合否を分けた決定的な2か月
医学部受験・合格体験記
このたび、藤田医科大学に合格しました。私の経験が後輩たちの少しでも役に立てばと思い、体験記を書かせていただきます。
私が初めてメビオという予備校を知ったのは、高校3年生の10月でした。当時、大阪医科薬科大学の推薦入試を受けようと考えていましたが、対策方法が分からず困っていました。そのとき、母が見つけてくれたのがメビオでした。しかし、私は愛媛県に住んでいたため、まずは数学のオンライン授業を受けることにしました。
受験直前だったこともあり、自分には十分な実力が備わっており、他の受験生とも互角に戦えるという自信がありました。しかし、初めて木村先生の授業を受けたとき、その自信がいかに浅はかだったかを思い知らされました。受験に勝つには、単に解くだけでなく、いかに最速で正確に解答を導き出すかが重要です。また、自分の演習量の少なさにより、思考や計算スピードが不足していることを痛感しました。結果として、推薦入試には合格できませんでした。
オンライン授業を受けながら一般入試に向けて勉強を続けるうちに、実際にメビオで他の教科の授業も受けてみたいと思うようになりました。そして、12月の終わりごろからメビオの寮に入り、対面授業を受けることにしました。
最も衝撃を受けたのは理科の授業でした。特に化学では、自分の知識不足と理解不足を痛感し、怠けていた部分を修正することができました。そして何より、メビオの生徒たちからの刺激が非常に大きかったです。真剣に授業に取り組み、疑問を残さず、果敢に問題へ挑戦する生徒がたくさんいました。そのような環境の中で学ぶことができたことは、大きな財産になりました。また、生徒の質問に瞬時に対応する先生方の姿を見て、医学部受験をやり抜く上で最高の環境だと実感しました。
さらに、メビオの持つ豊富な医学部受験の情報にも大いに助けられました。対策授業で扱った問題の的中率の高さが、それを証明していると思います。
私が合格できた最大の理由は、メビオで最後の追い上げができたからだと確信しています。実際に対面授業を受けた期間は2か月間だけでしたが、その2か月が合否を分ける決定的な期間となりました。
最後に、これから受験生となる後輩の皆さんに伝えたいことがあります。受験は何が起こるか分かりません。実際の試験では、多少の実力差よりも、いかに本番で力を発揮できるかが重要だと私は感じました。例えば、私の場合、メビオで同じクラスだった友人との間に実力差がありましたが、共に一番上のクラスを目指したことで大きな成長を遂げることができました。その過程で得た、悔しくも充実した経験は揺るぎないものとなり、受験本番で自分を支えてくれました。
メビオは、受験本番でどれだけ貪欲に得点できるかを教えてくれた場所でした。短い期間ではありましたが、担任の木村先生をはじめ、メビオの先生方には大変お世話になりました。本当にありがとうございました。後輩の皆さん、受験頑張ってください!