前半2題の長文問題を合わせても和訳問題が2問のみであり、説明問題は含まれませんでした。大問3の英訳問題は従来通りの設問であり、得点差が生じやすい大問と言えます。前半2題の長文問題の和訳以外の設問は、空所補充、同義語選択、内容一致問題が中心ですが、ほぼ差がつかない基本問題で構成されていました。そのため、全体としては2025年度後期試験と比較して易化したと判断します。 一次合格のための目標得点率は75%程度です。
数 学
出題形式は、2024年度および2025年度と同様の記述式4題構成でした。2025年度後期試験と比較すると同程度の難しさですが、2026年度前期試験と比較するとやや難化しています。出題分野は数学IIIの微積分、空間座標、数列などで、ここ2~3年の頻出分野が踏襲されていました。作業量は全体的に控えめであり、解法の方針立案がどれだけ迅速かつ正確にできたかが得点を左右します。4題中2題を完答に近い水準まで仕上げ、残りの2題で部分点を着実に積み上げることが求められました。 一次合格のための目標得点率は70%程度です。
物 理
出題形式は例年の前期・後期試験と変わらず、記述式の大問4題構成でした。2025年度後期試験と比較してやや難化し、2026年度前期試験と比較するとやや易化しています。大問1の万有引力と大問2の弦の振動は、ほとんどの設問がやや易から標準レベルであり、ほぼ完答できる内容でした。一方、大問3の放射性崩壊の計算問題は手際の良い処理が求められる、やや難しい問題でした。大問4の小問集合は、2026年度前期試験に続き難しい問題の割合が多く、頻出の次元に関する問題も出題されており、対策の有無で差がつく内容となっていました。 一次合格のための目標得点率は75%程度です。
化 学
出題形式は例年通り大問4題構成でした。内容面では2025年度後期試験と同様に有機化学が2題出題されており、この分野の習熟度で得点差が生じる内容でした。2025年度後期試験と比較して易化し、2026年度前期試験と比較すると難化しています。極端に易しい問題や難解な問題がなく、標準レベルの設問が並んだことで、実力差が反映されやすい試験となりました。 一次合格のための目標得点率は75%程度です。
生 物
2026年度前期試験と比較すると、全体として取り組みやすい設問が多く、2025年度後期試験と比較しても明らかに易化したと言えます。大問1「心臓の発生と働き」、大問2「進化と系統分類」は得点源となる内容でした。大問3「代謝とプロテアソーム」、大問4「個体群・補足遺伝子」には、やや発展的な内容や細かな知識を要する設問も含まれていましたが、問題文を丁寧に読み、基本事項を正確に整理できれば十分に対応可能な範囲です。生物の学習を地道に積み重ねてきた受験生ほど得点に結びつきやすい良問であり、高得点での争いになったと予想します。 一次合格のための目標得点率は90%程度です。
総 評
2026年度の後期入試を総括すると、英語と数学は2025年度と比較してわずかに難化しました。理科については物理が難化したものの、理科全体としては2025年度よりも取り組みやすい内容であったと言えます。
4科目合計の得点率については、昨年度並みの水準が必要になると予想します。
昨年度の合格最低点や志願者数の推移、および各科目の分析結果を総合的に判断すると、一次試験の合格ラインは昨年並みの水準になるでしょう。
全体としては290点前後が一つの目安になると予想します。
全体統括・監修:髙橋 元(医学部進学予備校メビオ 校舎責任者)
各科目講評:メビオ各科主任講師
【2026年度】大阪医科薬科大学の各科目講評と全体統括(動画版)
3月10日に実施された2026年度大阪医科薬科大学後期入試の各科目講評と全体統括です。
2月10日に実施された2026年度大阪医科薬科大学前期入試の各科目講評と全体統括です。
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