岩手医科大学
◎2025/07/11(金)時点でのデータ
基本データ
| ホームページ | https://www.iwate-med.ac.jp/ |
|---|---|
| 学部所在地 | 〒028-3694 岩手県紫波郡矢巾町医大通一丁目1番1号 |
募集人数・受験料・出願期間
| 募集人数 | 一般選抜:73名(地域枠12名) |
|---|---|
| 出願期間 | 試験日:2026年1月21日(水) 出願締切日:2026年1月5日(月) 出願備考:消印有効 他大学の入試・出願カレンダーはこちら |
入試日程
一般選抜
| 一次試験 | 2026/01/21(水) |
|---|---|
| 一次発表 | 2026/01/27(火) |
| 二次試験 | 2026/01/30(金)・01/31(土) ※どちらか1日を選択 |
| 合格発表 | 2026/02/05(木) |
試験科目(一般選抜)
| 科目 | 時間 | 配点 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 英語 | 英数2科目120分 | 100点 | |
| 数学 | 英数2科目120分 | 100点 | |
| 理科 | 2科目120分 | 150点 | 物理/化学/生物から2科目選択 |
| 小論文 | なし | ||
| 面接 | 50点 | 2次で実施 |
一次試験 入試会場アクセス(一般選抜 1次試験)
| 会場 | 岩手医科大学(小松島キャンパス)・東京・大阪・札幌・名古屋・福岡 |
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推薦型選抜
| 【私立医学部】推薦型選抜 実施要項一覧はこちら |
入学者情報
| 入学者内訳 |
男性58名、女性27名 現役26%、既卒74% |
|---|---|
| 医師国家試験合格率 | 新卒95.8%、既卒50.0% |
学納金
| 学費 | 6年間総額:34,000,000円 初年度:9,000,000円 私立医学部学費ランキングはこちら |
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奨学金
| 奨学金 | 医療局医師奨学資金貸付制度(県の制度)、市町村医師養成修学資金貸付制度(県の制度) 他大学の奨学金一覧はこちら |
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「医」「歯」「薬」「看」の医療系総合教育
岩手医科大学は「医療系総合大学」として、日本で初めて「医学」と「歯学」、「薬学」、「看護学」という医療系の4学部が同一キャンパス内に設置された大学です。学部の垣根を越えた教育カリキュラムが組みやすいなど、医療系総合教育が充実しています。
1年次から「多職種連携のためのアカデミックリテラシー」で多職種(専門職)連携教育が始まります。3年次には「チーム医療リテラシー」で、さらにチーム医療の必要性について理解を含められるのも医療系総合大学ならではの強みです。
6年次に行われる「4学部合同セミナー」では、他学部との共同で問題解決型学習を行い、チームで協力してより実践的な課題に取り組みます。
1年次は寮生活
医学部の1年次は全寮制で、全員が学生寮「ドミトリー圭友館」に入ります。個室でプライバシーの確保ができるものの、食事や入浴、洗濯などは共用の共同生活です。
歯学部と薬学部、看護学部は希望制での入居になりますが、医学部の学生以外とも良好な人間関係を築けるチャンスになるでしょう。異なる立場の人とも理解を深め、人間関係を築くことは、チーム医療の一員を担う医療従事者として大切です。
寮はICカードによる入退室管理や常駐の管理人などセキュリティが整っており、食事は栄養士によってしっかり健康面での配慮がされています。学生同士のコミュニケーションを取るのに役立つ共有スペースも充実しています。
地域医療や災害医療に注力
広い面積を有する岩手県では医療過疎地の問題を抱えています。そのため、岩手医科大学では、地域医療に力を入れている点も特徴です。医学部の学生は1年次から地域医療の現場に赴き、その実態を知る貴重な機会が与えられます。
さらに3年次で地域医療研修や救急医療の当直研修、救急車への乗務体験で経験を積んだのち、6年次には大学病院外での臨床実習でプライマリケアを学びます。
東日本大震災を機に、岩手医科大学では地域医療に加えて災害医療にも積極的に取り組むようになりました。大学内に設けられた災害時地域医療支援教育センターは、災害発生時に拠点としての役割を担うのはもちろん、他の都道府県で発生した災害への支援も行います。


