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小論文・面接

与えられた問題を「自分の問題」ってどこまで本気で思えるだろう? 

その「本気度」を、ちゃんと読んでわかってもらえる文章にする――それが医学部の小論文です。

小論文に関しては受験生の多くが、次の二つのタイプにわかれます。

  1. 何か適当に書いときゃいいんじゃない?何とかなるよ、何とか。
  2. だめ、全然書けません。白紙でも受かるでしょうか?

うーん。1も2も困ったものです。受験する大学にもよりますが、そう適当にいくものではありません。もちろん、白紙では受かりません。

文章を書くというのは意外なほど生の「人間」が出るもの。与えられた問題について、一度でも本気で考えたことがあるかどうか?——それが君たちの書いた文章にあらわれます。ここでいう「本気」というのは、「自分に関係がある」という意味。医療問題や社会問題をどれだけ身近な問題としてとらえられるかが問われているのです。だとしたら、これは一度しっかり考えておかねば。

小論文の試験は、多くの大学で、二次試験の試験科目になっています。だからまずは一次試験に通らなくちゃと、小論文の対策はついつい後回しになりがちなもの。でも待って。いざ小論文が必要になるときには、合格はもう目の前。ここまできて小論文だけ準備不足なんてもったいなさすぎる!そんなことのないように、メビオでは前期・夏期・後期・冬期と季節ごとに練習を重ねたうえで、さらに各大学の一次試験に通るごとに、それぞれの大学に合わせた二次試験対策をします。だから意気揚々、準備万端で二次試験に臨めます。

さて、では具体編。現在の小論文の頻出テーマは、おおまかに分けて次のふたつ。

  1. 超高齢社会における医療
  2. 理想の医師像 
  1. に関しては、用語集を使って勉強します。まずは世の中の現状を知らないと。そして典型題については、実際に君たちに書いてもらいます。すると、真っ赤になるまで添削された答案が返却される。そこでちゃんと反省してください。場合によっては再提出。書き直しによって腕が磨かれます。
  2. については、まだそんな先のことわからないよって思う人もいるかもしれない。でも、「理想の医師像」について考えることで、自分を見つめる機会にしてほしい。いま医学部が切実に求めているのは、はっきりとした将来のビジョンを持っている学生だからです。

さあ、君もがんばろう!!

「コミュニケーション力」って言うのは簡単。でも面接でみる「コミュニケーション力」って何だろう?

それは、本当のことを他者の共感が得られるように話せる力です。

よくある質問。

「先生、面接のときには、髪、染めなきゃいけないんですか?黒くしないと」

ふつうは、そうです。

「やっぱ、スーツ? 高校生の時は制服でで楽だったのに。ネクタイかあ。俺、結び方、知らないんですよ」

結び方を覚えて、ひとつ大人になりましょう。どうしても、というときは結んであげます。

「先生、スーツ用の靴、新幹線の中に忘れちゃいました!どうしたらいいですか?!」

そりゃ、買いに行くんですよ、いますぐ!

確かに、面接試験を受けるのは嫌だなあ、面倒だなあと感じる。でもね、大学側のほうが、もっと面倒なんですよ。めちゃくちゃ忙しい先生たちが、大勢、長時間拘束されるんですから。それなら、なぜわざわざそんな試験が日本中で実施され、しかもますます重視される傾向にあるのか。それは、面接が大学側にとって、直接受験生に接触できる唯一の場だからです。ちゃんと見て、将来、医療の現場で共に働くのにふさわしいひとなのかを判断したい。

大学側が見ているポイントは大きくふたつ。

  1. ひとの話がきちんと聞けるか
  2. ひとにわかりやすく話せるか
  1. は、将来医師として「患者さんの訴えに真摯に向き合えるか」ということ、
  2. は、「患者さんが理解できる言葉で説明できるか」ということの言い換えだと思ってよいでしょう。

これらが「コミュニケーション力」という言葉で表現されているのです。髪の色やスーツが、一義的な問題なのではない。ではどう準備するか。メビオではまず、夏期講習で面接の基本的態度を学習します。秋からは、それを元に様々な質問(変化球的な、あるいは、いわゆる「圧迫」も含めて)への対応力を磨きます。冬期講習は仕上げの段階。ディスカッションの練習も。そして、いよいよ一次試験に合格したら、あとは大学ごとの二次試験対策。前年度までの蓄積をフル活用します。

私たちは、面接対策で受験生を「型」にはめようとは思っていません。テクニカルタームを覚えたり、過剰なアピール作戦を練ることにはあまり意味はない。できるだけ具体的に、身近なところで、本当のことを他者の共感が得られるように話せる——そんな力を身につけてくれたらと思っています。だから、合格祝賀会で「あの面接練習は楽しかった」とか言われたりすると、私たちは、ちょっと嬉しい。