医学部受験一筋医学部進学予備校メビオ

兵医2012年度入試説明会:10/20開催

兵医2012年度入試説明会:10/20開催

メビオ行事

2011/10/26(水)

10月20日、兵庫医科大学 学生部の方に来ていただき、入試説明会を行いました。
前回のブログでも書いた通り、この日、説明会の直前には金沢医科大学のAO入試の発表があり、
今年度初となる2名の合格者が出たばかりで、生徒たちの入試への意気込みがさらに増したのか、
会場となった教室は開始15分前には55名の生徒でいっぱいに。
ついさっきまで合格者を囲んで盛り上がっていた生徒たちも真剣な表情です。

そして18時、説明会が始まりました。
まずは兵庫医科大学では2013年に新校舎が完成し、教育スペースがさらに充実すること。
また、5・6年生は医療現場での実習があり、4年生終了時までに医学全般の知識を
学ぶ必要があるため1年生から解剖の授業を行い、専門分野を早くから学習する
カリキュラムが組まれていることなど、ハード・ソフト面について詳しい説明がありました。
次いで、入試についての話に移りましたが、興味深かったのは面接で受験生に何を聞き、
知ろうとしているかということ。ずばり、大学が求めているのは
「将来、同じ医師として働きたいと感じさせる人」。
そのために「他の医療系の職業ではなく、なぜ医師を目指すのか」という明確な意思と
目標を持ってほしいとのことでした。

もちろん、受験生にとって「医学部に合格すること」が当面の目標でしょう。
しかし、その先の「医師」という職業について、しっかりと考えて欲しいということは、
きっと、どの大学でも同じだと思います。

この話を聞き、先日、パンフレットの制作にあたり、今年4月より研修医として
医療現場に出ているメビオの卒業生にインタビューした時、彼らが言っていた
「医学部に入る前に、医師とはどういった職業なのかということを
じっくり考えてみるのがいい…」という言葉を思い出しました。

今回、兵庫医科大学の入試説明会はメビオ生にとって、いま一度
医師になるという事を考えるいい機会になったのではないでしょうか。
そして「医師になる」という明確な意思を持って、これからの受験に臨んで欲しいと思います。

10月も残り少なくなってきました。
11月に入るといよいよ受験校を決定するための保護者面談が始まります。