メビオの先生は全員最強の伴走者だった
医学部受験・合格体験記
私は現役のとき、多くの私立医学部を受験しましたが、どの大学にも一次合格すらもらうことができませんでした。浪人が決まり、来年度の予備校を悩んだ末、授業時間が多く、先生にも質問しやすい環境であり、自分に厳しくできそうだと感じたメビオに入塾することを決めました。
初めのメビオでの生活
前期のクラスでは、比較的年齢が近い生徒が多かったにもかかわらず、全員が内気な性格だったため、なかなかクラスやメビオに馴染むことができず苦労していました。担任の和田先生をはじめ、数多くの先生方が気にかけてくださり、週1回の面談では1週間の勉強の様子に加えて、友達づくりのアドバイスもいただいていました。
先生方の支えもあり、2回目の実力テストのあとから徐々にクラス全体で話すようになり、休み時間も楽しくなっていきました。今では笑い話にできるほど、クラスメイトと仲良くなることができました。
自分に合った勉強法を見つけられた
私は、教えてもらったことをすぐに理解するのは得意ですが、それを長期的に記憶することが苦手でした。そのことに気づけたのは、多くの模試を受けた経験があったからです。
普段の化学のテストでは毎回9割近い得点を取っており、範囲が決まっている実力テストの物理・化学でも好成績でした。しかし模試では、得意単元と苦手単元の差が激しく、得意なはずの化学で足を引っ張ってしまうこともありました。
化学の範囲を一通り学び終えても成績が伸び悩んでいた私に、加治屋先生が「過去の確認テストを渡すから、やって提出して。わからないところがあれば聞きにおいで」と声をかけてくださいました。
私は、一週間に一つか二つ提出することを目標に、わからない問題は質問に行き、その単元のテストを解くだけでなく、問題集なども使ってさらに復習することを心がけました。それでも忘れてしまうことが多かったため、何度も復習を重ねました。その結果、大学模試で3位を取ることができました。
推薦入試や実力テストの前には、宮澤先生からまとめプリントや不安な単元のプリントをいただき、演習量を増やして対策しました。自信もつき、本番の入試では化学を得点源にすることができたと思います。
数学でも、解法がすぐに浮かばないことがあったため、定期的に復習を行い、わからない問題があれば講師室の先生方や丸山先生に質問し、対応していただきました。本当に助かりました。ありがとうございました。
また、物理では公式や解き方を忘れないように、重要問題集を毎日2~3問解くことを習慣にしました。数えきれないほど質問に行き、たまに絶対に忘れてはいけないような基本的なことまで聞いてしまう私に、根気強く教えてくださった土田先生、和田先生、石川先生、そして物理科の先生方、本当にありがとうございました。
苦手な英語に向き合えた
後期が始まり、上田先生から文法や英作文の学習方法を根本から見直すようにと言われました。そこで、英語の学習時間を増やし、丸暗記ではなく理解を重視した勉強に切り替えました。
推薦入試では英語が足を引っ張ってしまったため、平沢先生に過去問をいただき、演習量を増やすことにしました。
英語はすぐに結果が出ない科目ですが、最終的には本番で足を引っ張らないレベルまで成長できたと思います。
精神的につらいときも支えていただいた
推薦入試で合格者が多数出たことで、私のクラスは科目によって3~5人という少人数になりました。合格者が全員女子だったこともあり、寂しさが募り、さらに近畿大学の推薦に不合格だったことで、自信を失ってしまいました。
「本当に一般入試で合格できるのか」と不安が大きくなるなか、担任の和田先生が「絶対受かるから、安心して」と笑顔で声をかけてくださり、その言葉に救われました。気持ちを切り替えて、再び勉強に向かうことができました。
前期試験で最初の一次合格発表は岩手医科大学でした。手応えは五分五分で、本番では物理が難しかったものの、数学でカバーできたと思っていました。しかし結果は不合格で、今年もダメかもしれないと落ち込み、情緒不安定になりました。
そんな中、2日後に愛知医科大学の一次合格がわかり、とても安心できました。入試期間中も、和田先生と話すことで精神を安定させることができました。
体調を崩すことも何度かあり、入試当日に応援してくださった先生方にご心配をおかけしましたが、なんとか最後まで走りきることができました。
最後に
浪人1年目にメビオを選んでいなかったら、正規合格は難しかったと思います。
関西に残りたいという強い思いを持っていた私が、近畿大学医学部医学科に正規合格できる学力まで成長できたのは、メビオのおかげです。
はじめはひとりぼっちでの生活でしたが、今ではほとんどのメビオ生と話せるようになり、毎日を楽しく過ごすことができました。
最後まで一緒に受験を頑張った友達、支えてくださった先生方、スタッフの皆様、そして私を信じて応援してくれた家族、本当にたくさんの方々に支えられたおかげで、医学部医学科に進学することができます。本当に本当にありがとうございました。