【2026年】久留米大学医学部の解答速報・過去問解答

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【2026年度】
久留米大学医学部の各科目講評と全体統括

前期

2026年2月1日、久留米大学医学部の一般選抜前期試験が実施されました。2025年度の一般選抜前期の志願者数は1,493名と、2024年度と比較して増加しました。試験日程については、2025年度は日本医科大学、日本大学、東京女子医科大学と同日実施でしたが、2026年度は日本大学、東京女子医科大学、川崎医科大学と同日実施となりました。2026年度の志願者数は1,448名であり、2025年度と比較して微減しています。
以下は過去3年間の一般選抜前期試験のデータです。

年度 志願者 一次合格 正規合格 繰上合格 一次最低点 正規最低点
2023年度 1,279名 351名 130名 34名 226/400点 319/500点
2024年度 1,383名 356名 137名 27名 234/400点 323/500点
2025年度 1,493名 368名 136名 19名 非公表 252/400点

過去3年間の一次合格者数は130名から140名程度で推移しています。一方、繰り上げ合格者数は減少傾向にあります。2025年度より正規合格最低点の満点が400点に変更されており、配点比率に注意が必要です。以下に、2026年度入試の各科目講評と全体統括を記します。

英 語

大問数や形式に大きな変化はなく、出題レベルとしては2025年度並みでした。大問4の長文総合問題や大問5の長文内容一致問題は、テーマが明確で語彙レベルも標準的であり、参照箇所が見つけやすい構成でした。また、大問6については、英語での要約は平易な構文でまとめられる内容であり、2025年度より易化したと言えます。一方で、日本語での要約は文脈から意味を推測する必要がある語句が含まれていたため、2025年度よりやや出題レベルが上昇しました。一次合格のための目標得点率は70%程度です。

数 学

形式は例年通り大問5問の構成でした。ここ数年は出題レベルの高いセットが続いていましたが、2026年度はそれと比較しても問題の分量、出題内容ともに得点しにくい内容となりました。制限時間内にすべての問題を解き切ることは、ほぼ不可能と言えます。大問1の図形問題では、その内容に戸惑った受験生も多かったと言えます。大問2を確実に得点した上で、大問3と大問5で可能な限り加点したいところです。大問4の確率は難問ですが、(1)は正答が望まれます。全体として、前半の設問が解けなくても後半の設問が解ける箇所がいくつか見られたため、粘り強い対応が求められました。一次合格のための目標得点率は40%程度です。

物 理

大問3問の形式です。2026年度は2025年度よりも解答数が2つ増加して31問となり、記号選択が2問、描図問題が1問含まれていました。出題レベルは2025年度前期よりやや上昇しました。大問1は放物運動と運動量保存則に関する典型的な問題ですが、終盤の設問は計算が重く解きづらい内容でした。大問2は水面波の干渉に関する問題で、IとIIのそれぞれの最後は状況が把握しにくく、差がつくポイントとなりました。大問3の点電荷が作る電場・電位の問題は典型的であり、(11)までは完答したい内容です。ただし、(12)はやや発展的であり、ここで大きな差がつきました。計算の分量を考慮すると時間的な余裕はありません。一次合格のための目標得点率は65%程度です。

化 学

大問1が小問集合、その他に大問が3つという構成は2025年度と同様です。出題レベルの面では、2025年度よりもやや低下しました。大問2では、現行の学習指導要領で新たに導入された「反応の進みやすさとエントロピー」に関する出題があり、戸惑った受験生もいたと考えられます。しかし、大問1や大問4を中心に、全体としては基本的な設問で構成されていました。一次合格のための目標得点率は70%程度です。

生 物

全体として2025年度と比較して大幅に出題レベルが上昇し、専門的で詳細な知識を要求する設問が目立ちました。大問1は基本事項と発展内容が混在しており、基礎問題を確実に得点できたかどうかが合否を分けたと言えます。大問2は「すべて選べ」形式の設問が多く、論述内容も高校生物の範囲を超えていたため、多くの受験生が苦戦したと推察されます。大問3は標準的なテーマですが条件設定が曖昧であり、慎重に考えるほど判断に迷いやすい構成でした。大問4は典型題ではなく、着眼点の鋭さが問われました。全体として得点可能な設問が限られています。一次合格のための目標得点率は45%程度です。

総 評

2026年度の入試は、数学と生物の出題レベルが大幅に上昇した点が最大の特徴です。比較的取り組みやすかった英語と化学で確実に7割程度の得点を確保しつつ、難化した数学や生物において「得点すべき箇所」を冷静に見極めて拾い上げる力が、合否を分ける試験となりました。
志願者数が前年度と比較して微減したことに加え、数学や生物の著しい難化による全体的な平均点の低下を考慮すると、合格最低点は前年度を下回る見通しです。全体としては230点前後が一つの目安になると予想します。

後期

2026年3月8日、久留米大学医学部の一般選抜後期試験が実施されました。
以下は過去3年間の一般選抜後期試験のデータです。

年度 志願者 受験者 一次合格 正規合格 一次最低点 正規最低点
2023年度 609名 519名 48名 5名 252/400点 351/500点
2024年度 573名 498名 48名 5名 277/400点 371/500点
2025年度 643名 568名 47名 5名 非公表 非公表

2026年度の志願者数は545名と発表されています。試験翌日の3月9日に獨協医科大学の一般選抜後期試験が東京で実施されるため、九州から関東への移動を考慮して志願者が分散した結果、志願者数が減少したと分析します。
以下に、2026年度入試の各科目講評と全体統括を記します。

英 語

2025年度後期と比較して大きな出題傾向の変化はなく、過去問を通じて対策を講じてきた受験生にとっては、例年通りの出題レベルと感じられたと考えます。大問1の語彙問題は受験生にとって馴染みの薄い設問が多く、高得点は期待できません。その分、大問4や大問5の長文読解といった、確実に得点すべき箇所で失点を防ぐことが重要です。これらの長文問題は、受験生間での得点率の差が広がりにくいと予想します。一方で、練習量によって習熟度に差が出やすい大問3の長文中語句整序の成否は、合否に大きく影響するでしょう。 一次合格のための目標得点率は70%程度です。

数 学

2026年度前期と同様、2025年度の前後期試験と比較して問題の分量が増加し、難化したことで得点しにくい内容となりました。制限時間内にすべての問題を解き切ることは極めて困難と言えます。今回のセットでは、大問2を確実に完答し、大問1、3、5でいかに効率よく部分点を積み上げられるかが鍵となります。大問4の確率は非常に難解であり、この設問で得点できなくても合否への影響は限定的です。 一次合格のための目標得点率は40%程度です。

物 理

2025年度後期よりも難化しましたが、2026年度前期よりは易化しました。出題形式に大きな変化は見られなかったものの、今回は大問2で久々に数値計算の問題が出題されました。この数値計算は計算量が多く、かなりの時間を要する内容でしたが、一方で大問1と大問3は標準的な問題でした。これらの標準問題を優先的に処理し、大問2を後回しにできたかどうかで、得点率に大きな差が生じたと考えます。 一次合格のための目標得点率は75%程度です。

化 学

2025年度と同様、小問集合からなる大問1を含む計4題構成という形式に変更はありませんでしたが、出題内容はやや易化しました。有機化学の設問に一部、受験生にとって馴染みの薄い知識問題が出題されたほか、大問3や大問4の説明問題を明瞭に過不足なく記述できたかどうかで差がつくと予想します。 一次合格のための目標得点率は85%程度です。

生 物

2025年度前期試験と比較して、全体的に取り組みやすい内容となりました。大問1は「細胞周期」に関する典型的な問題であり、類題の演習経験があれば円滑に解答できたはずです。大問2も「窒素排出物と遺伝子発現」に関する基本的な出題で、高得点、あるいは満点が狙える内容でした。大問3の「循環系」は頻出テーマですが、設問の意図が把握しづらく、用語の選択や解答の絞り込みに悩んだ受験生も多かったと推察します。大問4の「発生」は実験内容を正確に読み取ることができれば十分に得点可能です。大問3は差がつきにくい一方で、大問1、2、4は学習量が素直に得点へと結びつき、努力の差が反映されやすい問題構成でした。 一次合格のための目標得点率は80〜85%程度です。

総 評

2026年度の後期試験を総括すると、数学が大幅に難化したことが最大の特徴です。数学については受験生全体が苦戦しており、得点差がつきにくい内容でした。勝負の分かれ目は、例年並みの難易度であった英語および理科において、いかに高得点を確保できたかにあると言えます。
合格ラインについては、志願者数の減少は見られるものの、数学の難化による平均点への影響を考慮する必要があります。2024年度の最低点よりも下がることが予想されます。
全体としては260点前後が一つの目安になると予想します。

全体統括・監修:髙橋 元(医学部進学予備校メビオ 校舎責任者)
各科目講評:メビオ各科主任講師

【大学別】 解答速報・過去問一覧

【2025年度】久留米大学医学部の各科目講評と全体統括

前期

久留米大学医学部 前期入試データ

年度 志願者数 1次合格者数 最終合格者数 繰上げ合格者数 合格最低点 入試科目 配点
2023 1,071 250 60 若干名 - 英、数、理(2)、面接 英100、数100、理200、面接-
2024 1,038 250 60 若干名 - 英、数、理(2)、面接 英100、数100、理200、面接-
2025 918 250 60 若干名 - 英、数、理(2)、面接 英150、数150、理200、面接-

総括

志願者数: 2025年度の志願者数は918名であり、過去2年間と比較して減少しています。2023年度からは153名、2024年度からは120名減少しています。 1次合格者数: 過去3年間とも250名で変化はありません。 最終合格者数: 過去3年間とも60名で変化はありません。 繰り上げ合格者数: 過去3年間とも「若干名」とのみ公表されており、具体的な人数は不明です。 合格最低点: 非公表のため、比較できません。 入試科目・配点: 過去3年間で入試科目と配点に変更はありません。

まとめ

久留米大学医学部前期2025年度入試においては、志願者数が減少傾向にあります。一方で、1次合格者数と最終合格者数は過去3年間で一定数を維持しており、選抜の規模に大きな変動はなかったと考えられます。合格最低点が非公表であるため、難易度の変化を断定することはできませんが、志願者数の減少は競争率の緩和に寄与した可能性があります。 より詳細な分析や最新の情報については、必ず久留米大学の公式ウェブサイトをご確認ください。

英語

2025年度は大問1,3,5で若干易化しました。これにより全体を時間内にしっかり目を通し余裕をもって解答することができた受験生が多いでしょう。大問3の長文中語句整序問題では「ベートーヴェンの遺髪調査から分かる音楽的才能に対する遺伝的影響の有無」に関する英文が出題され、2024年度の近畿大学過去問を解いていた受験生にとっては聞いたことのある話、と感じられたでしょう。大問5の長文問題では「睡眠剥奪による利他的行動の減少」に関する英文が出題されました。2024年度と同様に長文化の傾向にありますが,語彙レベルはさほど高くはないので読みやすいでしょう。設問も解きやすく工夫されています。全体としての目標得点率は70%です。

数学

2025年度は2024年度前期よりも分量も増え、難化しました。完答するべき問題も大問2くらいで、他の大問はいずれも一部難しい部分を含む形となりました。共通テストを連想させる対話文での出題もあったりと以前の入試に比べてここ数年得点しづらいようになってきています。出題分野としては数Ⅱ微積、数Ⅲ積分、空間ベクトル、場合の数と数列と頻出単元からしっかり出題されました。目標得点率は45%です。

物理

2025年度は2024年度前期よりも易化しました。大問は3題で、円すい内面上の円運動、熱気球、電池の内部抵抗と起電力が出題されました。いずれも典型的な問題が中心で、特に大問3は基本的な直流回路の計算問題のため、高得点を狙いやすかったです。全体的に解きやすい問題が多かったですが、大問1・2の終盤にやや難しい設問があったため時間はかなり厳しかったでしょう。目標得点率は75%です。

生物

大問数は例年通りで4題でした。出題分野はRT-PCR法、眼、心臓、光合成生物の進化です。2024年度前期に比べて全体的な難易度は高く、論述量も総文字数が230字と大幅に増加しました。大問1・4は大きな差はつきにくい問題でしたので、得点しやすい大問2・3でいかに取りこぼしがなかったかが重要でしょう。目標得点率は70%です。

後期

現時点では、久留米大学医学部後期2025年入試の公式な合格者数、繰り上げ合格者数、合格最低点は大学から発表されていません。 しかし、現時点で把握できる過去のデータと、一部予備校の分析に基づいて総括を行います。

久留米大学医学部 後期入試データ

年度 志願者数 1次合格者数 最終合格者数 繰上げ合格者数 合格最低点 入試科目 配点
2022 558 46 5 非公表 367 英、数、理(2)、小論文、面接 400(1次)+100(2次)
2023 519 48 5 非公表 351 英、数、理(2)、小論文、面接 400(1次)+100(2次)
2024 498 48 5 非公表 371 英、数、理(2)、小論文、面接 400(1次)+100(2次)
2025 - - 約5名 少数? - 英、数、理(2)、小論文、面接 400(1次)+100(2次)

総括

久留米大学医学部の後期入試については、過去3年間の志願者数、1次合格者数、繰り上げ合格者数、合格最低点、入試科目、配点に関する公式なデータが公表されていません。 したがって、2025年度入試の総括を過去のデータに基づいて行うことは困難です。 一般的に、後期入試は前期入試と比較して募集人数が少なく、難易度が高くなる傾向があります。しかし、久留米大学医学部後期入試の詳細については、大学の公式発表をご確認いただく必要があります。 最新の情報や詳細については、必ず久留米大学の公式ウェブサイトの入試情報を確認してください。

英語

2025年度後期は難易度、形式、内容、いずれも2024年度と大きな変化はありません。大問3の長文中語句整序問題では「サッカー選手のパフォーマンス向上のための指示」に関する英文が取り上げられました。各パーツの文法上のつながりを意識して,落ち着いて取り組むことで正解できます。分量が増加気味にある大問5の長文問題では「水泳選手エセル・『サニー』・ラウリーの人生」に関する英文が取り上げられました。知らない人物についての話ではありますが、内容は追いやすく,概ね判断に迷わない設問が用意されていました。ただ一部難しい単語・表現が含まれる設問もあり,消去法が必要となりました。最後の大問では、例年通り、センター試験大問2Cと同形式の文法問題が出題されています。見慣れない表現を含む設問もありますが,丁寧に前後から文構造を意識して文法知識を運用すれば正解できるでしょう。目標得点率は70%です。

数学

ここ数年、同じ年度の前期よりは後期は易しくなる傾向がありましたが、2025年度後期は前期同様にかなり難易度の高いセットでした。計算が重かったり題意がつかみにくい問題が含まれるため、高得点をとるのは難しいでしょう。大問2を完答し、それ以外の大問で部分点をかき集めたいところです。目標は 55%。

物理

2025年度後期は昨年度後期に比べて易化しました。大問は3題で、等速円運動、ホイヘンスの原理と光の干渉、交流回路が出題されました。大問1・2は標準的な問題が中心で、最後の1~2問の設問がやや難しくなっていました。大問3の交流回路は差がつきやい問題でした。全般的に用語や知識問題が例年より多めでした。後期試験であることを考慮すると、各大問でのミスを1~2問程度に抑える必要があり、目標得点率は85%です

生物

大問数は例年通りで4題でした。出題分野はABCモデル、菌類と呼吸・発酵、腎臓、恒常性です。2024年度後期に比べて難化しました。大問2の菌類と呼吸・発酵は多くの受験生にとって馴染みのない知識が問われており、大きな差はつきにくい問題でしたので、その他の大問でうまく得点を稼ぐことができたかどうかが重要でしょう。とくに、大問1の問3の遺伝に関する設問を解ききれたかどうか、大問3の問3・4の論述をうまくまとめることができたかで差がついたと思われます。目標得点率は75%です。

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