滋賀医科大学医学部の特徴

滋賀医科大学は1974年に医学部医学科の単科大学として設立され、その後、1978年に医学部附属病院が開院、1994年に医学部看護科が設置されました。

創造（Creation）、挑戦（Challenge）、貢献（Contribution）の3Cを三大使命として掲げ、県で唯一の医学系大学として、地域に貢献し、世界に羽ばたく大学を目指しています。

滋賀医科大学では地域医療を担う医師の養成や確保を目的として、県内3箇所の活動拠点で臨床実習が行われています。附属大学病院は1995年に特定機能病院の指定を受け、高度医療や先進医療を提供するとともに、良き医療人を育成する教育・研修施設としても大事な存在です。

医学研究を後押しする研究医養成コース

滋賀医科大学では、地域医療に力を入れる一方で、特に医学研究に関心を持つ学生に向けて研究医養成コースを設けています。

研究に興味のある学生に課外活動として研究の場を提供する「入門研究医コース」、自分の興味のある研究領域に沿った研究室を選択し、実際に研究活動する「登録研究医コース」のほか、登録研究医コースから進むことのできる「大学院プラン」があります。

地域医療でのモチベーションを高める「里親制度」

地域に支えられる大学として、里親制度があるのも他の大学にはないユニークなポイントです。里親制度では地域医療に従事している卒業生に里親、地域住民にプチ里親になってもらいます。里親制度は地域の医師不足解消を目指すことを目的として、医学生を見守り、地域医療に対するモチベーションを発展させるための取り組みです。

里親やプチ里親との交流で滋賀県の魅力を知るとともに、地域や住民の医療ニーズも直接知ることが可能です。認定NPO法人 滋賀医療人育成協力機構との連携により、宿泊研修や学生が希望する講師を招いた講義なども行われています。

奨学金情報

滋賀医科大学では日本学生支援機構奨学金以外に、滋賀医科大学同窓会の湖医会による奨学金があります。その一つが湖医会奨学金です。湖医会奨学金は学業および人物に優れ、かつ経済的な理由で学費の負担が困難な学生に対し、1年間無利子で月額5万円が貸与されます。

さらにボランティア活動資金や国内外研修費用など、自主的活動の支援を目的とした藤原よしみ奨学金もあり、1年間無利子で30万円が一括貸与されます。

他に将来、滋賀県内の病院で診療業務に従事する意思があり、地域医療枠や地元医療枠で入学した学生を対象に貸与される滋賀県医師養成奨学金制度も、条件を満たせば利用可能です。

※出典 https://www.shiga-med.ac.jp/education-and-support/student-life/scholarships

◎2021/12/15(水)時点でのデータ

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