10月25日、大阪医科大学学務部入試・広報課の福廣利明先生にお越しいただき、入試説明会を行いました。
2020年度入試の変更点や、小論文や面接のポイントなどについても詳しくお話しいただきましたので、受験を考えている方は是非参考にしてください。

1、2020年度入試変更点
・研究医枠2名→廃止に
・一般入試(前期)85名→82名
・センター利用試験5名→10名
・建学の精神入試に学費免除制度を導入
・一般入試の配点は例年通り
・センター利用入試の配点・・・国語１００、数学200、社会50、理科200、英語200点(英語の内訳は筆記180、リスニング20点)国語、社会は1/2に圧縮

2、建学の精神入試について
・一次試験・・・調査書、推薦書、志望理由書、志願者評価書、活動報告書による選考
・二次試験・・・小論文、2回の面接による選考(11月30日、12月1日の2日間におよぶ)
・最終試験・・・センター試験で概ね80％以上
・今年で２回目の実施、過去合格者は１名
・二次試験は２０１９年に３名、２０１８年に４名合格したがいずれも最終のセンター試験で合格しなかった

3、小論文について
・出題テーマは2つ「医学・科学」「時事・一般」から1問を選択
・時間は３０分
・一般常識、論理性、広い視野の有無について見るためのもの

４、面接について
・小論文、入学願書、調査書をもとにした面接
・時間は約１５分
・礼容、振る舞い、コミュニケーション力について見るためのもの(明解でまとまった論理伝達、相手にはっきりと自己表現できるか)
・医師としての適正、人間性、学習意欲があるかがポイント
・点数化はせず段階評価

５、補欠合格について
・繰り上げ合格者は各試験の正規合格と同時に発表(HP、学内掲示)
・一般入試(前期)では、候補者に後日二次試験を実施、試験後の合格発表はなし
・入学定員に欠員が生じ次第、電話で連絡(通知は一次試験の成績順)
・出願時に電話番号など確実な連絡先を記入すること

6、2019年度入試結果
・繰り上がり合格の最低点・・・一般前期254、研究医枠250点、大阪地域枠257、一般後期261、センター利用671点
・入学者の比率・・・3浪以上 33％、2浪 16％、1浪 33％、現役 18％
・入学者男女比率・・・男子 70％、女子30％