医学部受験一筋医学部進学予備校メビオ

メビオで学んだ基礎を繰り返すことの大切さ。 医師国家試験の勉強にも活きました。

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第6回 メビオOB 先輩医師からのメッセージ

菅 桃子(かん ももこ)

  • 2001年春 関西医科大に合格、進学
  • 2007年 卒業、2年間研修医
  • 2009年 関西医科大附属 滝井病院 救命救急センター入局
  • その後 関西医科大附属 滝井病院 腎臓内科勤務

※医師の仕事とともに今年2歳になるお子さんの子育てにも奮闘中。ちなみに弟さんもメビオを経て、現役の医大生。

私がメビオにお世話になったのは2浪目。浪人1年目は大手の予備校に行ったのですが、百何十人がひとクラス。席も成績順で、私なんか黒板の字も見えないくらい後ろの方。基礎のない私にとって、そこを飛ばしてどんどん難しい問題を解いていくような授業は、もう宇宙の言葉を聞いているような状態でした。結果、「医学部をあきらめて短大にしては?」となって、どうしても医師になるために、両親に相談してあと一年の約束で、メビオに入会しました。

メビオでは勉強のやり方がそれまでと全然違いましたね。同じような学力のクラスメイトと一緒に基礎からわかりやすく教えてもらえるし、繰り返し同じ問題をやるので、学力に自信のなかった自分でも「あ、私も勉強ができるかも」と思えるように。だから「この授業を受けていれば大丈夫」って、不思議に迷いも持たなかったですね。メビオの先生は質問に行けば行くほど教えてくれるし、問題や資料もいろいろ提供してくれるんです。先生との関係が、とにかく濃い一年でしたね。

医師になるための最大で最後の難関は国家試験だと思うんですが、私はメビオで基礎が大事だということを思い知らされていたので、その時も国家試験の問題集を繰り返しやりました。そして間違えたところは何回もやり直す。その反復してやるという勉強のスタイルがすごく役立ったと思います。

医学部に入るには、とにかくあきらめないことが絶対に大事です。私も1浪目が終わった時点でもしあきらめていたら、絶対ここにはいない。もう無理かもしれないという時もあったけれど、あきらめなかったからここまで来れました。

医師になって7年目。それでもまだ、医師である前に人間として成長しないといけないなと思います。腎臓内科で透析をやっていると特にそうですが、週3回は同じ患者さんと会うんです。そうしたら、話題は病気のことだけじゃない。孫の話や家族の話、いろんな話があって、病気だけを診ていたのではその人のことがわからない。患者さんとの信頼関係が全然得られないんですね。医療面接の時にも言われたことがある「病気だけを診るな、人間をまるごと見ろ」という教えが、とても大事だということを日々感じています。 今は子育てをしながら医師の仕事を続けるのは大変だけれど、せっかく医師になれたので、頑張って両立させていかないと、と思っています。