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医学部の特徴まとめ(慶應義塾大学・東京慈恵会医科大学・順天堂大学・日本医科大学編)

基本情報

2022/07/31(日)

(最終更新日2022/06/30)

慶應義塾大学医学部の特徴

慶應義塾大学医学部は1917年に創設されました。初代学長は世界的な細菌学者である北里柴三郎です。その後、1920年には大学病院を開設しています。医学部発足と共に創設された看護短期大学は2001年に看護医療学部となります。2008年には共立薬科大学と合併することで、薬学部が開設されました。

【キャンパス所在地】
日吉キャンパス 神奈川県横浜市港北区日吉4-1-1(1年次)
信濃町キャンパス 東京都新宿区信濃町35(2年次以降)

【URL】
https://www.med.keio.ac.jp/index.html

【6年間の学費】
22,059,600円

【医師国家試験合格率】
(2021年度新卒・既卒含めた実績):96.5%

入学後にEEP(Early Exposure Program)

慶應医学部が他大学に先んじて取り組みを始めたのが、このEEP(Early Exposure Program、医学部入学後すぐに医療現場を体験できる実習)です。入学した1年生は、夏休み期間に医療現場にて1週間の体験実習を行います。体験で訪れるのは、老人医療施設や重症心身障がい児施設やリハビリテーション施設などが中心です。

これらの施設で、学生たちは「介護者の見習い」として実習に取り組みます。医療現場で実際に患者さんと接する体験を持ち、医療スタッフの仕事を目にすることで、医学・医療を学ぶ心構えを身に付けることが目標の1つです。

学生が教員とマンツーマンで行う「自主学習」

もう1つ同大学の特徴的な教育として挙げられるのが、「自主学習」です。自習学習は4年生の1学期に行われ、学生が教員とマンツーマンで取り組みます。

学生たちは、臨床と基礎研究の分野に設定された数多くのテーマの中から1つを選び、多くの時間をそのテーマの研究に割きます。研究結果を国際学会や「Nature」などの著名な生物医学ジャーナル誌に発表する学生もいることからも、学生たちの熱量の多さがうかがえます。

この自主学習は、1989年に慶應義塾大学医学部の教育体系が全般的に見直しされた際に開始されたカリキュラムです。卒業後に臨床医を目指す学生にとっても、研究者を目指す学生にとっても、貴重な体験となっています。

メディカルネットワークが豊富

私立大学の医学部の中でも非常に長い歴史を持っているのが、この慶應義塾大学医学部です。その分卒業生も多く、OBで構成されている「三四会」は所属OBだけで9,000人を超える規模です。ちなみに、慶應OBの会は一般的に「三田会」といいますが、医学部のOB会は三四会と呼ばれています。

慶應義塾大学は総合大学のため、ほかの学部の三田会OBと交流する場もあり、卒業後もさまざま人間関係を築いていけるでしょう。
また、慶應義塾大学病院以外にも、約100もの関連病院と35の教育中核病院があります。就職などを考えたときに、ネットワークが広いことは有利に働く可能性があります。

東京慈恵医科大学医学部の特徴

東京慈恵会医科大学は、日本初の私立医学専門学校としてスタートしました。その前身は、医学者の高木兼寛によって設立された成医会講習所と、皇后陛下を総裁として迎えた東京慈恵医院です。

当時、病人は研究対象として無償で医療を受けるか、もしくは医療を受ける機会を得られないまま病気が悪化したり亡くなったりしていました。

高木兼寛はイギリス留学で人道主義、博愛主義の影響を強く受けていたため、貧しい人が無償で医療を受けられる慈善病院を作ったのが始まりでした。

【キャンパス所在地】
西新橋キャンパス 東京都港区西新橋3丁目25番8号(2年次以降)
国領キャンパス 東京都調布市国領町8丁目3番地1(1年次)

【URL】
http://www.jikei.ac.jp/univ/igaku/

【6年間の学費】
22,500,000円

【医師国家試験合格率】
(2021年度新卒・既卒含めた実績): 97.4%

自由な校風と充実の実習

慈恵会医科大学は自由な校風を持ち、さまざまな場面で学生に裁量を与える大学です。勉強や部活、研究などを通じて、学生が人として大きく成長できる「学び舎」としての環境が整っています。

部活動に打ち込む学生も多く、27の運動部と15の文化部のいずれかに属している学生が9割以上いるほどです。彼らが鍛錬する場所としてグラウンドやテニスコート、プール、弓道場などの施設がそろっており、都内の大学としては恵まれています。

学生たちが打ち込むのは部活動だけではありません。基礎の研究室に所属し、休日や放課後に研究する学生も多くおり、そのような学生に対する教員や大学側の支援も積極的です。学内やその他の学会で発表を行う学生も少なくありません。

また、慈恵医大が大切にしていることの1つに実習が挙げられます。1年生から患者接触プログラムがあり、学生たちは早期臨床体験や福祉体験実習などに参加します。

8,000人超のOBの存在

歴史ある慈恵会医科大学にはたくさんの卒業生がおり、附属病院や附属医療センターをはじめ、さまざまな国や企業で活躍しています。

同窓生は8,000人以上おり、先輩から後輩への縦のつながり、そして同級生間の横のつながりがとても強く、「慈恵の後輩」というだけで目をかけてくれる先輩も少なくありません。また、身近でロールモデルとなる先輩がいれば、自分の進路や将来について迷ったときなどに相談に乗ってもらえる可能性もあります。

多くの先輩や仲間は、人生を通して大切な存在となるはずです。

医師国家試験の合格率の高さ

慈恵医大は医師国家試験の合格率が非常に高い学校です。2022年実施の第116回の実績(新卒・既卒含めた全体)では、私立医大の中では自治医科大学に次ぐ合格率2位で、97.4%でした。(※)

※出典:第 116 回医師国家試験の学校別合格者状況|厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/content/10803000/000912614.pdf

慈恵医大のカリキュラムでは、医師国家試験への合格を目的としたカリキュラムは特に組まれていません。それでもこの高い合格率を誇っているのは、カリキュラムに縛られない自由な学生生活を送りながらも、講義にしっかりと出席する学生が多いためといわれています。

また毎年6年生の中から国試対策委員が選出されています。彼らが主導して、国試対策勉強のためのグループ作りや試験に向けての各種手続き、学内で行う模擬試験の実施まで運営されます。これも、自由な校風の慈恵ならではの風習です。

順天堂大学 医学部の特徴

お茶の水駅周辺に大きなキャンパスを有し、日本各地にいくつもの附属病院があるのが順天堂大学です。順天堂大学もその起こりは古く、江戸時代にまで遡ります。

1838年に蘭方医である佐藤泰然が開いた蘭方医学塾(和田塾)が起源です。その後、1946年に順天堂医科大学に昇格し、医学部医学科や体育学部(現在のスポーツ健康科学部)などの学部を創設しました。

【キャンパス所在地】
さくらキャンパス(医学部1年次/スポーツ健康科学部) 千葉県印西市平賀学園台1-1 
本郷・お茶の水キャンパス(医学部2~6年次/大学院医学研究科) 東京都文京区本郷2-1-1 

【URL】
https://med.juntendo.ac.jp/

【6年間の学費】
2,080万円 ※1年次の寮費・諸会費は別途

【医師国家試験合格率】
(2021年度新卒・既卒含めた実績): 96.4%

一年次は寮生活

医学部1年次の間は、千葉県佐倉市のさくらキャンパスで教養課程を受けます。最寄り駅は京成酒々井駅です。

そこでは全員が「啓心寮」で共同生活を送っています。スポーツ健康科学部もさくらキャンパスに在籍しているため、医学部以外の友人と交流を深められるのも良い点です。

さくらキャンパスは広大な敷地に陸上競技場やサッカー場、ラグビー場などがあり、運動部の学生たちが日々練習に励んでいます。オリンピックやパラリンピックで活躍する選手が多いのもうなずける環境の良さです。

学生と教員の距離が近い

1年次を寮で過ごすため、学生同士の仲が良くなるのはもちろんですが、順天堂大学では学生と教員との距離も近いのが特徴です。

例えば、ほかの大学であれば学内の試験問題への対策を学生のみで行わなければなりません。これにより学生は試験対策に多くの時間を割かざるを得ない状況となります。

しかし、順天堂大学では試験問題の過去問を大学が配布してくれます。さらには、出題をした教員自らが模範解答まで公開してくれるのです。大学側から、きちんと正しい知識が提供されるので、学生は安心して勉強することができます。

このように、教員が学生と多くのコミュニケーションを取ってくれるのが順天堂大学の特徴です。教員が学生をしっかりとサポートしてくれるので、学生が勉強を進めやすい環境ができています。

研究医を目指すための「基礎医学研究者養成プログラム」

最近は、大学医学部に「臨床と基礎研究を両輪で」推進していくことが求められる傾向です。順天堂大学でも、研究医のエリート育成を念頭に置いた「基礎医学研究者養成プログラム」が進められています。

希望者は1年次の早期から研究基礎教育を受け、研究活動支援を受けながら研究を行えます。そして、医学部在学の6年間の間に、研究内容の学会発表や筆頭論文の執筆を目指すほか、大学院の単位(10単位)を前倒しで取得できます。

卒業後は大学院に進学し、先取りした10単位分の余裕の時間を使った海外留学なども可能です。博士号取得後は、順天堂大学の助教として着任し、研究を継続できるなど、非常に手厚いプログラムとなっています。

日本医科大学 医学部の特徴

日本医科大学の前身である済生学舎は1876年に設立されました。この済生学舎では、世界的な細菌学者として知られた野口英世など、医学界に名を残す人々も学んでいました。

その後、一度は廃校になるも翌年に私立日本医学校として再建され、1926年に日本医科大学となり、現在に至るまで日本の医療界を支える役目を担ってきています。

【キャンパス所在地】
武蔵境キャンパス 東京都武蔵野市境南町1-7-1(1年次)
千駄木キャンパス 東京都文京区千駄木1-1-5(2年次以降) 

【URL】
https://www.nms.ac.jp/college/medicine.html

【6年間の学費】
2,200万円

【医師国家試験合格率】
(2021年度新卒・既卒含めた実績):94.2%

eラーニング学修支援システム

日本医科大学では、ICTが有効に活用されています。講義で配布される資料は、事前にインターネット上で公開されるため、学生の予習・復習がしやすく、学習効率の高いのが特徴です。

また講義の様子も公開されています。動画を復習に利用したり、授業を欠席してしまった時などに活用したりできます。

さらに、グループ討論の際などに活用される電子黒板が50台用意されているため、学生たちの学びの共有に役立っています。

臨床実習に向けて、学生用の電子カルテも導入されました。本来のカルテは大量かつ重要な個人情報が含まれているため、学生の自由に閲覧させたり、学外での学習時に閲覧させたりすることはできません。

そのため、学生が自由に診療録を記録できるように、別途学生のための電子カルテを用意し、学生の臨床実習をサポートしています。

2年生から医学専門教育課程

日本医科大学では、1年次の間はのびのびとした雰囲気の武蔵境キャンパスで教養課程を学びます。

そして、2年次から千駄木キャンパスで学業を学びます。2年次からは、いよいよ医学専門教育課程のスタートです。
なお、1年次と2年次の夏休みを利用して、早期の臨床体験実習が行われます。附属病院などで医師や看護師に付いて回り、その仕事ぶりや患者の様子を学びます。

国際交流も充実

6年次には、他大学と同様に臨床実習を行いますが、その際には提携大学であるジョージワシントン大学や南カリフォルニア大学などでの実習にも参加できます。また日本医科大学側でも、海外留学生の受け入れに対して積極的なので、日本にいても国際交流の場を持てるのはうれしい点です。

日本医科大学は、医学英語の推進に積極的に取り組んでいる学校の1つです。外国人の患者とコミュニケーションを図る授業や、医学英語論文を書くためのトレーニングも行っています。

さらに、タイやアジア諸国への医学留学やヨーロッパ諸国との短期交換留学なども実施しているほか、夏休み期間には、「Summer Student」として欧米の一流医学研究機関へ研究留学に行く学生もいます。やる気と頑張り次第ではさまざまなチャンスを活用できる環境が整っている大学です。

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