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小論・面接科講師 林からのメッセージ<2>

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小論・面接科講師 林からのメッセージ<2>

メビオ講師コラム

授業

2014/10/24(金)

先日は、メビオでの面接練習について紹介しました。
まだご覧になっていない方はぜひこちら↓も。
小論・面接科講師 林からのメッセージ<1>

小論文の指導についても、面接のときと基本方針は同じです。
基本的なテーマについての知識をおさえるのは当然ですが、いわゆる「模範解答」を提示することよりも、「自分の言葉」で答えられるような力を育てる指導を心がけています。

例えば「漢字」の問題について、よくあるやりとりはこうです。

「わからない漢字、辞書で調べてもいいッスか?」
「いいよ。ただし、調べた漢字は使わないこと。調べてメモした上で、違う言葉で表現する練習をしよう」

書けない漢字を書けるようにすることももちろん大切ですが、それ以上に大切なのは「漢字が思い出せない」という局面をうまく乗り切ること。
自分の持っている知識でどうにかやりくりする練習をしてもらいたいわけです。
(*ちなみに、漢字が思い出せないときは、類義語を浮かべようとするよりもいっそ「一文丸ごと書き換える」くらいのつもりで考え直すのがオススメです。そもそも、類義語って同じ漢字を用いていることが多いでしょう?だから苦労して類義語を浮かべても、残念ながら漢字の問題はあんまり解決しません。)

本題に戻ると、小論文でも面接でも基本は同じ。「自分の言葉」で語れるようになること。
これは自分だけのオリジナリティを追求する、というようなこととはちょっと違います。内容的には他の人と同じようなことを言っていてもまったくかまわない。というより、過度にユニークなほうがむしろ心配なぐらいです。
そうではなくて、どんな課題が与えられても、どんな質問が飛んできても、自分の持っている知識と工夫でなんとか乗り切る、そういう力が身に着くようなアドバイスをしてあげたいと思っています。

最後にちょっとだけ余談を。

少し前のことになりますが、6年前の卒業生から「小論文を見てもらえませんか?」というメールもらいました。
6回生になると、研修先の病院を決める際に、病院によっては小論文を事前に提出したり、試験当日に作成する必要があるためです。

じつは、これまでにも卒業生からこうした相談を受けたことはあって、みんな最初はずいぶんとかしこまったメールをくれるので、「おおー、ずいぶん大人になったんだなあ……」と感慨深い気持ちになります。けれども実際に話をすると、まだまだ可愛げのあるところも残っていて、なんだかちょっとホッとしたり。

そうして相談を受けながら思うのは「6年という年月を超えて、ふたたび人生を決める大事な場面で、相談相手の一人として思い出してくれるなんて嬉しいなあ」ということ。そんな風に卒業生と話をした翌日は、いま教えている生徒たちを見ても、彼ら・彼女らの頼もしい6年後が見えるような気がする、というちょっといい話でした(笑)。