兵庫医科大学 各科目の講評および全体統括

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入試

メビオ講師コラム

2026/01/29(木)

(最終更新日2026/03/03)

1月28日に兵庫医科大学の一般選抜入試が行われました。

今年度の出題はどのようだったのでしょうか。以下、メビオ講師による各科目の所感をお伝えします。

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英語

出題形式に大きな変化はありませんが、英文そのものの分量、記述量ともに減少しました。長文総合問題に関しては、空所補充問題や語句整序問題で確実に得点しつつ、和訳や説明問題でどれだけ失点を防げるかが鍵となります。大問4の英訳問題は出題レベルが高く、受験生全体にとって解答が困難な内容であるため、ここでの差はつきにくいと考えます。英語については、ミスの許されない高得点勝負と言えるでしょう。 一次合格のための目標得点率は70%程度です。

数学

出題形式は例年通りで、全問記述式の大問3題構成でした。問題1は5つの設問からなる小問集合、問題2と問題3はそれぞれ独立した大問となっています。出題レベルも例年並みで、問題1の小問集合は易~標準レベルであり、高得点が必須です。一方、問題2と問題3は標準~やや難レベルで、完答するのは容易ではありません。特に問題3において、双曲線の定義を利用して方程式を導出できたかどうかが、合否を分ける大きなポイントになるでしょう。 一次合格のための目標得点率は55%程度です。

物理

出題形式は例年通り大問5題ですが、総設問数は34問となり、2025年度の46問と比較して12問減少しました。昨年度見られた空所補充問題がなくなり、数値計算や論述問題、描図問題が複数出題されています。全体的に分量は多く、制限時間内にすべての問題を解き終えることは困難ですが、出題レベル自体は2025年度よりもやや易化しました。〔問1〕から〔問3〕前半の比較的得点しやすい問題を確実に解答し、〔問4〕〔問5〕でどれだけ点数を積み上げられたかで差がつくと考えます。 一次合格のための目標得点率は65%程度です。

化学

大問3題構成で、〔問1〕が小問集合である形式は2025年度と同様ですが、出題レベルはやや易化しました。標準的な問題が多いため、〔問1〕や〔問3〕の知識問題で確実に得点することが求められます。勝負の分かれ目は、〔問2〕における情報の処理能力と、有効数字など問題文の指示を正確に守れたかどうかにあると考えます。 一次合格のための目標得点率は70%程度です。

生物

2025年度と比較して、形式・出題レベルともに大きな変化はありませんでした。論述問題のボリュームは2025年度より増加したものの、指定字数のある設問で計285字、指定字数のない設問を合わせても400字程度であり、兵庫医科大学の生物としては負担の少ない分量です。〔問1〕の小問集合は昨年同様に取り組みやすい内容であるため、高得点を狙う必要があります。〔問2〕から〔問5〕についても標準的な出題レベルでした。全体的に解きやすい問題が多いため、論述問題を効率よく処理し、時間配分を適切に行えたかで差がついたでしょう。 一次合格のための目標得点率は70%程度です。

総評

今年度の入試を総括すると、数学は例年通りの出題レベルでしたが、英語、物理、化学、生物に関しては、全体的に昨年度並みか、やや易化の傾向が見られました。問題自体の解きやすさに加え、志願者数が昨年度比で約15%増加していることを考慮すると、競争率は高まり、合格ラインは上昇すると考えます。 昨年度の一次合格最低点は得点率5割台後半(約280点程度)であったようですが、今年度は問題の易化と倍率の上昇という二つの要因が重なります。これらを総合的に分析すると、ボーダーラインは昨年度を上回る結果になるでしょう。 全体としては、一次合格最低点は300点前後が一つの目安になると予想します。

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