医学部受験一筋医学部進学予備校メビオ

金沢医科大の入試説明会を行いました。

金沢医科大の入試説明会を行いました。

入試

メビオ行事

2016/10/11(火)

10月7日は金沢医科大学入学センターの吉川氏にお越しいただき、メビオ8階の教室で入試説明会を行いました。

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ご存知の通り、金沢医科大学は金沢駅から北に約10km。
日本海に面した石川県河北郡内灘町にあります。
2015年3月には北陸新幹線が金沢まで延伸したこともあり、関西圏だけでなく東京からも陸路で2時間半程で行けるようになりました。
雪が多い地域なので冬期はダイヤが乱れる、、、といったイメージを持っている方もおられるのですが、雪への対策は万全で、交通ダイヤが大きく乱れることはほとんどないそうです。

今回の説明会では金沢医科大学におけるカリキュラムの特徴や入試、奨学金などについてパンフレットに載っていないことを中心に詳しく説明して頂きました。

受験生にとって入試を突破することはもちろんですが、やはり入学してからの6年間、どのような大学生活を過ごすことになるかを知ることは、大学を選ぶうえでの大きな要素。
熱心に聞き入る生徒たちの表情が印象的でした。

金沢医科大学では、早い段階から現場により近い環境で体験できることがカリキュラムの特徴のひとつです。
具体的な内容としては「早期臨床体験実習」があり、医師の立場からの直接的な医療行為だけでなく福祉や看護などを含めた幅広い現場を1年生から体験します。
かつては現場を見学する、といったスタイルだったそうですが、現在は「診療参加型」になっており、卒業後の研修により近いかたちで学ぶことに力を入れているそうです。

3年生からは講義を聞くだけではなく少人数のグループになり、実際に症例に取り組み、学生自らが問題を発見して解決していくといった「能動型学習」にも力を入れています。
その活動のためにグループ学習専用のスペースも完備されているとのこと。
語学力も重視しており、1~2年生では夏季休暇を利用した語学研修、5年生では海外の医学部で学ぶことも可能であるなど、非常に充実しています。

また、国家試験合格率は96.3%という高い合格率を維持。5年生になると全員に机とイス、ロッカーが完備された専用の自習スペースが与えられるのですが、なんとこの自習室は24時間利用可能とのこと。
そして留年率も昨年は全体で4.2%。10%を越える大学もあるそうなので、これはかなり低いといえますね。
こういった学習環境が国家試験の高い合格率や低い留年率に繋がっていることは容易に想像できます。

気になる入試についても詳しくお話しいただきました。
AO入試以外の推薦入試や一般入試で行われるグループ面接は前もって与えられた課題文を読み、自分の考えを発表した後にディスカッションをするという流れです。
年齢なども考慮してグループ分けされるそうなので、そういった点では話しやすいのではないでしょうか。
説明会会場のスクリーンには模擬面接の際の写真も映し出されていたので、実際の面接がどういったものか、生徒たちは具体的なイメージが持てたようです。

さて、実際に受験するにあたっての注意点です。北陸新幹線が開通したことで観光客が増加しており、とにかくホテルの予約が取りづらい状況です。
金沢での受験を考えている方はお早めに。
金沢駅前から直通の送迎バスが出ているので、駅周辺のホテルが便利だそうです。

なお、2次試験は必ず金沢に行かなければなりませんが、メビオでは1次合格した生徒には一括でホテルを予約しますのでご安心を。

説明会では質問タイムも設けられ、パンフレットやホームページだけではわからない多くの情報を得ることができ、疑問に思っていたことを解決するいい機会になりました!
次回はメビオでは初めてとなる近畿大学医学部の説明会です。
興味があるメビオ生は是非参加してくださいね!