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2月2日 福岡大学医学部一般入試の講評

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2月2日 福岡大学医学部一般入試の講評

入試

メビオ講師コラム

2016/02/04(木)

2月2日に行われた福岡大学医学部入試の講評です。

今年の志願者数は2568名で昨年の2862名より294名の減。ここ何年かはずっと志願者が増える一方だったのですが、減少に転じました。昨年の合格最低点は400点満点で288点でしたが、今年は少し上昇するでしょう。各科目の内容は以下の通りです。

英語
形式は昨年通りでした。

Ⅰ(和訳「ス-パーマーケットまでの距離と肥満の関係について」)親しみのある内容で、特に訳出に苦労するところもない。

Ⅱ(長文内容一致「幼少期に培われた読書と旅行への愛情について」)
文章は平易で例年見られる選択肢の選びにくさもなくなった。

Ⅲ(文法4択) きわめて基本的な問題。完答を目指したい。

Ⅳ(発音) 母音のみが問われておりきわめて基本的な問題。完答を目指したい。

Ⅴ(一語不要語句整序) 一部の名詞表現は難しいが全体としては標準的。

全体としては昨年より易化。和訳と一部の語句整序以外での失点は避けたい。
8割5分が目標。

 

数学
[Ⅰ] (i) (整数) 基本的な問題。
(ii) (複素数) (3) は基本的な問題だが、(4) が難しい.解の配置を複素数平面上で図形的にイメージできないと大変。
(iii) (平面ベクトル) 基本的な問題。

[Ⅱ] (i) (指数・対数) 基本的な問題。
(ii) (データの分析) やや難。感覚的に正解を得ることもできるが、厳密に考えるのはかなり難しい。

[Ⅲ] (微積分) 微分・積分の計算をていねいにするだけ、とはいえ(ii) の積分計算は差がつくだろう。

[Ⅰ],[Ⅱ]は難易の差がはっきりしており、易問に関してはどれも落としたくないところ。
[Ⅰ](ii),[Ⅱ](ii) を突破できるか、[Ⅲ]をしっかり完答できるかどうかが合否を分けるだろう。
ボーダーラインは7 割前後。

 

物理
大問I エレベータ中のばね振り子(標準)

大問II P - T グラフで表された熱サイクル(標準)

大問III 点電荷の作る電場電位(標準)

大問I は易しい。完答したい.

大問II はまず始めにグラフをP - V グラフに描き直しておくこと.後は標準的な問題で易しい。これも完答したいところ。大問III の分野は受験生が手薄になりやすい分野だが,特別難しい問題はない。これもできれば完答しておきたい。全体として例年並みの難易度。非常に標準的で易しいセット。ボーダーラインは9割程度だと思われる。

 

化学
大問それぞれに受験生が戸惑ったり苦手とする範囲を含んでいたりするので、なかなか高得点を取るのは難しそうである。

大問1(2) では与えられた条件下での水の状態が判定できないといけない。

大問2 はPbI2 が黄色沈殿であることを知らないと確信をもって正解を選べない。

大問3 は見かけほど難しい問題ではないのだが、不慣れな出題に戸惑った受験生は多いと思われる。

大問4 の合成高分子はもともと苦手な受験生が多い範囲。昨年やや難化したが、今年度は化学が得意な生徒には取れそうな問題なので、実力によってかなり差がつく結果になると思われる。正規合格には8 割くらいは欲しいところ。

 

生物
例年どおり大問 5 題の構成であった。

【Ⅰ】問 6 は問題の読み間違いがあるかもしれない。【Ⅲ】問 1 (ロ)の「G タンパク質」や問 3 の「嗅細胞」には軸索がある、などはやや細かな知識が要求された。それでも全体的に内容は易しく高得点の勝負が予想される。8 割5 分は欲しいところ。