覚悟の1年で掴んだ医学部合格
医学部受験・合格体験記
はじめに
私が初めてメビオを訪れたのは、1浪目の入試がすべて終わった3月上旬のことです。1年目は大手予備校に通い、2校の大学から1次合格をいただくことができましたが、正規合格には至らず、国立大学も残念な結果に終わってしまいました。 私は通信制高校に通っていたため、それが面接で不利に働いてしまうことや、入試で必要な知識に穴があることが心配でした。そういった経歴を持つ生徒の指導経験が豊富で、基礎から丁寧に指導してくれるメビオならもう1年頑張れると思い、「今年で最後にする」という覚悟を持って入会を決めました。
メビオの強み
メビオで特に良かったと感じている点は、面接対策の手厚さです。私には通信制高校出身という経歴があり、転学の経緯を正直に伝えながらも、面接官に悪い印象を与えないようなバランスを取ることが難しいと感じていました。しかし、担当の先生が親身になって一緒に言い回しを考えてくださいました。2次試験直前には何度も練習に付き合っていただき、本番では落ち着いて自分の言葉で話すことができるようになりました。 先生との距離が近いことも大きな魅力です。地下に講師室があり、放課後も先生のそばで質問をしたり宿題に取り組んだりすることができます。分からないことをそのままにせず、その都度質問して理解することが合格につながったと感じています。私は物理が苦手でしたが、数えきれないほど質問に通い、根気強く説明してもらえたことで、成績を大きく伸ばすことができました。また、模試の結果が思うように出ず落ち込んだり、モチベーションが下がったりしたときにも話を聞いていただき、気持ちを切り替えることができました。 さらに、同じ医学部合格という目標を持つ仲間と出会えたことも大きな支えになりました。最初は知り合いが一人もおらず不安でしたが、毎日同じクラスで授業を受けたり廊下で顔を合わせたりするうちに、自然と話せる人が増えていきました。直前期や入試期間には精神的に不安定になることもありましたが、同じ目標に向かって努力する仲間と話すことで前向きな気持ちを保つことができました。この先も長く付き合っていきたいと思える友人に出会えたことも、メビオで得られた大きな財産です。
成績が伸びた理由
成績が伸びた転機は、勉強時間にこだわらなくなったことだと思います。 1浪目のときは「1日何時間勉強するか」ということばかりを意識してしまい、結果として勉強内容が薄くなったり、「結局何を身につけたのか分からない」と感じることが増えたりしてしまいました。 その反省を踏まえ、メビオに入ってからは勉強時間ではなく「その日にやるべき課題を終わらせること」を意識するようにしました。例えば、その日の授業の復習や宿題を確実に終わらせることを優先し、やるべきことが終われば翌日の課題に取り組んだり、散歩をして気分転換をしたりと、無理のないペースで学習を続けるようにしました。 メビオで出される宿題はちょうど良い量だったので、授業に合わせた学習のリズムを作りやすく、自分のペースを安定させることができました。自習に頼りすぎると、勉強をさぼってしまったり苦手科目から逃げてしまったりすることもあると思いますが、適切なペースで継続できる環境に身を置くことの大切さを、この1年で実感しました。 根を詰めすぎず、持続できるペースで勉強を続けたことが合格につながったと感じています。
共通テストとの向き合い方
共通テストは最後まで苦手意識のある試験でした。 私は定期的に、1日12時間拘束される共通テスト模試を受験しました。終了後はメビオに戻って自己採点を行い、その結果と本番での目標点数を比較しながら、学習計画を何度も練り直しました。模試を受けて現状を把握し、その結果を次の学習につなげていくことを意識して取り組みました。 2浪目の集大成とも言える共通テスト本番は、決して満足のいく得点ではありませんでしたが、得意科目である化学では1ミスに抑えることができ、総合得点率も自己ベストを更新することができました。 結果として国公立大学には届きませんでしたが、苦手なことから逃げずに継続すること、模試を通して自分の立ち位置を把握し、反省と計画を繰り返すことの大切さを実感することができました。
私立医の入試期間
共通テストが終わり私立医学部の入試期間に入ってからは、精神的に苦しい時期もありました。周囲が次々と正規合格をもらっていく中で、私は補欠合格が続き、なかなか正規合格をいただくことができませんでした。自分だけが取り残されているような焦りや、「自分は医師になれないのではないか」という不安に押しつぶされそうになることもありました。 そんなときでも先生が「必ずどこかの医学部には受かる」と断言してくださり、その言葉に何度も支えられました。先生方の存在があったからこそ、最後まで前向きな気持ちで入試に向き合うことができたのだと思います。 また、試験本番で解けなかった問題に悔しさを感じることも何度もありましたが、「次の大学で類題が出たら絶対に後悔する」と思い、入試が終わった後もメビオに戻って解き直しを続けました。その小さな積み重ねがあったからこそ、私立第1志望であった大阪医科薬科大学の正規合格につながったのだと感じています。
最後に
私の高校生活から浪人期間を振り返ると、「終わりよければすべてよし」という一言では表せないほど、多くの紆余曲折がありました。何度心が折れそうになっても目の前の課題に向き合い続け、医学部合格を勝ち取ることができた経験は、これからの人生において大きな支えになると思っています。 私と同じようなバックグラウンドを持つ方や、どうしても医学部を諦めたくないと思っている方にこの体験記が届き、少しでも力になればうれしく思います。 最後になりますが、高橋先生、小嶋先生、土田先生、林先生をはじめ、最後まで支えてくださった先生方、スタッフの皆様に心より感謝申し上げます。最後の1年にメビオを選んだ決断は間違っていなかったと強く実感しています。本当にありがとうございました。