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2018年度関西医科大学入試説明会

2018年度関西医科大学入試説明会

入試

2017/10/25(水)

10月20日は関西医科大学より、教務課入試係大杉氏にお越しいただき入試説明会を行いました。

20171020

関西医科大学は今年で創立89周年。医科大学としては長い歴史を誇っています。
メビオがある天満橋からは電車で約20分、大阪駅からは約25分と大変アクセスの良い場所に位置しています。
すぐそばを淀川が流れ、約25,000㎡の敷地に整えた枚方学舎は2013年4月に竣工されたばかりの新しいキャンパスです。

関西医科大学の大きな特徴として挙げられていたのは、学費の安さ。
平成25年度入学生から6年間の総額で2,770万円となり、これは西日本の私立医科大学では最も安い金額となっています。
さらに、一般入学試験(前期)の第1次試験合格者のうち成績優秀者には学納金のうち教育充実費(初年度100万円、次年度以降50万円)を6年間合計350万円を免除する制度や、奨学金制度等、費用に関する支援が大変充実しています。

関西医科大学のカリキュラムは、6年間を通し座学と実習のバランスをとった構成になっているとのこと。
1年、2年次では、医師としての自覚と幅広い視野を身に着けるべく、基礎医学分野の学習を深めながら、淡路島での合宿研修や看護実習も行います。3年次からは、より専門的な知識を深めながら大学や診療科での配属実習が行われ、4年次では共用試験や5年次に始まる臨床実習のための実習・講義を実施し、高いコミュニケーション能力、ディスカッション能力を培います。最終学年では学外での臨床自習はもちろん、希望者は国外での臨床実習も参加出来ます。
また、23時まで利用できる自習室が用意され、国家試験に向け本格的なサポートが行われるそうです。

次に来年度の入試について大きな変更点は二つです。
ひとつ目は推薦入試の一次試験である書類選考。従来の自己推薦文の提出から「医師不足についての論文」に変更されます。これは卒業後、初期研修を行った後、関西医科大学が指定する医師不足地域・診療科に10年以上勤務する医師となる学生を支援することを目的としているからだそうです。

二つ目は、大阪地域枠の出願資格が、3年以上の大阪在住又は大阪の高等学校、中学校を卒業したものに限られるということです。
大阪地域枠とは、将来大阪府の地域医療に従事しようとする意志を持った学生を支援する、修学資金の貸与制度です。大阪地域枠で合格した学生は、卒業後、大阪府内で救急・周産期医療の分野や比較的医師数の少ない地域の公立病院等で勤務する必要があります。その他センター、一般前期、後期は昨年度と変更なく実施予定とのこと。

小論文に関してはアドバイスもいただき「普段から新聞や医療関連の書籍を読み、誤字脱字がないよう最後まで論文として仕上げること」と仰られていました。

また、出願に関してですがネット出願を強く勧められていました。ネット出願は、もし万が一不備が見つかった場合の対応が迅速にできるということ。現在関西医科大学のHPにて、ネット出願の練習ができるそうです。ネット出願を検討している人は一度、練習してみるのもいいかもしれません。

入試説明会も残すところあと1回になりました。参加した生徒たちは入試に対するモチベーションを確実にあげています。是非参加しましょう!!