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関西医科大学入試説明会を行いました

関西医科大学入試説明会を行いました

入試

メビオ行事

2020/10/17(土)

10月16日(金)、関西医科大学入試センター長の中川淳教授にお越しいただき、入試説明会を行いました。

関西医科大学は、メビオから京阪電車で20分の枚方にキャンパスがあります。また、京阪沿線に関連施設が集まっており、京阪沿線は健康沿線®です。(※健康沿線®は関西医科大学の登録商標です)


キャンパスは、先輩医師と席をご一緒できる学生食堂や、充実したシュミレーションセンターなどの設備がととのっています。ただ今年の1年生はコロナの影響で施設を十分に使えなかったり、本来あるはずのイベントが中止になったりして気の毒です、とのことでした。

2021年度入試では、学校推薦型選抜試験(いわゆる推薦入試)が大きく変わっているとのお話でした。

 

新しくできたのが、

・地域枠学校推薦型選抜試験(定員15、専願)

・一般枠学校推薦型選抜試験(定員10、併願)

・大学入学共通テスト利用選抜試験(前期)(定員10)

・大学入学共通テスト利用選抜試験(後期)(定員10)

 

とのことです。

 

地域枠、一般枠の2つについては、特色枠と合わせて一般入試前期の定員からとりだして作った入試で、チャンスが2回あると考えてほしいとおっしゃっていました。

 

また、お話の中で地域枠については敬遠される傾向があるが、静岡県や新潟県は進みたい診療科にすすめる可能性が高くフォロー体制も十分で、また、特別枠についても縛りがあるため敬遠する人はいるようだが優先的に大阪の関西医科の病院で研修を受けることができるためどちらも魅力的だと思うのですが、とのことでした。

 

また、大学入試共通テスト利用については、前期は現代文と社会が課されるため受験者が減少するのではないか、後期はそのどちらもないため、理系の生徒さんをぜひ獲得したい、とのことです。

 

そして、一般入試では、前期の定員が87名から55名に減っているように見えるが、上でも出てきたように学校推薦型選抜の方に定員が出されているだけで、合計の定員は変わっておらず、逆に受験のチャンスが増えていると思います、とのことです。また、後期試験についても、大変重視しているとのことで、特に最後まで勉強を頑張って学力を伸ばされている生徒さんが入学してくれることで、入学までその学力が落ちにくいのも特徴とおっしゃっており、決して後期試験も諦めることなく、自分の力を信じて受験してほしいとのことでした。

 

また、面接においては、建学の精神を言えるようにしてほしいということと、

アドミッション・ポリシーを聞いてみようという試みもしているとのことで、二次試験に進んだ際には、面接試験の前に建学の精神およびアドミッション・ポリシーに是非目を通しておいてほしいとのことです。

 

(参考)

・建学の精神

「慈仁心鏡」

 

・アドミッション・ポリシー

高い倫理性と豊かな人間性を有する人
医学・医療の進歩に貢献しようとする熱意を有する人
医師に必要な使命感、協調性を備えた高いコミュニケーション能力を有する人
課題を発掘する好奇心や探究心を有する人
自己啓発・自己学習を継続する意欲を有する人

 

また、今年はコロナの影響で試験会場の席間を広く取らないと行けない関係で、特に東京会場で受験を考えている人は、早めの出願を考えてほしいとのことでした。地方会場の定員を超えた場合は大阪の会場になります、とのことです。

 

受験を考えられている方は参考にしてみてください。
今回も改めて思いますが、入試説明会は、その大学の方から生の声、そしてパンフレットやHPでは得られない情報を教えてもらえたり、よりリアルタイムの情報を得られる素晴らしい機会です。受験の可能性が少しでもある大学については、積極的に参加してほしいと思います。