【2025年】兵庫医科大学の解答速報・過去問解答
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【2025年度】兵庫医科大学の各科目講評と全体統括
兵庫医科大学医学部 一般入試データ
年度 | 志願者数 | 1次合格者数 | 最終合格者数 | 繰上げ合格者数 | 合格最低点 | 入試科目 | 配点 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
2023 | 2,058 | 500 | 110 | 多数 | - | 英、数、理(2)、小論文、面接 | 英100、数100、理200、小論文・面接- |
2024 | 2,037 | 500 | 110 | 多数 | - | 英、数、理(2)、小論文、面接 | 英100、数100、理200、小論文・面接- |
2025 | 1,799 | 500 | 110 | 多数 | - | 英、数、理(2)、小論文、面接 | 英150、数150、理200、小論文・面接- |
統括
志願者数: 2025年度の志願者数は1,799名であり、過去2年間と比較して減少しています。2023年度からは259名、2024年度からは238名減少しています。 1次合格者数: 過去3年間とも500名で変化はありません。 最終合格者数: 過去3年間とも110名で変化はありません。 繰り上げ合格者数: 過去3年間とも「多数」としか公表されておらず、具体的な人数は不明です。 合格最低点: 非公表のため、比較できません。 入試科目・配点: 過去3年間で入試科目と配点に変更はありません。
まとめ
兵庫医科大学医学部2025年度入試においては、志願者数が減少する傾向が見られました。一方で、1次合格者数と最終合格者数は過去3年間で一定数を維持しており、選抜の規模に大きな変動はなかったと考えられます。合格最低点が非公表であるため、難易度の変化を断定することはできませんが、志願者数の減少は競争率の緩和に寄与した可能性があります。 より詳細な分析や最新の情報については、必ず兵庫医科大学の公式ウェブサイトをご確認ください。
英語
大問数は昨年度と変わりませんが、設問には若干の変化が見られました。全体としてはやや分量が増加し、記述量も増加しているのでやや難化といえます。記述問題でどれだけ解答の質を保てるかで大きな差が出るでしょう。目標得点率は65%です。
数学
2025年度の小問は例年通り、5つの設問からなっており標準レベルの難易度でした。なるべく高得点をとりたいところです。また大問については、ここ数年は取りやすい難易度の問題の割合が増えていましたが、2025年度は複素数の難度がやや高いです。また、例年であれば頻出の微積分の出題がありませんでした。目標は60%です。
物理
2025年度は昨年度と同じく大問5題の構成で、難易度も同程度でした。斜面上の円錐振り子、導体と半導体の抵抗率、熱サイクル、光の屈折、原子核反応など幅広い分野からの出題でした。特に大問3~5の後半は難易度が高く、差がつきやすい部分でした。問題数が多く、時間配分が重要で、大問2~5の前半をどれだけ素早く解き、後半に時間を残せるかが鍵となりました。作業量が多いため、目標得点率は昨年度と同じく60%です。
生物
出題形式は大問数が5題、小問集合も20題と例年通りでしたが、2024年度に引き続き易化しました。目標は70%です。とくに、問1の小問集合はかなり易しくなっているので、高得点を狙いたいところです。また、論述問題のボリュームがかなり減っています。2024年度は字数指定のある設問だけで405字、字数指定のない設問も合わせると、600字を超える分量でした(60分の小論文1本に相当する分量)が、2025年度は指定字数のある設問だけで220字、指定字数のない設問をあわせても320字程度で、約半分に減っています。さらに、目立って取り組みにくい大問がなく、全体として易化したため、どれだけうまく時間を使えたかで差がついたでしょう。 とはいえ、こうした傾向が続くかどうかはまだわからないので、これまでのように膨大な論述問題が出題されたときに備えて、精度を少々犠牲にしてでも手早く処理できるようにしておく練習は対策として必要でしょう。分野としては「生物の体内環境」「遺伝情報の発現」からの出題が多いため、しっかりと演習を積んでおきましょう。
【2025年度】兵庫医科大学の各科目講評と全体統括(動画版)
1月29日に実施された2025年度兵庫医科大学の各科目講評と全体統括です。