川崎医科大学ってどんな大学？

川崎医科大学は中国地方の医療拠点の一つとして、瀬戸内海側から日本海側まで広い地域をカバーしています。ドクターヘリを備え、地域医療のまさに中核としての役割を果たしています。

カリキュラムの特徴として、1年生の10月頃に人体解剖実習、5年生で臨床解剖実習があることです。解剖実習が2回ある医大は珍しいようです！

また、学年をまたいで小グループに分かれた上で担当教員が付き、進級から国家試験までしっかりサポートしてくれるとのことです。

さらに国際的な取り組みとして、オックスフォード大学やビクトリア大学などの海外有名大学との交流があり、留学する制度も今後確立していきたいとのことでした。

説明会のダイジェスト

【2022年度入試日程】

入試日程は昨年度からとくに大きな変更はありません。

●一般入試日程
1次：2022/1/23(日)
2次：2022/1/31(月)，2/1(火)，2/2(水)

※2次試験日程について
他大学の入試日程と重複しないように調整してくださいとのことです。
「出願を早くすると1/31、遅くすると2/2になる」という風にお考えください。

【2021年度入試結果】

●合格最低点
昨年度(2021年度)一般選抜の1次合格最低点は、229.8点/350点（65.7％）でした。
1次試験は例年60〜70％程度の得点率がボーダーラインとなっておりますが、2次試験の合格最低点はもっと高くなります。
『ケアレスミスをしないこと、苦手科目を作らないこと、を意識して勉強してください！』と熱く強調しておられました。

●受験者数
2021年度 一般入試の受験者数：1393名
コロナ、及び少子化の状況下でも、ここ3年で受験者数が増加しており、大変ありがたいとおっしゃっていました。

【地域枠について】

岡山県、静岡県、長崎県とも出身県を問わないので、どちらの出身の方でも受験可能です。

●岡山県地域枠
先輩が川崎医科大学に通っている、など、何かしら岡山に縁があることを確認できれば問題ないとのことでした。

●長崎県地域枠
本年度(2022年度)の定員は6名に増員となり、ただ今認可申請中です。

※静岡県枠と長崎県枠については、これまで通り「川崎医科大学長あての確約書」とあわせて、「各県知事あての同意書」が必要になりました。地域枠入学についての手続きがより厳格になっています。

【西松教授よりアドバイス】

西松先生は繰り返して、
・厳しい医学部入試を突破するには、1点でも多く学科試験で得点を取ること
・そのためには、ケアレスミスをなくす事（マークずらしなども含めて）
・得意科目と不得意科目の差をなくすこと
この3点を強調しておられました。

『今苦労していることは決して無駄にはならない。特に浪人している人も、卑下することなく合格を信じて頑張ってください。そうすれば苦労した経験が、医師としての基礎となってくれます』と、当初1時間の説明会の予定を30分以上も延長して説明と質疑応答にお答えいただきました。

少しでも興味のある大学は説明会に参加しましょう！

今回参加してくれたメビオ生の皆さんにとって、大変素晴らしい時間になったことでしょう。受験生の皆さんも、このような貴重な機会を逃さず、ご興味のある大学説明会のときには、ぜひ積極的にご参加ください。

9月11日(土)・18(土)より、2022年度入試対策講座『医学部推薦本科』を開講しております！

一般選抜より実質倍率がかなり低く、いわゆる「広き門」から入ることができる学校推薦型選抜試験。
しかし、推薦型選抜の情報はあまり出回っておらず、各大学ごとに条件も異なり、情報が複雑で試験対策が立てにくいのも実情。
これまでの過去問データや、実際に受験した生徒からのヒアリング情報を長年蓄積・研究してきたメビオだからこそできる、『推薦本科コース』で推薦型選抜入試を徹底攻略しましょう！