最後まで走り抜けてつかんだ合格
医学部受験・合格体験記
私がメビオに入塾したのは、1年前の一般前期入試がすべて終わった2月のことです。前期に受験した大学にはすべて不合格となり、学習環境を変えたほうがよいという親の勧めで、メビオに入塾しました。そこから一般後期入試に向けて学習を始め、約1年の浪人生活を経て、第一志望だった大阪医科薬科大学に一般後期で合格することができました。ここでは、合格に至るまでの過程で実感したメビオの強みを紹介します。
まず1つ目は、どの教科も基礎からしっかりと学び直せる点です。受験期に基礎からやり直すことに不安を感じる方もいるかもしれませんが、多くの場合、基礎内容は思っている以上に抜けているものです。実際、私も現役時代は英語の文法を曖昧な理解のまま、文章の流れを感覚的に捉えて解いていたように思います。上田先生の春期英語授業で、文法の重要性を再認識し、しっかりと土台を固めることの大切さを痛感しました。メビオのカリキュラムは、どの教科も基礎から着実に積み上げていける点が非常に良かったです。
2つ目は、演習時間が豊富に確保されている点です。メビオでは、約1か月ごとにスケジュール表が配布されます。初めてそのスケジュール表を見たとき、週6日、朝から晩までびっしりと予定が組まれていてとても驚きました。さらに、1コマ3時間半という長時間の授業にも驚かされました(笑)。このように学習量がしっかりと確保されていたおかげで、入試本番でも集中力を切らすことなく最後まで解き続けることができました。
3つ目は、講師陣の層が非常に厚いことです。各教科に複数の先生が在籍しており、自分に合った指導スタイルの先生を選ぶことができます。それぞれの先生が工夫を凝らした質の高い授業をしてくださるので、授業時間があっという間に感じられました。クラスの人数も8人程度と少人数で、授業中に疑問が生じたときにも、すぐに先生に質問できる環境が整っている点も大きな魅力でした。
4つ目は、入試が近づくとメビオ主催の大学別模試が実施されることです。この模試は、大問の構成や試験時間、さらには問題用紙の紙質まで本番を模して作られており、非常に実践的です。私は小学校から高校まで一貫校に通っていたため、模試を受ける機会が少なく、試験慣れしていませんでしたが、この模試のおかげで各大学の出題傾向をつかめるだけでなく、本番の緊張感にも慣れることができました。
5つ目は、一般後期入試直前まで授業があることです。一般的な予備校では、12月以降は授業が終了し、自習中心の学習に切り替わることが多いですが、メビオでは最後の最後まで授業が続きます。結果が出始める時期でも学習ペースを乱さずに勉強できたことが、私にとっては大きかったです。私は一般前期の大阪医科薬科大学では補欠合格で悔しい思いをしましたが、倍率が高くても最後まで努力を続け、一般後期での合格をつかむことができました。
最後に、メビオでの浪人生活は楽しいことばかりではなく、大変なことも多くありました。しかし、同じ目標に向かって頑張る仲間の存在や、親身になって支えてくれた先生方、そして家族の支えがあったからこそ、1年間頑張り抜くことができました。本気で医師を目指して努力したい方にとって、メビオは最適な環境だと胸を張って言えます。