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名古屋大学

名古屋大学医学部の特徴

名古屋大学医学部は1871年5月に元町役場に仮医学校として設立されたのをルーツとします。1903年には愛知県立医学専門学校として新発足し、1931年に官立に移管し名古屋医科大学となりました。名古屋大学医学部となったのは1947年のことです。

2020年には岐阜大学と名古屋大学が法人統合したことにより、東海国立大学機構となりました。

法人統合によって教育や研究で連携が行われますが、キャンパスの移転などはなく各大学の入試や学部教育などは、これまでと同様に行われます。

キャンパス所在地 名古屋市昭和区鶴舞町65番地
URL https://www.med.nagoya-u.ac.jp/
6年間の学費 349万6,800円
医師国家試験合格率(2021年度新卒・既卒含めた実績) 93.3%

特徴的な基礎医学セミナー

基礎医学セミナーは、基礎の講義を一通り終えた後に通常の講義を離れて基礎医学の研究を実践的に学ぶことを目的として1991年に開設されました。1995年からは、それまでの7週間から5カ月に期間を延長して行われるようになりました。

基礎医学セミナーは必修科目で、期間中は最低でも9:00~16:30まで週5日間にわたり、各講座や部門で研究に専念します。研究の成果は報告書としてまとめられるほか、口頭発表とポスターによって行われる公開の発表会で発表することが全員に課せられる義務です。

海外交流が盛ん

名古屋大学医学部は学部レベルでも海外の多くの大学と提携を行うなど、海外交流が盛んです。海外留学をして現地で臨床実習を行うプログラムは、名古屋大学が日本の他の大学に先駆けて行った取り組みで、高く評価されています。

海外の医学部生や第一線で活躍する臨床医、研究医と交流した経験や刺激は、帰国後の勉強に対するモチベーション維持にも効果的です。大学院生を対象とした海外の大学とのジョイントディグリープログラムを実施しており、これは日本の大学で初の取り組みです。

大学院の4年間のうち最低でも1年間、海外の提携大学院で研究に携わることにより、名古屋大学と海外の大学院の学位を取得できます。

奨学金情報

奨学金は日本学生支援機構、地方自治体・民間財団等によるもののほかに、海外留学する学生に向けて名古屋大学基金という名古屋大学独自の奨学金制度があります。これは、成績優秀者に対して海外留学における往復の渡航費を支給する制度です(上限あり)。

また奨学金とは少し違いますが、海外留学に向けた名古屋大学留学積立金制度があります。毎月1万円を積み立て、留学資金を計画的に準備するもので、留学費用が不足する場合は範囲内の金額を無利子で借りられます。

※出典
https://www.med.nagoya-u.ac.jp/medical_J/school/campus-life/scholarship/
http://ieec.iee.nagoya-u.ac.jp/ja/abroad/scholarship/#4

◎2021/12/15(水)時点でのデータ

基本データ

ホームページ https://www.nagoya-u.ac.jp/index.html
学部所在地 〒466-8550 名古屋市昭和区鶴舞町65番地
学生数 687名 ※2021/04/01現在
医学部医学科アドミッションポリシー 豊かな人間性、高い倫理性、科学的論理性を備え、創造力に富む医師・医学研究者へと成長するために必要な能力と資質を備えた学生を求めています。そのために、幅広い教養及び十分な基礎学力のみならず、知的好奇心や科学的探究心をもって新たな分野を開拓するような意欲を持ち、物事を多面的に捉え深い洞察力を持って発展させることができる思考力を有し、人間に対する共感や高い協調性といった医学に携わる者としての適性を兼ねそなえた入学者を選抜します。

一般入学試験(前期)

募集人数・受験料・出願期間

募集人数 90名
受験料 17,000円
出願期間 2022/01/24(月)~2022/02/04(金)16:00必着※持参不可

入試日程

大学入学共通テスト 2022/01/15(土)・01/16(日)
個別試験 2022/02/25(金)・02/26(土)・02/27(日)
合格発表 2022/03/09(水)

試験科目

大学入学共通テスト

科目 時間 配点 試験内容・選抜方法
国語 80分 200 「国語」
地歴・公民 60分 100 「世界史B」「日本史B」「地理B」「倫理、政治・経済」から1科目
数学 70分+60分 200 「数学I・数学A」必須、
「数学II・数学B」「簿記・会計」「情報関係基礎」から1科目
理科 60分×2科目 200 「物理」「化学」「生物」から2科目
外国語 80分+リスニング30分 200 「英語」「ドイツ語」「フランス語」「中国語」「韓国語」から1科目

個別

科目 時間 配点 試験内容・選抜方法
国語 14:10~14:55 150 「国語総合」「国語表現」
数学 10:00~12:30 500 「数学Ⅰ」「数学Ⅱ」「数学Ⅲ」「数学A」「数学B(数列・ベクトル)」
理科 13:45~16:15 500 「物理基礎・物理」「化学基礎・化学」「生物基礎・生物」から2科目
外国語 10:00~11:45 500 「コミュニケーション英語Ⅰ」「コミュニケーション英語Ⅱ」「コミュニケーション英語Ⅲ」「英語表現Ⅰ」「英語表現Ⅱ」
面接 9:30~12:30予定    

個別試験 入試会場アクセス

筆記会場 名古屋大学 東山地区試験場
住所 名古屋市千種区不老町
面接会場 名古屋大学 鶴舞地区試験場
住所 名古屋市昭和区鶴舞町65

備考

二段階選抜について 大学入学共通テストの成績が 900 点満点中 700 点以上の者を、第 1 段階選抜の合格者とする

一般入学試験(後期)

募集人数・受験料・出願期間

募集人数 愛知地域枠5名
受験料 17,000円
出願期間 2022/01/24(月)~2022/02/04(金)16:00必着※持参不可

入試日程

大学入学共通テスト 2022/01/15(土)・01/16(日)
個別試験 2022/03/12(土)
合格発表 2022/03/25(金)

試験科目

大学入学共通テスト

科目 時間 配点 試験内容・選抜方法
国語 80分 200 「国語」
地歴・公民 60分 100 「世界史B」「日本史B」「地理B」「倫理、政治・経済」から1科目
数学 70分+60分 200 「数学I・数学A」必須、
「数学II・数学B」「簿記・会計」「情報関係基礎」から1科目
理科 60分×2科目 200 「物理」「化学」「生物」から2科目
外国語 80分+リスニング30分 200 「英語」「ドイツ語」「フランス語」「中国語」「韓国語」から1科目

個別

科目 時間 配点 試験内容・選抜方法
面接 9:30~16:00予定   英文の課題に基づいた面接(口頭試問)

個別試験 入試会場アクセス

筆記会場 名古屋大学 東山地区試験場
住所 名古屋市千種区不老町
面接会場 名古屋大学 鶴舞地区試験場
住所 名古屋市昭和区鶴舞町65

備考

二段階選抜について 大学入学共通テストの成績が 900 点満点中 700 点以上の者を、第 1 段階選抜の合格者とする

学校推薦型選抜

募集人数 12名
受験料 17,000円
出願期間 2022/01/18(火)~2022/01/21(金)必着
※2022/01/04(火)インターネット登録開始

入試日程

大学入学共通テスト 2022/01/15(土)・01/16(日)
一次発表 2022/02/09(水)
個別試験 2022/02/14(月)
合格発表 2022/02/15(火)

試験科目

大学入学共通テスト

科目 時間 配点 試験内容・選抜方法
国語 80分 200 「国語」
地歴・公民 60分 100 「世界史B」「日本史B」「地理B」「倫理、政治・経済」から1科目
数学 70分+60分 200 「数学I・数学A」必須、
「数学II・数学B」「簿記・会計」「情報関係基礎」から1科目
理科 60分×2科目 200 「物理」「化学」「生物」から2科目
外国語 80分+リスニング30分 200 「英語」「ドイツ語」「フランス語」「中国語」「韓国語」から1科目

個別

科目 時間 配点 試験内容・選抜方法
面接     和文と英文の課題を設定し、プレゼンテーションと口頭試問による面接を実施

個別試験 入試会場アクセス

会場  
住所  

入学者情報

【一般選抜・前期】受験者数および合格者数 受験者数316名、合格者数95名
【一般選抜・後期】受験者数および合格者数 受験者数25名、合格者数5名
【学校推薦型選抜】受験者数および合格者数 受験者数20名、合格者数12名
医師国家試験合格率 新卒99.1%、既卒60%
入学者内訳 男性71名、女性28名
主な就職先  

学納金

6年間に必要な学費 3,496,800円
入学金 282,000円
授業料 535,800円
実験実習費  
施設設備費  
教育充実費  
その他  
2年次以降学費 535,800円

奨学金

大学 下駄の鼻緒奨学金
ホシザキ奨学金
その他 日本学生支援機構(JASSO)奨学金
民間奨学財団、地方公共団体の奨学金