2026年度全国医学部情報

弘前大学

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医学部推薦本科

弘前大学 医学部の特徴

弘前大学は医学部以外に、教育学部と人文社会科学部、理工学部、農学生命科学部の5学部と8つの大学院研究科、2つの研究所および4つの学内共同教育研究施設を擁する総合大学です。旧制弘前高等学校や青森師範学校、青森医学専門学校などが母体となり1949年に誕生しています。

 設立当初から設置されていた医学部には、現在医学科とともに保健学科と心理支援科学科があります。大学のスローガン「世界に発信し、地域と共に創造する」を受け、医学部でも国際水準の医学研究推進や地域社会と連携した医療提供を理念・目的とした人材育成が特徴です。

キャンパス所在地 青森県弘前市在府町5
URL https://www.med.hirosaki-u.ac.jp/web/
6年間の学費 349万6,800円
医師国家試験合格率(2025年度新卒・既卒含めた実績) 93.8%

社会の変化に対応した教育

 弘前大学医学部では医師として求められる社会的役割を果たせるよう、社会の変化に対応した教育を行っています。1年次には基礎医学や臨床医学入門などの科目とともに、医療倫理学や医療法学などの分野をカバーした医の原則を学びます。

弘前大学の附属病院は地域医療の中核的役割を担う拠点として、青森県内で唯一の高度救命救急センターが置かれ、東日本大震災後注目される被爆医療の拠点としても重要な存在です。2年次になると放射線災害やリスクコミュニケーションなどを含む、被爆医療学も学びます。

地域医療に力を入れているのも特徴の一つで、2年次に地域医療入門を学び、6年次の診療参加型臨床実習では4週間のへき地医療実習も組み込まれています。

著名研究者による特別講義

 偉大な先輩の話を直接聞けるのは、医師になることはもちろん研究職を志す者にとっても貴重な機会になります。刺激を受けたり、モチベーションアップにつながったりするでしょう。

弘前大学医学部では、過去にノーベル生理学・医学賞を受賞した専門家を招いて特別講義が行われています。2005年の受賞者であり、ヘリコバクター・ピロリ菌の発見と消化性潰瘍との関係を明らかにした実績を持つオーストラリアのロビン・ウォレン博士もその一人です。 

 また2007年の受賞者であるアメリカのオリヴァー・スミティーズ博士は、ゲル電気泳動法の開発と遺伝子改変動物の作製・遺伝子標的法の技術を確立した第一人者で、有意義な講義が行われました。

奨学金情報

弘前大学医学部独自のものでは、総合型選抜青森県内枠での入学者に対する青森県国民健康保険団体連合会の奨学金があります。(※)特別枠と一般枠どちらも入学料と授業料の資金が援助され、特別枠ではさらに毎月10万円(入学月のみ20万円)が貸与されます。

奨学金は貸与ですが、卒業後に青森地域医療支援センターに登録して支援期間の1.5倍を弘前大学大学院医学研究科か附属病院、指定医療機関で医師として勤務すると返還は免除です。

日本または台湾出身で、将来青森か台湾で臨床医療に従事することを希望する4年次の学生に対し、公益信託黄傳明・若子記念医学生奨学基金もあります。卒業までの期間、毎月5万円給付される奨学金で返済は不要です。

◎2026/08/28(金)時点でのデータ

基本データ

ホームページ https://www.hirosaki-u.ac.jp/
学部所在地 〒036-8562 青森県弘前市在府町5
学生数 797名(医学科)
男性424名、女性373名
※2026年5月1日現在
学部アドミッションポリシー

医学部医学科では、豊かな人間性と高度の医学知識に富み、広い視野と柔軟な思考力をもって社会的役割を的確に果たすことができる医師及び医学研究者の養成を目的としています。

そのような人材の養成を目指すにあたり、次のような学力・行動力・意欲を有する学生を求めています。

  • 学力:医学教育を受けるに十分な素養を持ち、入学後に修める教養教育と専門教育の基礎となる学力を備えている人
  • 行動力:他人を思いやるやさしさと社会性を持ち、高度で先端的な医療を地域社会と連携しながら実践していくことのできる人
  • 意欲:生涯にわたり医師として医療・医学に貢献したいという明確な目的を持ち、何事にも前向きに取り組み、知的・人格的に成長していこうとする人

医学を学ぶための総合的な学力に加え、他者と連携するためのコミュニケーション能力や協調性、医学・医療を取り巻く社会問題や地域の動向への関心も求められています。

一般選抜(前期日程)

募集人数・受験料・出願期間

募集人数 43名(予定)
【一般枠】35名(予定)
【青森県定着枠】8名(予定)
※募集人員は変更となる場合があります。
受験料 17,000円
出願期間 2027/01/25(月)~2027/02/03(水)17:00必着
※インターネット出願登録・入学検定料払込は2027/01/21(木)から可能

入試日程

大学入学共通テスト 2027/01/16(土)・01/17(日)
一次発表 未公表
※第1段階選抜実施時。令和9年度一般選抜学生募集要項で要確認
個別試験 2027/02/25(木)・02/26(金)
合格発表 2027/03/06(土)

試験科目

大学入学共通テスト

科目 時間 配点 試験内容・評価基準
国語 90分 200 「国語」必須
地歴・公民 60分 100 「地理総合、地理探究」
「歴史総合、日本史探究」
「歴史総合、世界史探究」
「地理総合/歴史総合/公共」
「公共、倫理」
「公共、政治・経済」から1科目
※「地理総合/歴史総合/公共」は3つの出題範囲から2つを選択解答
数学 70分+70分 200 「数学Ⅰ、数学A」
「数学Ⅱ、数学B、数学C」必須
理科 130分(2科目) 300 「物理」「化学」「生物」から2科目
※各科目の得点を1.5倍して利用
外国語 80分+リスニング60分 200 「英語」必須
リーディング100点+リスニング100点
情報 60分 50 「情報Ⅰ」必須
※100点満点を50点満点に換算

大学入学共通テスト合計:1,050点(6教科8科目)

個別

科目 時間 配点 試験内容・評価基準
数学 未公表 300 「数学Ⅰ」「数学Ⅱ」「数学Ⅲ」「数学A」「数学B」「数学C」
数学A:「図形の性質」「場合の数と確率」
数学B:「数列」
数学C:「ベクトル」「平面上の曲線と複素数平面」
外国語 未公表 300 英語
「英語コミュニケーションⅠ」
「英語コミュニケーションⅡ」
「英語コミュニケーションⅢ」
「論理・表現Ⅰ」
「論理・表現Ⅱ」
「論理・表現Ⅲ」
個人面接 未公表 点数化しない 調査書・志望理由書を参考資料として、志望理由、医療に対する関心、卒業後の進路等について質疑応答を行い、「行動力」「意欲」等を段階評価する。
※面接評価が低い場合は、総合得点にかかわらず不合格となる場合があります。

総配点:
大学入学共通テスト1,050点+個別試験600点=1,650点

個別試験 入試会場アクセス

会場 弘前地区試験場
弘前大学の校舎・施設等を予定
※詳細は令和9年度一般選抜学生募集要項で確認
住所 令和9年度一般選抜学生募集要項で確認

備考

二段階選抜について 医学科では、一般選抜前期の志願倍率が6倍を超える場合、大学入学共通テストの成績による第1段階選抜を実施します。
※個別試験を適切に実施できると判断した場合は、倍率を緩和することがあります。
青森県定着枠について 青森県定着枠受験者のうち、合計点の上位8名を青森県定着枠合格者とします。
青森県定着枠で不合格となった受験者は一般枠に組み入れられ、一般枠受験者と合わせて上位35名を一般枠合格者とします。

総合型選抜Ⅱ

募集人数・受験料・出願期間

募集人数 42名(予定)
【青森県内枠】27名(予定)
【北海道・東北枠】15名(予定)
※各枠は独立して選抜します。
受験料 17,000円
出願期間 2026/09/24(木)~2026/10/01(木)17:00必着

入試日程

個別試験 総合論述:2026/10/31(土)
個人面接:2026/11/01(日)
大学入学共通テスト 2027/01/16(土)・01/17(日)
合格発表 2027/02/05(金)

試験科目

大学入学共通テスト

科目 時間 配点 試験内容・評価基準
国語 90分 200 「国語」必須
地歴・公民 60分 100 「地理総合、地理探究」
「歴史総合、日本史探究」
「歴史総合、世界史探究」
「地理総合/歴史総合/公共」
「公共、倫理」
「公共、政治・経済」から1科目
数学 70分+70分 200 「数学Ⅰ、数学A」
「数学Ⅱ、数学B、数学C」必須
理科 130分(2科目) 200 「物理」「化学」「生物」から2科目
外国語 80分+リスニング60分 200 「英語」必須
※リーディング・リスニングを受験
情報 60分 50 「情報Ⅰ」必須
※100点満点を50点満点に換算

大学入学共通テスト合計:950点(6教科8科目)

個別

科目 時間 配点 試験内容・評価基準
総合論述 120分
13:00~15:00
200 与えられた資料を読み、資料の本質を理解・解析する力、問題を発見する力、論理的に考える力、分析する力、自分の考えを明確かつ説得力をもって表現する力などを総合的に評価。
個人面接 1人25分程度
9:00~17:00
200 志望理由書等を参考資料として、志望理由、医学・医療に対する関心、卒業後の進路などについて質疑応答を行い、医学科が求める「行動力」「意欲」等を評価。

総配点:
大学入学共通テスト950点+総合論述200点+個人面接200点=1,350点

個別試験 入試会場アクセス

会場 弘前大学医学部医学科
住所 〒036-8562 青森県弘前市在府町5

備考

青森県内枠 青森県内の高等学校または中等教育学校を2026年3月に卒業した者、または2027年3月卒業見込みの者などが対象。
※令和9年度から、従来の「評定平均4.3以上」の出願要件は廃止されています。
北海道・東北枠 北海道、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県の高等学校または中等教育学校を2026年3月に卒業した者、または2027年3月卒業見込みの者などが対象。
※令和9年度から、青森県内枠で不合格となった者を北海道・東北枠へ組み入れる方式は廃止され、それぞれの枠で独立して選抜します。
卒業後の地域医療従事 入学後は青森県のキャリア形成卒前支援プランに基づくプロジェクトへ参加し、卒業・医師国家試験合格後は、原則として臨床研修を含む9年間、そのうち4年間を医師不足地域で勤務するキャリア形成プログラムに従って医療に従事することが求められます。

入学者情報

【一般選抜・前期】受験者数および合格者数 【2026年度入試】
一般枠
募集人員:50名
志願者:296名
受験者:266名
合格者:50名
入学者:50名

青森県定着枠
募集人員:20名
志願者:95名
受験者:61名
合格者:20名
入学者:20名

合計
募集人員:70名
志願者:391名
受験者:327名
合格者:70名
入学者:70名
【総合型選抜Ⅱ】受験者数および合格者数 【2026年度入試】
青森県内枠
募集人員:27名
志願者:63名
受験者:62名
合格者:27名
入学者:27名

北海道・東北枠
募集人員:15名
志願者:31名
受験者:31名
合格者:15名
入学者:15名

合計
募集人員:42名
志願者:94名
受験者:93名
合格者:42名
入学者:42名
医師国家試験合格率 大学公式HPで確認できる数値公表:第119回医師国家試験
全体:93.8%(受験者146名・合格者137名)
新卒:96.9%(受験者128名・合格者124名)
※2026年8月28日時点で、大学公式HP上で第120回の大学別合格率の数値掲載を確認できないため、第119回の公表値を掲載
入学者内訳 【2026年度】112名
男性47名、女性65名
卒業後の進路 【令和7年度医学科卒業生】113名
青森県内で初期臨床研修:62名
東北地区で初期臨床研修:76名(青森県内62名を含む)

医師国家試験合格後は、原則として2年間の初期臨床研修を行い、その後、専門研修、大学院進学、研究活動などへ進みます。

学納金

6年間に必要な学費 3,496,800円
※入学料282,000円+授業料535,800円×6年間
※その他の諸経費を除く
入学金 282,000円
授業料 年額535,800円
前期:267,900円
後期:267,900円
※在学中に授業料が改定された場合は、改定時から新しい授業料が適用されます。
実験実習費 独立した固定額として大学公式HPに記載なし
施設設備費 独立した固定額として大学公式HPに記載なし
教育充実費 独立した固定額として大学公式HPに記載なし
その他 教材費・実習関連費等が別途必要となる場合があります。
2年次以降学費 授業料:年額535,800円

奨学金

大学 岩谷元彰弘前大学育英基金
給付型・返還不要
給付額:1人200,000円
対象:成績優秀で、経済的理由により修学が困難な学生
医学部医学科1~3年次:12名程度
医学部医学科4~6年次:12名程度
募集時期:9~10月頃予定

弘前大学基金「トヨペット未来の青森県応援事業」
給付型・返還不要
給付額:1人250,000円
対象:成績優秀で経済的支援を必要とし、卒業後に青森県内への就職を希望する学生
採用人数:6名
募集時期:6~7月頃予定

弘前大学生活支援奨学金
無利子貸与
一時的に経済的理由で生活が困難となった学生:上限100,000円
特別な事情で生活が急変した学生:上限300,000円
申請:随時
その他 公益信託黄傳名・若子記念医学生奨学基金
日本学生支援機構奨学金
第一種奨学金(無利子)
第二種奨学金(有利子)
地方公共団体・民間団体等の各種奨学金
  • 医学部推薦本科
  • 小論文面接
  • 学校説明会