佐賀大学
佐賀大学医学部の特徴
佐賀大学医学部の前身は、1976年開学した佐賀医科大学で、1981年に佐賀医科大学付属病院が開院しています。2003年10月に佐賀医科大学と佐賀大学が統合され、佐賀大学医学部となりました。
佐賀大学医学部は「良き医療人の養成」を基本理念とし、教育・研究・診療の3つの使命を一体として推進しています。佐賀県は東アジアに近いという利点を活かし、アジアを中心とした国際的な医療に対応できるような幅広い視野を持つ医療人を育成することを目標としています。
| キャンパス所在地 | 佐賀県佐賀市鍋島五丁目1番1号 |
| URL | https://www.med.saga-u.ac.jp/ |
| 6年間の学費 | 349万6,800円 |
| 医師国家試験合格率(2025年度新卒・既卒含めた実績) | 97.1% |
学習効果をさらに高めるカリキュラム
佐賀大学医学部は1976年の開学当時、先進的な医学教育カリキュラムを推進する教育先導大学としての立場でした。その精神は現在も引き継がれており、2002年には臨床推論を重視するハワイ大学のPBL教育(問題解決型学習)を3・4年次の臨床医学教育に全面的に取り入れています。
PBL教育は、学生を7~8人程度で1つのグループに分けて、ディスカッションを行うことで自らが問題点を見つけ、解決していく方法です。そこにさらにTBL(チーム基盤型学習法)を取り入れることで、学生を主体とした自己学習能力を高める工夫が行われています。TBLは2003年頃から米国などで医学部教育に取り入れられており、グループで協働して互いに教え合う能力を鍛えることが期待できます。
感染症医療人材育成事業
佐賀大学医学部は「文部科学省 感染症医療人材養成事業(令和2年度第3次補正)」に選定されました。新型コロナウイルスへの対応を踏まえて、感染症の診断や感染症の特色に合わせた対処法など、より専門的な教育や実習を行い、高度な知識を身に付けた医療人を育成することを目標としています。
具体的には、シミュレーターを活用した診療技術のトレーニングや講演会の企画、佐賀県内の医療機関が感染症医療について情報共有できるネットワークの構築などです。e-ラーニング講座を開設し、感染症の基礎知識、専門家による最新情報、佐賀県内の感染対策の活動などのコンテンツを佐賀県内の医療従事者が無料で提供しています。
奨学金情報
佐賀大学医学部に通う学生が受けられる奨学金や給付金は以下のものがあります。
- 日本学生支援機構奨学金(給付・貸与)
- 民間・地方公共団体などの奨学金
- かささぎ奨学金
佐賀大学への入学時に成績優秀者であることを条件として奨学生に採用されます。在学中も一定の条件を満たすと給付が継続され、返還する必要がない佐賀大学独自の給付型奨学金です。
- 学生等の学びを継続するための緊急給付金
新型コロナウイルスの感染拡大で経済的に困窮し、大学での学びが困難な学生等に対して現金10万円が支給される制度です。
◎2026/10/21(水)時点でのデータ
基本データ
| ホームページ | https://www.saga-u.ac.jp/ |
|---|---|
| 学部所在地 | 〒849-8501 佐賀市鍋島5-1-1 |
| 学生数 | 636名 ※2026/05/01現在 |
| 医学部アドミッションポリシー | 【教育目的と入学後の学習に必要な能力や適性等】革新の系譜を継ぎ,医学・医療の未来を拓く。佐賀大学医学部医学科は,日本の医療の近代化をリードした佐賀藩,医学教育の刷新の旗手であった佐賀医科大学の革新の精神を継承し,多様化する社会の要請に応える優れた医療人と研究者を育成することによって,医療の質向上と医学の発展を先導することを目指しています。そのために,以下に示すような資質を持つ学生を求めています。 ① 医療や研究を通じて社会に貢献し,医学の発展に寄与する志 ② 病む人に寄り添い,傾聴し共感する姿勢 ③ 倫理観と責任感を基盤とした論理的な判断力と行動力 ④ 専門分野の学修に不可欠な幅広い基礎学力 ⑤ 主体的かつ協働的に学びを深める姿勢 ⑥ 自らの考えを的確に表現し,助言や批判を柔軟に受け入れる姿勢 ⑦ 医療や研究の国際的な動向を踏まえて学びを更新し続ける姿勢 |
一般入学試験(前期)
募集人数・受験料・出願期間
| 募集人数 | 51名 |
|---|---|
| 受験料 | 17,000円 |
| 出願期間 | 2027/01/25(月)~2027/02/03(水)※インターネット事前登録は2027/01/18(月)開始 |
入試日程
| 大学入学共通テスト | 2027/01/16(土)・17(日) |
|---|---|
| 一次発表 | |
| 個別試験 | 2027/02/25(木)・02/26(金) |
| 合格発表 | 2027/03/06(土) |
試験科目
大学入学共通テスト
| 科目 | 時間 | 配点 | 試験内容・選抜方法 |
|---|---|---|---|
| 国語 | 90分 | 140 | 「国語」 |
| 地歴・公民 | 60分(2科目登録者は130分枠) | 70 | 「地理総合,地理探究」「歴史総合,日本史探究」「歴史総合,世界史探究」「地理総合/歴史総合/公共」「公共,倫理」「公共,政治・経済」から1科目※2科目受験した場合は第1解答科目を採用 |
| 数学 | 70分+70分 | 140 | 「数学Ⅰ,数学A」必須、 「数学Ⅱ,数学B,数学C」必須 |
| 理科 | 60分×2科目(答案回収等10分を含む130分枠) | 140 | 「物理」「化学」必須 |
| 外国語 | 80分+リスニング解答30分(リスニングの試験時間枠は60分) | 140 | 「英語」※リーディング105点・リスニング35点に換算 |
| 情報 | 60分 | 10 | 「情報Ⅰ」 |
個別
| 科目 | 時間 | 配点 | 試験内容・選抜方法 |
|---|---|---|---|
| 数学 | 120分 | 80 | 「数学Ⅰ」「数学Ⅱ」「数学Ⅲ」は全範囲、数学Aは「図形の性質」「場合の数と確率」「数学と人間の活動(整数の性質に関する部分)」、数学Bは「数列」、数学Cは「ベクトル」「平面上の曲線と複素数平面」 |
| 理科 | 2科目合計90分 | 80 | 「物理基礎・物理」「化学基礎・化学」必須(2科目) |
| 外国語 | 100分 | 80 | 「英語コミュニケーションⅠ」「英語コミュニケーションⅡ」「英語コミュニケーションⅢ」「論理・表現Ⅰ」「論理・表現Ⅱ」「論理・表現Ⅲ」 |
| 面接 | 60 | 医学部志望の動機,学習意欲,積極性,生命や医療に対する倫理観,チーム医療の一員となる上で不可欠の協調性やコミュニケーション能力について,対話・口述を通して評価し,将来優れた医師になるために十分な適性を備えているかどうかを総合的に判断※評価が低い場合は不合格となることがある | |
| 調査書 | ― | 配点なし | 学業成績だけでなく,規則的生活習慣,学習意欲,積極性や協調性等を評価し,面接資料として使用 |
個別試験 入試会場アクセス
| 会場 | 佐賀大学鍋島キャンパス(医学部) |
|---|---|
| 住所 | 佐賀市鍋島5-1-1 |
備考
| 二段階選抜について | 約5倍※志願者が募集人員を上回り,試験を適切に行うことが困難と予想される場合に実施。共通テスト640点・個別テスト等300点,合計940点 |
|---|
学校推薦型選抜Ⅱ
| 募集人数 | 40名 ※一般枠18名、佐賀県枠22名。臨時定員増3名が削減・廃止となった場合,一般枠の募集人員を削減する場合あり |
|---|---|
| 受験料 | 17,000円(別途サービス利用料990円) |
| 出願期間 | 2026/11/01(日)~2026/11/06(金) 17:00必着※インターネット事前登録は2026/10/25(日)開始 |
入試日程
| 大学入学共通テスト | 2027/01/16(土)・17(日) |
|---|---|
| 一次発表 | 実施しない |
| 個別試験 | 2026/11/28(土) |
| 合格発表 | 2027/02/09(火) 15:00 |
試験科目
大学入学共通テスト
| 科目 | 時間 | 配点 | 試験内容・選抜方法 |
|---|---|---|---|
| 国語 | 90分 | 160 | 「国語」 |
| 地歴・公民 | 60分(2科目登録者は130分枠) | 80 | 「地理総合,地理探究」「歴史総合,日本史探究」「歴史総合,世界史探究」「地理総合/歴史総合/公共」「公共,倫理」「公共,政治・経済」から1科目※2科目受験した場合は第1解答科目を採用 |
| 数学 | 70分+70分 | 160 | 「数学Ⅰ,数学A」必須、 「数学Ⅱ,数学B,数学C」必須 |
| 理科 | 60分×2科目(答案回収等10分を含む130分枠) | 160 | 「物理」「化学」「生物」から2科目 |
| 外国語 | 80分+リスニング解答30分(リスニングの試験時間枠は60分) | 160 | 「英語」※リーディング120点・リスニング40点に換算 |
| 情報 | 60分 | 10 | 「情報Ⅰ」 |
個別
| 科目 | 時間 | 配点 | 試験内容・選抜方法 |
|---|---|---|---|
| 小論文 | 9:30~11:00(90分)※9:00までに入室 | 150 | 資料を提示のうえ,論述式の試験を行うことにより,病める人の身になって医療を実践できる良き医療人となるにふさわしい人間性及び種々の問題を科学的・論理的に思考し,それを解決しうる能力を評価 |
| 面接 | 12:30開始※詳細は小論文終了後に指示 | 90 | 医学部志望の動機,学習意欲,積極性,生命や医療に対する倫理観,チーム医療の一員となる上で不可欠の協調性やコミュニケーション能力について,対話・口述を通して評価し,将来優れた医師になるために十分な適性を備えているかどうかを総合的に判断 |
| 書類審査 | ― | 独立した配点なし | 単に学業成績優秀というのみでなく,規則的生活習慣を保ち,学習意欲,積極性や協調性に富んでいるかを調査書及び高等学校長の推薦書等により評価。共通テスト730点・小論文150点・面接90点,合計970点 ※志願者本人による自己推薦書も同様に取り扱う |
個別試験 入試会場アクセス
| 会場 | 佐賀大学医学部(鍋島キャンパス) |
|---|---|
| 住所 | 佐賀市鍋島5-1-1 |
備考
佐賀県推薦入学特別入試
| 募集人数 |
10名 |
|---|---|
| 受験料 | 17,000円(別途サービス利用料990円) |
| 出願期間 | 2026/11/11(水)~2026/11/16(月) 17:00必着※佐賀県による第一次選考合格者が対象。インターネット事前登録は2026/11/04(水)開始 |
入試日程
| 大学入学共通テスト | 2027/01/16(土)・17(日) |
|---|---|
| 一次発表 | 佐賀県による第一次選考 |
| 個別試験 | 2026/11/28(土)※佐賀大学による第二次選考 |
| 合格発表 | 2027/02/09(火) 15:00 |
試験科目
大学入学共通テスト
| 科目 | 時間 | 配点 | 試験内容・選抜方法 |
|---|---|---|---|
| 国語 | 90分 | 160 | 「国語」 |
| 地歴・公民 | 60分(2科目登録者は130分枠) | 80 | 「地理総合,地理探究」「歴史総合,日本史探究」「歴史総合,世界史探究」「地理総合/歴史総合/公共」「公共,倫理」「公共,政治・経済」から1科目※2科目受験した場合は第1解答科目を採用 |
| 数学 | 70分+70分 | 160 | 「数学Ⅰ,数学A」必須、 「数学Ⅱ,数学B,数学C」必須 |
| 理科 | 60分×2科目(答案回収等10分を含む130分枠) | 160 | 「物理」「化学」「生物」から2科目 |
| 外国語 | 80分+リスニング解答30分(リスニングの試験時間枠は60分) | 160 | 「英語」※リーディング120点・リスニング40点に換算 |
| 情報 | 60分 | 10 | 「情報Ⅰ」 |
個別
| 科目 | 時間 | 配点 | 試験内容・選抜方法 |
|---|---|---|---|
| 小論文 | 9:30~11:00(90分)※9:00までに入室 | 150 | 資料を提示のうえ,論述式の試験を行うことにより,病める人の身になって医療を実践できる良き医療人となるにふさわしい人間性及び種々の問題を科学的・論理的に思考し,それを解決しうる能力を評価 |
| 面接 | 12:30開始※詳細は小論文終了後に指示 | 90 | 医学部志望の動機,学習意欲,積極性,生命や医療に対する倫理観,チーム医療の一員となる上で不可欠の協調性やコミュニケーション能力について,対話・口述を通して評価し,将来優れた医師になるために十分な適性を備えているかどうかを総合的に判断。調査書及び所信書等も総合判定の資料とする。共通テスト730点・小論文150点・面接90点,合計970点 ※将来,佐賀県内での医療活動に従事し県民の健康と福祉の増進に寄与する医師となることを目指す意思の有無も評価の基準とする |
個別試験 入試会場アクセス
| 会場 | 佐賀大学医学部(鍋島キャンパス) |
|---|---|
| 住所 | 佐賀市鍋島5-1-1 |
備考
入学者情報
| 【一般選抜・前期】受験者数および合格者数 | 受験者数220名、合格者数55名 |
|---|---|
| 【一般選抜・後期】受験者数および合格者数 | - |
| 【学校推薦型選抜Ⅱ】受験者数および合格者数 | 受験者数122名、合格者数40名(一般枠79名/18名、佐賀県枠43名/22名) |
| 【佐賀県推薦入学特別入試】受験者数および合格者数 | 受験者数33名、合格者数10名 |
| 医師国家試験合格率 | 全体91.8%、新卒92.6%、既卒66.7% |
| 入学者内訳 | 男性54名、女性50名(計104名) ※2026年度入学者 |
| 主な就職先 | 臨床研修医等※大学公式の自己点検・評価書に進路の記載あり。2026年卒業者の病院別進路は確認できず |
学納金
| 6年間に必要な学費 | 3,496,800円(入学料282,000円+授業料535,800円×6年。その他の諸費用は別途。改定される場合あり) |
|---|---|
| 入学金 | 282,000円 |
| 授業料 | 年額535,800円(半期267,900円) |
| 実験実習費 | 独立した費目の金額は公式資料に記載なし |
| 施設設備費 | 独立した費目の金額は公式資料に記載なし |
| 教育充実費 | 独立した費目の金額は公式資料に記載なし |
| その他 | 教科書・教材,保険等の諸費用は別途。2027年度医学科の諸費用総額は確認できず |
| 2年次以降学費 | 年額535,800円(授業料。諸費用は別途。改定される場合あり) |
奨学金
| 大学 | 佐賀大学かささぎ奨学金(年額30万円・医学科は原則6年間・返還不要。継続審査あり)、佐賀大学校友会による緊急支援奨学金 |
|---|---|
| その他 | 日本学生支援機構奨学金、民間・地方公共団体等の奨学金 佐賀県医師修学資金等貸与制度(出願枠ごとの条件あり) |

