【2025年】福岡大学医学部の解答速報・過去問解答
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【2025年度】福岡大学医学部の各科目講評と全体統括
福岡大学医学部 一般選抜(系統別日程)入試データ
年度 | 志願者数 | 1次合格者数 | 最終合格者数 | 繰上げ合格者数 | 合格最低点 | 入試科目 | 配点 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
2023 | 1,920 | 453 | 131 | 14 | 269/400 | 英、数、理(2)、小論文、面接 | 英100、数100、理200、小論文・面接50(2次) |
2024 | 1,905 | - | 145 | - | 269/400 | 英、数、理(2)、小論文、面接 | 英100、数100、理200、小論文・面接50(2次) |
2025 | - | - | - | - | - | 英、数、理(2)、小論文、面接 | 英150、数150、理200、小論文・面接50(2次) |
総括
志願者数: 2023年度は1,920名、2024年度は1,905名と、ほぼ横ばいで推移していました。2025年度の志願者数については、現時点では公式なデータが見当たりません。 1次合格者数: 2023年度は453名でしたが、2024年度以降のデータは公表されていません。 最終合格者数: 2023年度は131名、2024年度は145名でした。 繰り上げ合格者数: 2023年度は14名でしたが、2024年度以降のデータは公表されていません。 合格最低点: 2023年度と2024年度はともに400点満点中269点でした。 入試科目・配点: 過去2年間で入試科目と配点の変更はありません。1次試験で英、数、理(2科目)が課され、2次試験で小論文と面接が評価されます。
まとめ
福岡大学医学部一般選抜(系統別日程)の過去2年間のデータを見ると、志願者数、最終合格者数、合格最低点は比較的安定していました。2025年度のデータはまだ一部不明な点がありますが、入試科目と配点については大きな変更はないと推測されます。 より詳細な分析や最新の情報については、必ず福岡大学の公式ウェブサイトの入試情報を確認してください。
英語
大問1の和訳問題では「rationality という語の意味」に関する英文が出題されました。アメリカの認知心理学者 Steven Pinker による文章の抜粋で例年に比べるとテーマが抽象的でした。ただ下線部自体は仮定法や関係詞という基本的な表現が用いられた文で、構造そのものを正しく捉えることは比較的容易でしょう。解答する際に気を付けるべきは,節の修飾関係を正しく訳に反映することと,rational や justified といった単語を文脈に沿うよう訳出することです。大問2の長文問題では「イギリスで需要が高まる共同生活空間」についての英文が出題されました。内容はわかり易く,各選択肢の該当箇所も特定しやすいので比較的解き易いと言えるでしょう。大問3の文法問題は、2024年度と同様に「適していない」選択肢を選ぶ形式でしたので、正答率は高くないと予想されますが、例年よりは取り組み易い面もありました。最後の大問である語句整序問題では “Attached is ~” という慣用表現が出題されており、見たことがない受験生にとっては難しかったでしょう。目標得点率は70%です。
数学
2025年度は2024年度前期よりも易化しました。大問1,大問2の小問集合は一部解きにくい問題があるものの,全体的に取り組みやすい問題が増えたと思います。手際の良さで差がつく問題が多かったです。また,大問3は例年数学IIIの微積分ですが,頻出だった指数関数・対数関数からの出題ではなく三角関数からの出題となりました。目標得点率は45%です。
物理
2025年度の難易度は昨年度と同程度でした。大問は3題で、ドップラー効果、電磁誘導、放物運動と衝突に関する問題が出題されました。大問1・2は典型的な問題で、確実に得点したい内容でした。大問3は斜面との衝突を扱う問題で、座標系の使い分けがポイントとなりました。最後の計算量がやや多かったものの、時間に余裕のある受験者も多かったと考えられます。目標得点率は80%です。
生物
大問数は例年大問5題が出題されますが、2025年度は4題でした。しかしながら総回答数はほぼ同じであり、分量に大きな差はありませんでした。出題分野は酵素、オペロン、三毛猫の遺伝、光合成です。大問3の三毛猫の遺伝は類題を解いた経験があれば楽に解答できたと思いますが、類題を解いた経験がなくてもリード文をきちんと読解できれば正解にたどり着けたと思います。2024年度前期に比べて全体的な難易度に差はなく、できるだけ取りこぼしを防いで高得点を狙う必要があったでしょう。目標得点率は80%です。
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