医学部受験一筋医学部進学予備校メビオ

冬期・入試直前講習の時間割ミーティング

冬期・入試直前講習の時間割ミーティング

2011/11/09(水)

メビオの1年は3月の春期講習から始まり、本科前期→夏期講習→本科後期→冬期・入試直前講習と進んでいきます。

クラスはそれぞれの期間ごとに編成しなおし、時間割も生徒に合わせて新たに組んでいます。
(もちろん期間内であっても、生徒のクラスを入れ替えたり、時間割を一部変更することはありますが)

11月3日の実力テストのあと、その日の夜から冬期・入試直前講習の時間割を決めるミーティングが始まりました。
まず、主任講師全員で話し合ってクラスを編成。次にクラス・科目ごとに担当講師を決定したあと時間割を組んでいきます。
その内容は実に複雑で、科目ごとに必要な時間数を設定し、同じ科目が連続しないよう、生徒の体力面や自習する時間も考え、朝9時30分~夜9時30分まで3コマ連続の授業が何日も続かないよう適度に休日や空き時間をはさみ、入試日程も考慮して・・・
入り組んださまざまな要素を考慮し、各講師のスケジュールを調整しながら組んでいきます。
そうして朝から夜遅くまで5日間にわたる作業を続けてようやく完成させました。

↑初公開!これが時間割を組んでいる様子です。

特注の横幅9mのホワイトボードに細かい字でびっしり書かれているのは、クラス編成表と、科目ごとに担当する講師の名前を一覧にしたもの。
それを見ながら、主任講師の亀井が開発した「時間割編成支援システム」を駆使して時間割を組んでいきます。

このシステムはかなりすごいんですよ。
でもこれは企業秘密・・・(笑@亀井)
そしてこのシステムは、時間割編成作業を重ねるごとに、より使いやすいものにバージョンアップしているそうです。

今はこの「時間割編成支援システム」のおかげで、かなりスピードアップしましたが、実はこの作業、6年前までは100%手作業で、大量の紙と色鉛筆を使って表をつくっていました。
しかし、手作業の部分はシステム化によって時間短縮ができても、クラスや時間割を考えるのは講師の頭脳であることは今も全く変わりありません。

主任講師たちは生徒一人ひとりのことを考え、複雑なパズルをひとつひとつ組み立てていくように、必死で時間割をつくっているのです。

今回はちょっぴりメビオの舞台裏をお見せしました~