純度100%メビオ製の受験生
医学部受験・合格体験記
私は中高6年間、何をしていたかと聞かれると、まず思い浮かぶのは「遊び尽くした」ということです。部活、バンド活動、学校帰りの寄り道——そんな日々を送っていたせいで、成績は急降下。学校内では常に最下層をさまよっていました。将来を心配した親に連れられ、高校1年の冬にメビオに入校しました。とはいえ、それまでの生活を変えられるわけもなく、遊び続けながらもなんとかメビオにだけは通い、最低限の勉強をしているという状態でした。
学校の授業はほとんど聞いていませんでしたが、それでもメビオのおかげで最低限の基礎学力だけは保つことができました。しかし、そんな姿勢では合格できるはずもなく、高校3年生の受験では見事に敗北。私は「なんとかなるだろう」と軽く考えていましたが、結果は厳しく、初めて現実を突きつけられました。そんな私の前にいてくれたのがメビオの先生方でした。「遊び尽くしたのだから、あとは勉強するしかない」と腹をくくり、メビオで浪人することを決意しました。
浪人生活の1年間で、私の成績は前年とは比べものにならないほど跳ね上がりました。ここで特に強調したいのは、「メビオの勉強以外、何もしていない」ということです。成績が伸びた要因は、メビオでの浪人生活にある3つの要素が大きく影響していると思います。
まず1つ目は、徹底的に管理された授業体制です。朝から夕方まで授業が組まれているため、自分の気分に関係なく、半ば強制的に勉強に取り組むことができます。自分に甘く、すぐに怠けてしまう私にとって、この環境は最適でした。
2つ目は、先生方の指導力の高さです。メビオの授業は1コマ3時間半。時間だけを聞くと大変そうに思えますが、実際には先生方の質が非常に高く、授業内容が充実しているだけでなく、とにかく面白いのです。時には笑いすぎて腹筋が痛くなるほど楽しい授業もありました。質の高い授業と楽しさが両立していたため、勉強が苦痛に感じることはありませんでした。
3つ目は、メビオオリジナルの授業テキストです。メビオのテキストはすべて先生方の手作りで、医学部合格に向けた学習の最短ルートを示していると感じました。実際、このテキストを1年間徹底的に活用した結果、入試本番ではテキストで見たことのある問題が驚くほど大量に出題されました。試験中、思わずにやりとしてしまう瞬間もあったほどです。
最後に、私と同じように勉強習慣があまりなく、ついサボってしまいがちな医学部受験生には、特にメビオをおすすめしたいです。徹底された学習環境、質が高く楽しい授業、いつでも質問できる質問待機部屋、授業の開始時に行われる復習テスト——こうした環境があったからこそ、私は合格できたのだと思います。この1年間は、私の人生にとって大きな財産となりました。メビオの先生方、本当にありがとうございました。楽しい浪人生活でした!