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医学部の繰り上げ合格とは?追加合格者の多い大学はその分チャンスも多い!

受験計画

2021/12/26(日)

(最終更新日2022/04/17)

医学部の合格には、正規合格と繰り上げ合格があります。繰り上げ合格があることで、正規合格はできなくても医学部に入学できる可能性が生まれてくるのです。

医学部を受験する場合は繰り上げ合格があることを見越して、志望校を選定することも必要です。この記事では、繰り上げ合格とはどのような仕組みなのか、さまざまな角度から紹介します。

医学部の繰り上げ合格とは?

医学部を受験する人の多くが複数の大学の医学部を受験します。そのため、複数の大学を受験し合格した場合は、進学先として決めた大学以外は辞退することとなり、大学によっては定めた定員に対して欠員が生じるところも出てきます。

大学としては定員を満たす必要があるため、正規合格に至らなかった受験者の中から追加で合格させる「繰り上げ合格」というシステムを採用しているのです。

正規合格・補欠合格・繰り上げ合格の違い

医学部を受験するにあたって、「補欠合格」という言葉を聞いたことがある人もいるでしょう。先述した正規合格・繰り上げ合格、そして補欠合格は似たような言葉なので違いがわからない人もいるかもしれません。ここからは、正規合格・補欠合格・繰り上げ合格の違いについて説明します。

正規合格

正規合格は、合格発表が行われる日時ちょうどに合格が発表されるケースで、合格発表で自分の受験番号が見つけられれば、その大学の医学部への入学許可が得られたことになります。

正規合格者の人数をどれだけ出すのかは、大学の事情によりさまざまです。入学定員と同じ人数だけ正規合格者を出す場合がある一方、入学辞退者が出て最終的に定員割れしてしまうことを避けるために、入学定員よりも多めに正規合格を出す場合もあります。

補欠合格

補欠合格とは、正規合格者の次に大学への入学許可が与えられる立場にある人のことです。正規合格者の中から入学を辞退する人が出た場合に、辞退者の代わりとして補欠合格者の中から順次入学許可が与えられます。そのため補欠合格になった段階では、まだ合格者として入学が許可されているわけではないことに注意が必要です。

補欠合格者は正規合格者とともに発表されるケースが多く、欠員が出た場合補欠合格者の中から繰り上げ合格者を決定します。

繰り上げ合格(追加合格)

正規合格者の中から入学辞退者が出ると定員割れしてしまうので、大学は補欠合格した人の中から新たに合格者を出します。このように、欠員を補充するために入学許可が出されることを繰り上げ合格(追加合格)と呼んでいます。

補欠合格になった時点で正式な合格者として扱われるわけではありません。一方、繰り上げ合格は正規合格と並んで正式に入学する権利を有します。大学によっては、正規合格者の人数よりも繰り上げ合格者の人数の方が多くなるケースもあります。

正規入学と繰り上げ入学で「差」はない

繰り上げ合格までの流れ

医学部受験から繰り上げ合格までの流れを大まかに説明すると、以下のようになります。

  1. 医学部を受験
  2. 正規合格者の発表(補欠合格を発表する大学もある)
  3. 正規合格者の中から入学辞退者が出たら、補欠合格者に連絡
  4. 補欠合格者に入学の意思があれば、繰り上げ合格

大学によって補欠合格者を発表する場合と発表しない場合があります。発表する場合、その方法は成績順だったり、受験番号順だったりさまざまです。発表しない場合は欠員が出た場合のみ対象者に連絡があります(詳しくは後述)。

繰り上げ合格の通知は電話などで個別に行われることが多く、連絡が来たときに入学の意思を問われることもあります。

補欠合格の取り扱い方

補欠合格者がどのような扱われ方をするかは、大学によってさまざまです。ここからは、実際に補欠合格となった場合に、どのタイミングでどの程度の情報が開示されるのかを紹介します。情報開示のタイミングや開示される内容によって、受験生の心の持ちようも変化するでしょう。

補欠合格の取り扱い方は、主として以下の3種類になります。

補欠合格者の発表なし

補欠合格者の発表あり(順位発表なし)

正規合格者を発表する際に補欠合格者も発表される方式です。ただし、補欠合格者の中で順位が発表されるわけではないため、自分が補欠合格者の中でどれくらいの順位にいるのかが定かではありません。

補欠合格通知が来たことで、正規合格者の併願状況によっては繰り上げ合格になる可能性があります。ただし、順位が不明であることから、繰り上げ合格の期待を持ってよいのか否か、判断しかねる状況です。受験生や親にとっては、緊張する日々が続くかもしれません。

補欠合格者の発表あり(順位発表あり)

正規合格者を発表する際に補欠合格者および補欠合格者の順位も発表される方式です。過年度の補欠合格者数や繰り上げ合格者数などのデータから、自分の順位だと繰り上げ合格者になれそうか否かが大まかに判断できます。

また、大学のサイトで現段階における補欠合格者の繰り上げ合格状況も提示される場合もあるので、受験生や親にとっては心の準備がしやすく、最もストレスを感じにくい方式といえるでしょう。繰り上げ合格の通知への対応もスムーズにできそうです。

繰り上げ合格の連絡はいつ届く?

補欠合格した人の多くは、繰り上げ合格の連絡がいつ来るのか気になるところでしょう。繰り上げ合格の連絡は特定の時期に来ることが多い傾向です。ここからは、繰り上げ合格の連絡が来ることが多いタイミングについて説明します。

以下に紹介した日程の2~3日後までは、かかってくる電話を取り逃がさないように注意しましょう。

正規合格者の初年度納入金の支払期限後

大学への入学が決まると、入学手続きと並んで初年度納入金の支払期限が通知されます。正規合格者が期日までに初年度納入金を支払わなかった場合、大学への入学を辞退したこととなるのです。

入学辞退者が出た場合は定員に欠員が出るため、補欠入学者の中から繰り上げ合格者を出すことで、大学側は入学定員を満たそうとします。

国公立大学の合格発表後(前期・後期)

国公立大学の医学部と私立大学の医学部を併願する場合、国公立大学に受かれば多くの受験生が私立大学入学を辞退します。そのため、国公立大学の前期・後期試験の合格発表後に繰り上げ合格の連絡が来る可能性が高いです。

国公立大学の合格発表日を調べておき、その日以降2~3日は大学から連絡が来るかもしれないことを心に留めておきましょう。

繰り上げ合格の通知は電話が多い

繰り上げ合格の通知は電話で行われることが多いため、繰り上げ合格の通知が来そうな時期は、いつでも電話を取れる状態にしておきましょう。もし、着信があり電話を取れなかった場合は、電話をかけ直すことで入試担当者につないでもらえます。ただし、番号を通知しない非通知設定で電話がかかってくることもあるため、注意が必要です。

電話は出願書類に書いた番号にかかってきます。出願時に自宅の電話、携帯電話のどちらを記載したかを確認し、連絡を待ちましょう。

繰り上げ合格が多い大学は?

正規合格ではなくても、補欠合格から繰り上げ合格になれば晴れて大学に入学することができます。それでは、繰り上げ合格が多い大学とはどのような大学なのでしょうか。

結論からいえば、私立大学の医学部は繰り上げ合格が多くなっています。国公立大学は学費が安く、ネームバリューもあることから第一志望とする受験生が多く、滑り止めに私立大学を受験するパターンが多い傾向です。

中でも、東京慈恵会医科大学、順天堂大学、日本医科大学などの都心にある難関私立大学は国公立大学医学部の併願校として選ばれることが多いため、例年多くの補欠合格者を出しています。また、私立大学の医学部の中でトップである慶応義塾大学は、東京大学理科III類と併願する受験生が多いため、毎年ある程度の補欠合格者を出しているのが現状です。

繰り上げ合格が少ない大学は?

一般的に、国公立大学に合格したのに入学を辞退するケースはまれなため、国公立大学の補欠合格者は少ない傾向です。また、地方の私立大学や都市部の中堅私立大学も補欠合格者は都市部の難関私立大学と比べて多くありません。

地方の私立大学の場合、補欠合格者数は大学がどのような場所に立地しているかによって左右されることが多いといわれています。駅から離れた場所にある場合や大学の近辺に大きな都市がない場合は、受験する人が限定され他の大学と併願する人も多くありません。そのため、辞退者の数も少なく、それに伴って補欠合格者もあまり出ないことが考えられます。

医学部は繰り上げ入学も多い

医学部は、合格発表日に大学への入学を許可される正規合格の他に、補欠合格から繰り上げ合格で入学できるケースも少なくありません。特に、都心部の難関私立大学は国公立大学の併願校として選ばれることが多いため、私立大学に正規合格しても国公立大学に合格すれば辞退する人が多い傾向です。

繰り上げ入学の多い大学は、その分入学のチャンスがあるともいえます。医学部を受験するにあたっては、繰り上げ合格の多さも視野に入れて受験校を検討しましょう。

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