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医者になるにはどうすれば良い?方法や難易度を解説

基本情報

2021/12/14(火)

(最終更新日2024/02/19)

将来の仕事として、医者を目指そうと思う人は多いのではないでしょうか。なぜならば、高齢化社会で医者が必要とされている現実。そして、自身の老後についても慎重に考えなければならない現代に私たちは生きているからです。

医者という職業は高収入なイメージや、人の役に立つ職業など、良いイメージが持たれやすい職業の一つと言えます。医者の中には病院で患者さんを相手に仕事をする臨床医や、医学について研究を積んでいく研究医がおり、働き方は多様です。

では、医者を志すにはどのようにしたらいいのでしょうか。学校選びはどうしたらよいのか?受験の難易度は高いのか?高いイメージがある学費は、実際にどのぐらいかかるのか?など、医者を目指す人たちが抱きがちな疑問について、ここでお応えしていきます。

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医者になるための条件

最初にお伝えしておきたいのが、医者になるための条件についてです。第一に、医学部に入学して、所定の単位をクリアした上で卒業しなければなりません。どんなに医学についての知識を独学で得ていたとしても、その他の学部卒では医者になるための国家試験を受けることができないのです。医者になるためには医学部で学び、卒業し、国家試験に合格して医師免許を取得しなければなりません。国家試験は、医学部を卒業見込みであると認められた場合のみ、学部を卒業する年に1回目の国家試験を受験することができます。

医学部を卒業し、国家試験に合格して医師免許を取得したら、次に2年間の臨床研修を行います。臨床研修が終わると、専門医になるためのステップもありますが、専門医の道に進まない場合は、そのまま医者として仕事を始めることも可能です。

医学部とは

医学というのは、人間の病気の原因や治療方法について学び、研究する学問であるというのが前提です。医学は概ね3つの分野に分けることができます。人間の身体について知るとともに、なぜ病気になるのかを学ぶ基礎医学、そして住民、社会といった集団の中での保健衛生と健康について学ぶ社会医学、実際に病気を持った患者さんを診察し、診断、治療する臨床医学の3つです。それらを学ぶのが医学部となります。

続いて、医学部への入学方法や、その難易度、そして学費について解説していきましょう。

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入学方法

難易度

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臨床研修とは

ひと昔前には義務化されていなかったのですが、平成16年以降、診療に従事する前には実際の医療現場で臨床研修を2年間受けることが必須となりました。診療に従事する予定がないのであれば、必ずしも臨床研修を受ける必要はなく、当初臨床の予定がなかった人が臨床医師として従事することになった場合には、そのタイミングで研修を受けることも可能です。

もし、医師免許取得と臨床研修の両方を海外で行った場合は、日本で改めて臨床研修を行わなくてはならないケースもあります。一方、日本で医師免許を取得後に外国で臨床研修を受けた場合は、日本で再研修を受ける必要がなくなる場合があるので要確認です。留学などを検討している人は医師免許の取得と臨床研修を行う場所には注意が必要でしょう。

なお、研修中でも給与は出ますが、実際に就業した後と比べると金額は低いです。また、志望する科とは別の科もローテーションして体験することが多く、さまざまな経験を積む機会となっています。

医師免許の取得方法

お伝えしてきたように、医者になるためには一つずつステップを踏んでいかなければなりません。まずは医学部への受験、そして合格をすること。合格後は6年間、医学についての知識を学んでいき、無事に卒業見込みを得られれば、卒業年の2月に医師免許取得のための国家試験を受験できます。例年、受験生の90%ほどが国家試験には合格しています。

国家試験では6年間学んできた医学の知識などが問われるのはもちろんですが、医者になる者として絶対に間違ってはいけない「禁忌肢問題」というものが出題されます。禁忌肢問題とは、医者として侵してはならない論理や人権に関する重要な問題で、たとえ他の問題に答えられても、禁忌肢問題を一定数間違うと不合格になってしまう場合があります。つまり医師になるためには、医学の知識だけではなく、倫理や人権への配慮が重要視されているということです。

医者になるにはまずは医学部に入ること

ここまでお伝えしてきたように、医者になるためには、まずは医学部への入学が必須となります。しかし、試験科目の多さや得点のボーダーラインの高さなど、医学部受験の難易度は他の学部とは比較にならないほどです。一人で飛び越えるには難しい、そのハードル。どうやってクリアしていけばいいのでしょうか。改めて、医学部受験の特徴や、パートナーとなる予備校について、次に紹介していきます。

医学部受験の特徴

国公立大学の多くや、一部の私立大学を受験する場合に求められるのが、共通テストの受験です。共通テストは科目数が多く、いわゆる理数系科目以外も勉強しなければクリアすることができません。共通テストのない私大に絞ってしまえば、国語や地理・公民に受験対策の時間を割く必要はなくなりますが、そうでなければ非常に広い範囲の勉強が求められることになります。それらを効率良くこなしつつ、合格ボーダーラインをクリアする成績にまで上げていくのはかなりハイレベルな勉強が必要です。

また、小論文などでは医学に関するテーマが出題されることも。高校の授業で学べる内容ではないので、その点についても対策することが必要となってきます。

医学部予備校を検討

自分自身の学力をかなり高いところまで押し上げるためには、相当な精神力と学力が必要です。しかし、学力を付けるには、ただやみくもに勉強していても効率が良くありません。医学部専門の予備校ならば、医学部試験の傾向と対策を熟知しているので、医学部受験のためにやるべきポイントをしっかりと押さえた指導が可能です。また、同じところを目指す仲間はライバルでもあり、心強い仲間でもあります。共通の目標を抱く友人と出会えるのも、医学部予備校に通う良さの一つと言えるのではないでしょうか。

予備校ごとの特徴にも、注目してみてください。歴史があり、多くの成功者を輩出している予備校や、少人数による集中的な指導を行う予備校、どっぷりと勉強に浸れる環境として寮のある予備校もおすすめです。

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医学部の合格率

とにかく医学部入試の戦いは熾烈です。大学全体としては数が増えており、誰もが大学へと入学できるようになってきた昨今においても、医学部は誰でも簡単に入学ができるというわけではなく、国公立大学については、共通テストの倍率が5倍前後の学校が多いです。私立大学においては、最低でも5倍程度となっており、最も倍率が高い学校では100倍超えのところもあります。

ただし、倍率は人気の高さとは比例していないということを覚えておいてください。たとえ人気の学校であっても、内定者数が多ければ倍率は低くなり、逆に内定者数が少ないと倍率は高くなります。どこの大学を受験するか、その見極めをすることも医学部合格のためには重要な判断であり、一種のスキルが必要なポイントであると言えるでしょう。

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まとめ

医者になるためには、まずは大学の医学部に入学して6年間医学について学び、その後、国家試験を受験し無事に合格をすれば医師免許を取得できます。しかし、それからまだ2年間の臨床研修が待っています。こうして、最短で8年間をかけて医者になる準備をしていくのです。その後、ようやく医者として就職するに至ります。

医者になるには、何をおいてもまずはその入り口である医学部に入学することが必須条件であり、そこが最大の難関であると言っても過言ではないでしょう。医学部へ合格をするためには受験校の出題傾向を知り、受験対策をしていかないといけません。医学部への受験の知識がなく、どういった勉強や対策をしたらいいのかわからないという人も多いでしょう。そんな人には、創業から40年以上、数多くの生徒を医学部に合格させてきた医学部進学予備校のメビオがおすすめです。メビオは医学部受験に特化した予備校なので、通常の予備校よりも詳しく丁寧な医学部受験対策をすることができます。医学部受験をお考えの方は、医学部進学予備校のメビオで医学部受験に備えてみてはいかがでしょうか。

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