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医学部編入試験とは? 編入試験への対策を詳しく解説

受験対策

2019/06/04(火)

(最終更新日2022/06/30)

医学部編入制度は、医学以外の学問分野を専攻した大学卒業者(あるいは卒業見込みの者)を、医学部の2、3年次に編入させる制度です。大学としては、多様な経験を持つ人材を臨床や研究を専攻する医師として育てるのが目的です。医学部編入入試は一般入試と比べて異なる点がいくつかあげられますので特徴を知っておきましょう。

医学部編入試験とは

大学卒業者あるいは卒業見込みの者を医学部に編入させて、医学教育を提供し、医学者に育てることを目的に行われる試験で、現在およそ28校の国公立大学、5校の私立大学で行われています。特徴として、医学部編入試験は同一年度内に複数校を受験できることがあげられます。

医学部編入試験の情報収集と自分の目指すところを考える

学士取得者(大学卒業者)なら、医学部編入を選ぶか、医学部一般受験にするかを考え決めなければなりません。というのも、編入入試と一般入試では、試験の受験科目、重要科目、面接の重要度が異なるのでどちらかにしぼる必要があるからです。医学部編入試験では、受験科目数は少ないものの、より高度な英語力や高校では履修しない生命科学の知識を要するところが多く、面接は一般入試よりも重視されます。どちらの受験方式を選ぶのか決めるためにも、どのような受験生が編入合格しているのか、編入試験と一般試験のどちらが自分に適しているのかを知らなくてはなりません。
 

医学部編入試験の選抜方法の流れは、書類審査から始まり学科試験を経て面接あるいは集団討論になります。書類審査は行わない大学もあります。文系学部出身者には受験科目に複数の理系科目があればかなりの負担となるので、受験科目が少ない大学を選ぶ必要がある方もいるでしょう。ただし。試験科目の少ない大学は学科試験倍率が7-10倍にもなり激しい競争となることは覚悟しておかなければなりません。最終面接では個人面接のみを行う大学もありますが、あるテーマについて集団討論をさせてその出来を見るという大学もあります。その場合は特別な対策をすることが重要です。出来るだけ多くの体験談や情報を入手して、自分に最も適した受験方法をよく考えましょう。

医学部編入試験の勉強方法

筆記試験に関しては、英語と生命科学が重要科目になります。

英語は語彙力がキーとなります。編入試験では文法問題はあまり出題されない傾向にあり、読解問題が中心です。もし語彙力が不十分であれば問題が理解できないことがあります。そのため、一般単語だけでなく医学単語もしっかり覚え、語彙力を増やしてください。近年の編入試験ではTOEFL、TOEICの受験を出願資格とする大学もあります。特に文系学部出身者は理系出身者との差を英語でつけられるようにするために、時間を取ってしっかり勉強しましょう。

生命科学は高校の生物を発展させた、人体に関する生物学、細胞生物学、分子生物学、生化学、生理学、免疫学等からなり、本番で十分な点数を取るには勉強量をこなす必要があります。文系学部出身者や勉強する時間の取りにくい社会人受験者には、範囲も広く大きな山だと思われます。大学によって難易度は異なりますが、頻出問題の情報に頼りながら確実に得点することが重要です。しっかり過去問を研究して出題傾向をつかみましょう。

受験校によっては科目が英語と生命科学だけの場合もありますが、加えて物理、化学、数学を必要とする大学もあります。受験校を増やすのであれば、高校のレベル程度の物理、化学、数学の力をつけておく必要があります。受験校を増やすのは合格の可能性をあげるうえでメリットはあります。しかし、肝心の重要科目である英語、生命科学が不得意であれば、まずはこれらに力を入れて勉強するべきでしょう。

面接に関しては、医学に対する熱意と志望理由を強く聞かれます。はっきりと自分の言葉で答えられるように練習しておく必要があります。集団討論をさせることもありますので、内気な受験生はハキハキと自分の意見を発言できるように対策をしてください。

まとめ

大学の他学部を卒業した者が、医学部編入制度を利用して医師になれるという制度があります。改めて医師をめざすなら、医学部を受験しなおすこともできますが、その制度を利用するのもひとつの選択肢です。編入を目指すと決めたなら、対策を充分行って合格を勝ち取ってください。
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