1月16日、愛知医科大学の一般入試が行われました。

私立大学の医学部入試は、この日を皮切りに2月10日までの26日間で、全31大学中28大学の入試が実施されます。この期間は、ほぼ毎日一次試験があり、二次試験も加わってきますので、受験生にとってはかなりの過密スケジュールとなります。

愛知医科大学は昨年度から入試日程を大幅に繰り上げてきたため、「受験生が増加するだろう」という予想もあり、注目度も高いものがありました。結果を見てみると、実際の受験者数は2,212名と、昨年の1,392名に比べて約6割増加しました。

以下、各科目についてのメビオ講師による所感となります。

英語

例年通り、1〜4は文法・語彙、5〜7は長文読解の大問7問構成です。 長文の内容に少々とっつきにくいものもありましたが、全体としては昨年より若干易化した印象です。

数学

例年通り、大問3問構成です。 大問1は小問集合が4題で、昨年より1問増えました。2024の素因数分解がポイントとなる問題もありました。 大問2と大問3は本格的な記述式の問題です。 難易度は標準レベルの問題が多く、実力差がはっきりと点数差として現れるでしょう。

物理

例年通り、大問3問構成です。 大問1の力学の問題が取り組みにくかったようですが、大問2と大問3は解きやすかったようです。 昨年より若干易化した印象です。

化学

例年通り、大問2問構成でしたが、小問数が大きく減りました。難易度はやや易レベルで、高得点が必要となりそうです。1問あたりの配点が大きくなるため、ちょっとしたミスが命取りとなりそうです。

生物

例年通り、大問3問構成です。難易度も標準レベルの問題なのですが、受験生にあまり馴染みのないテーマが出題され、難しく感じた生徒もいたようです。

メビオでは、入試当日に試験問題を公表する大学に関しては、講師陣自らが解答作成に取り組み、当日の試験終了と同時に受験生に配布しています。また、こちらからのダウンロード配布では、単なる答だけではなく、参考書レベルと言えるくらいの詳しい解答解説を当日のうちに完成させます。メビオ解答速報の速さ、正確さ、詳しさ、質の高さ。メビオ講師陣の圧倒的な実力を体感してください。