2026年度全国医学部情報

東北大学

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東北大学医学部の特徴

東北大学医学部の歴史は、1736年に設置された仙台藩明倫養賢堂にまでさかのぼります。1760年には医学教育が開始され、1817年には養賢堂から「仙台藩医学校」が分離・独立しました。1822年には仙台藩学校蘭科が開設され、わが国で初めて西洋医学講座が実施されています。

1907年に東北帝国大学が設置され、1915年には東北帝国大学医科大学が開設、1919年に医学部となりました。現在の医学部は医学科と保健学科で構成されています。医学科では「研究第一」「実学尊重」の建学理念のもと、研究心を持つ医療・医学研究のリーダーを育成しています。3年次には20週間の基礎医学修練を行い、4~6年次には東北大学病院や東北地方の関連病院などで臨床修練・高次臨床修練を実施しています。海外の医療機関で実習する機会も設けられ、研究・臨床・国際性を重視した医学教育を行っています。

キャンパス所在地 〒980-8575 仙台市青葉区星陵町2-1
URL https://www.med.tohoku.ac.jp/
6年間の学費 349万6,800円
※入学料28万2,000円+授業料年額53万5,800円×6年間
医師国家試験合格率 未公表

「研究第一」・「実学尊重」の理念

東北大学では創立以来、「研究第一」の理念と「実学尊重」の精神を大切にしながら、教育・研究を進めてきました。医学部医学科でもこれらの建学理念を踏まえ、研究心を持つ医療・医学研究のリーダーを養成するための教育を行っています。

医学科3年次の夏休み明けから始まる「基礎医学修練」では、学生が各研究分野に配属され、研究者の一員として本格的な研究活動に取り組みます。各分野4名程度の少人数で、18週間にわたり月曜日から金曜日までフルタイムで研究を行い、修練の最後には口頭発表やポスター発表による学会形式の成果発表を行います。

基礎医学修練では海外の研究機関で研究に取り組むことも可能です。例年25名近くの学生が海外研修を経験しており、北米・アジア・ヨーロッパ・オーストラリアなどの研究機関で、最長5か月にわたって研究活動に参加しています。帰国後には、基礎医学修練発表会で研究成果を英語で発表する機会も設けられています。

国際的視野を身に付けるための教育

東北大学医学部では、医学・医療の分野で国際的に活躍できる人材を育成するため、英語によるコミュニケーション能力の向上や海外留学を含む国際教育に力を入れています。

3年次からは「医学専門英語」の教育が行われ、外国人講師による少人数グループでの英会話、医療英語を学ぶe-Learning、英語で患者を診察するためのトレーニングなどを実施しています。英語コミュニケーション能力を実践的に身につけるための教育が、医学専門教育と組み合わせて行われています。

海外留学の機会も複数設けられています。3年次の基礎医学修練では例年25名近くの学生が海外の研究機関で研修し、最長5か月にわたって研究活動に参加します。また、6年次の高次臨床修練でも例年25名程度の学生が約4週間海外に留学し、現地の医学生とともに臨床実習を行っています。

海外研修先には、ハーバード大学、スタンフォード大学、イェール大学、ジョンズ・ホプキンス大学、マサチューセッツ総合病院、メイヨークリニック、米国国立衛生研究所(NIH)、トロント大学、チューリッヒ大学、カロリンスカ医科大学、シンガポール国立大学など、世界各地の大学・研究機関・医療機関があります。

奨学金情報

東北大学では、日本学生支援機構や地方公共団体・民間団体等による奨学金のほか、大学独自の学生支援制度を設けています。

学部学生を対象とした独自の制度として「東北大学元気・前向き奨学金(修学支援基金)」があります。経済的な理由により修学が困難で、学業成績が優秀な学生を支援する給付型の奨学金です。

2026年度募集では学部1~6年生が対象となり、給付額は月額30,000円、年額360,000円です。1年間分の36万円が一括して支給され、募集人数は50名程度となっています。返還の必要はありません。

なお、2027年度の募集要項は現時点では公表されていないため、対象学年や応募条件、募集人数などは変更となる可能性があります。申請する際は最新の募集要項を確認してください。

◎2026/08/28(金)時点でのデータ

基本データ

ホームページ https://www.tohoku.ac.jp/japanese/
学部所在地 〒980-8575 宮城県仙台市青葉区星陵町2-1
学生数 1,333名(医学部全体)
※2025年5月1日現在
学部アドミッションポリシー

医学部では、医学および人類を中心とした生命科学に関する教育を通して、真理を探究する姿勢を育成します。高い倫理観と使命感を持ち、科学的根拠に基づく臨床医学・医療技術を実践できる医療人と、新しい医学のフロンティアを開拓し、問題を解決できる医学研究者の養成を目的としています。

■求める学生像

  • 科学分野に対する優れた理解力・学習能力を持つ人
  • 生命現象や医療の問題に関心・探究心を持つ人
  • 医学や医療を通じて人類の福祉に貢献したいという明確な目的意識を持つ人
  • 病める人の立場に立って問題を解決できる人間性を備えた人
  • 国際的な視野を持って行動できる人

一般選抜(前期日程)

募集人数・受験料・出願期間

募集人数 75名
受験料 17,000円
※令和9年度一般選抜学生募集要項で要確認
出願期間 2027/01/25(月)~2027/02/03(水)正午

入試日程

大学入学共通テスト 2027/01/16(土)・01/17(日)
一次発表 2027/02/10(水)
個別試験 2027/02/25(木)・02/26(金)
合格発表 2027/03/09(火)

試験科目

大学入学共通テスト

科目 時間 配点 試験内容・評価基準
国語 90分 100 「国語」
地歴・公民 60分 100 「地理総合、地理探究」
「歴史総合、日本史探究」
「歴史総合、世界史探究」
「公共、倫理」
「公共、政治・経済」から1科目
※2科目受験した場合は第1解答科目の成績を利用
数学 70分+70分 100 「数学Ⅰ、数学A」
「数学Ⅱ、数学B、数学C」
理科 130分(2科目) 100 「物理」「化学」「生物」から2科目
外国語 80分
※英語はリスニング60分を別途実施
100 「英語」「ドイツ語」「フランス語」「中国語」「韓国語」から1科目
※英語はリスニングを含む
情報 60分 50 「情報Ⅰ」

大学入学共通テスト合計:550点(6教科8科目)

個別

科目 時間 配点 試験内容・評価基準
数学 150分 600 「数学Ⅰ」「数学Ⅱ」「数学Ⅲ」「数学A」「数学B」「数学C」
数学B:「数列」
数学C:「ベクトル」「平面上の曲線と複素数平面」
理科 150分 600 「物理基礎・物理」「化学基礎・化学」「生物基礎・生物」から2科目
外国語 100分 600 英語
「英語コミュニケーションⅠ」
「英語コミュニケーションⅡ」
「英語コミュニケーションⅢ」
「論理・表現Ⅰ」
「論理・表現Ⅱ」
「論理・表現Ⅲ」
面接 募集要項で確認 400 小作文と面接を実施。
小作文と出願書類は面接の参考資料として用い、医師としての適性を評価する。

総配点:
大学入学共通テスト550点+個別学力試験等2,200点=2,750点

個別試験 入試会場アクセス

会場 本学キャンパスで実施予定
※具体的な試験場は令和9年度一般選抜学生募集要項で確認
住所 令和9年度一般選抜学生募集要項で確認

備考

二段階選抜について 医学科では、入学志願者が募集人員に対して約3.5倍を超えた場合、第1段階選抜を実施することがあります。
※募集人数75名の場合、約263名が3.5倍の目安
※個別学力試験を適切に実施できると判断した場合は、倍率を緩和することがあります。

AO入試(総合型選抜)Ⅱ期

募集人数・受験料・出願期間

募集人数 15名
受験料 17,000円
出願期間 2026/10/13(火)~2026/10/16(金)

入試日程

一次試験 2026/11/07(土)
一次発表 2026/11/20(金)
二次試験 2026/11/28(土)
合格発表 2026/12/04(金)

試験科目

※AO入試Ⅱ期では大学入学共通テストを課しません。

第1次選考

科目 時間 配点 試験内容・評価基準
筆記試験 募集要項で確認 600 理数系の基礎的理解度に加えて、医療系分野に関する高度な英文を読み解く能力、論理的かつ多面的な思考力、表現力、作文能力などを評価。

第2次選考

科目 時間 配点 試験内容・評価基準
筆記試験 ― 300 第1次選考で実施した筆記試験の成績を300点満点に換算して利用。
面接 募集要項で確認 150 面接前に小作文を課し、医師・医学研究者としての適性や、英語で話すための基礎的能力などを評価。
科学研究に関する活動経験がある場合は、成果や活動について発表する機会を設ける場合があります。

第2次選考総配点: 筆記試験300点+面接150点=450点

個別試験 入試会場アクセス

会場 令和9年度AO入試Ⅱ期学生募集要項で確認
住所 令和9年度AO入試Ⅱ期学生募集要項で確認

AO入試(総合型選抜)Ⅲ期

募集人数・受験料・出願期間

募集人数 12名
受験料 17,000円
出願期間 2027/01/19(火)~2027/01/22(金)

入試日程

大学入学共通テスト 2027/01/16(土)・01/17(日)
一次発表 2027/02/04(木)
個別試験 2027/02/08(月)
合格発表 2027/02/10(水)

試験科目

大学入学共通テスト

科目 時間 配点 試験内容・評価基準
国語 90分 200 「国語」
地歴・公民 60分 100 「地理総合、地理探究」
「歴史総合、日本史探究」
「歴史総合、世界史探究」
「公共、倫理」
「公共、政治・経済」から1科目
数学 70分+70分 200 「数学Ⅰ、数学A」
「数学Ⅱ、数学B、数学C」
理科 130分(2科目) 400 「物理」「化学」「生物」から2科目
外国語 80分+リスニング60分 200 「英語」
※リーディング・リスニングを受験
情報 60分 50 「情報Ⅰ」

大学入学共通テスト合計:1,150点(6教科8科目)

個別

科目 時間 配点 試験内容・評価基準
筆記試験 募集要項で確認 280 医療系分野への深い関心を前提として、高度な英文を読み解く能力、論理的かつ多面的な思考力、独創性、表現力、作文能力などを評価。
面接 募集要項で確認 280 出願書類の内容を参考に、医師としての適性や医学研究者としての適性を評価。

総配点:
大学入学共通テスト1,150点+筆記試験280点+面接280点=1,710点

個別試験 入試会場アクセス

会場 令和9年度AO入試Ⅲ期学生募集要項で確認
住所 令和9年度AO入試Ⅲ期学生募集要項で確認

他、選抜種類

国際バカロレア入試・帰国生徒入試・私費外国人留学生入試 3方式合わせて3名

入学者情報

【一般選抜・前期】志願者数および入学者数 【2026年度入試】
志願者:311名
第1段階選抜合格者:273名
個別試験受験者:251名
合格者:80名
入学者:76名
【AO入試Ⅱ期】志願者数および入学者数 【2026年度入試】
志願者:163名
第1次選考合格者:55名
最終合格者:18名
入学者:18名
【AO入試Ⅲ期】志願者数および入学者数 【2026年度入試】
志願者:125名
第1次選考合格者:36名
最終合格者:13名
入学者:13名
【地域枠】志願者数および入学者数 【2026年度入試・令和8年度限り】
宮城県地域枠:志願者28名、合格者7名、入学者7名
岩手県地域枠:志願者6名、合格者2名、入学者2名
※令和9年度は地域枠入試を実施しません。
医師国家試験合格率 大学公式HPに最新単年度の新卒・既卒別合格率の掲載を確認できず
入学者内訳 【2026年度】116名
一般選抜76名、AO入試Ⅱ期18名、AO入試Ⅲ期13名、地域枠9名
主な就職先 東北大学病院
東北公済病院
仙台市立病院
東北労災病院
みやぎ県南中核病院
大崎市民病院
石巻赤十字病院
気仙沼市立病院
栗原市立栗原中央病院
国立病院機構仙台医療センター
岩手県立中央病院
山形県立中央病院
山形市立病院済生館 など

学納金

6年間に必要な学費 3,496,800円
※入学料282,000円+授業料535,800円×6年間
入学金 282,000円
授業料 年額535,800円
前期:267,900円
後期:267,900円
※在学中に学生納付金が改定された場合は、改定後の金額が適用されます。
実験実習費 独立した固定額として大学公式HPに記載なし
施設設備費 独立した固定額として大学公式HPに記載なし
教育充実費 独立した固定額として大学公式HPに記載なし
その他 教材費・実習関連費等が別途必要となる場合があります。
2年次以降学費 授業料:年額535,800円

奨学金

大学 医学部学生奨学賞
学業成績が優秀で、学会や主要学術誌に学問的価値の高い研究を発表した学生などを対象とする制度。
※現在の公式HPでは固定の賞金額は掲載されていません。

東北大学基金 グローバル萩海外留学奨励賞
成績優秀な学部生・大学院生の海外留学を支援。
医学部・歯学部は3か月未満の留学も対象。
準備金:欧州・オセアニア30万円、北米20万円、アジア・中近東15万円
奨学金:留学先地域に応じて月額8万円~12万円
その他 日本学生支援機構奨学金
地方公共団体・民間奨学団体・病院等の奨学制度
授業料等免除制度
海外留学援助制度
海外学会等参加助成制度 など
  • 医学部推薦本科
  • 小論文面接
  • 学校説明会