医学部受験一筋医学部進学予備校メビオ

救命講習を行いました

2013/08/10(土)

大阪は海が近いこともあって、一年を通じ比較的穏やかな気候なのですが、ここ数日は最高気温が35℃を超える猛烈な暑さとなっています。
気象庁によると今年の夏は35℃以上の猛暑日となった地点が2000年以降で最も多く、数年に一度の暑さとのこと。
今日は高知県の四万十市と山梨県 甲府市では40.7℃を記録しました。
熱中症には厳重に注意したほうがよさそうです。

さて、そんななかメビオでは8月7日、大阪市中央消防署の隊員の方々に来ていただき、普通救命講習を行いました。
これは定期的に主任講師・事務スタッフ・寮母を対象に行っているものです。

内容は、心肺蘇生法やメビオにも設置しているAEDの使用方法など。まずは隊員の方のお話とDVDで講習を受けた後、三組に分かれて実際に人形を使っての練習。
胸骨圧迫を30回、人工呼吸を2回を繰り返し、AEDを使用しながら心肺蘇生を行います。
うまく気道を確保出来ない場合や嘔吐や出血がひどい状況では人工呼吸を何回も試みるのではなく、とにかく心臓を動かすこと!
つまり、胸骨圧迫をし続けることが大切だそうです。

一人ずつ交代で、全員が指導を受けます。
 他の人がやっていると簡単そうに見えますが…いざ自分の番!
 胸骨圧迫は意外と力がいり、人形相手でも手が震えて緊張しました。

応急処置が大切なことは分かっていても、きちんとした知識や使用方法を知らないと、いざという時に動けません。
救急隊が来るまでの時間、胸骨圧迫をし続けると、しない場合よりも助かる確率が倍にも上がるそうです。
普通救命講習を受け、一分一秒を争う事態の怖さを知り、緊急事態に遭遇した場合はこの知識を無駄にしないようにしないといけないと身が引き締まる思いでした。