涙の日々を越えてつかんだ第一志望合格
医学部受験・合格体験記
私は4月の前期授業からメビオの授業を受け始めました。今年の私の目標は、ミスをなくすことでした。現役生の頃は、ミスをしても「これはミスだから、実力で間違えたわけではない」と自分に言い聞かせていました。その結果、一次合格をいただいた学校はありましたが、二次試験では不合格に終わりました。
そこで、この一年間、ミスを減らすために心がけたのは、模試だけでなくすべてのテストや解いた問題の直しを徹底し、自分のミスを分析することでした。それでも最初のころは、試験でミスがなかなか減らず、周りのクラスメイトは自分とは比べものにならないほど優秀に見え、落ち込んで授業中に泣いてしまったこともありました。しかし、メビオの先生方は励ましてくださり、何度もミスを減らすためのさまざまな方法を教えてくださいました。
そのおかげで、第一志望の関西医科大学の推薦入試では一次試験で不合格だったものの、近畿大学の推薦入試ではほとんどミスをすることなく、初めて正規合格をいただくことができました。
推薦入試が終わった後は、自分にとって難しい学校の入試ばかりが続き、過去問を解くと焦りでミスが増えたり、苦手科目の生物では知識の整理が不十分なことに落ち込んだりもしました。なかなか結果が出ず、不安な気持ちに押しつぶされそうになり、講師室で何度も泣いたこともあります。
それでも、メビオの先生方は、志望校を考慮しながら「できるようになったほうがよい問題」を選んでくださり、できるようになったことはしっかりと褒めてくださいました。
一般の前期試験では、自分でも英語と数学に手応えを感じた関西医科大学で一次試験の合格をいただいたのみでした。しかし、後期試験が終わって数日後、関西医科大学から前期試験の繰り上げ合格の知らせを受けることができました。
この一年間、周囲の人たちから「推薦は受からない」「関西医科大学は難しい」と言われ続けてきましたが、それでも諦めずに勉強を続けたことで、一度は叶わなくても、二度目に成功することがあるのだと身をもって経験しました。
私が諦めずに頑張れたのは、常に必死で理解させようと指導してくださったり、楽しく勉強させようとしてくださったメビオの先生方、親身にコミュニケーションをとってくださるスタッフの方々、クラスで切磋琢磨した友人たち、そしてメビオに通うことを勧めてくれた家族のおかげです。心から感謝しています。本当にありがとうございました。