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医学部受験の国語対策!現代文・古文・漢文それぞれの攻略法を紹介。

受験計画

2022/01/02(日)

(最終更新日2022/07/06)

医学部を受験するとなれば、国公立では大学入学共通テストが必須になるため、主要科目の英数理以外に国語や社会の学習も行わなければなりません。私立大学を目指す場合でも、大学入学共通テスト利用の場合は同じく国語が必要です。多くの受験科目の学習をしなければならない医学部受験生の中には、国語の学習に不安を感じる人もいるのではないでしょうか。

この記事では、医学部受験における国語の位置づけや現代文・古文・漢文それぞれの攻略法について紹介します。

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医学部受験における国語とは?

医学部を受験するにあたって国語の学習が必要か否かは、どの大学を志望校にするのかによって違ってきます。国公立大学を狙うのか私立大学を狙うのか、私立大学を志望するなら大学入学共通テストを利用するのかそうでないのかによってもまちまちです。そのため、志望校の出題科目を早い段階で把握しておくことが大切になってきます。国語が出題されない大学のみを受験する予定であれば、国語を学習する必要はありません。

国立大医学部に行くなら共通テストで国語はマスト

国公立大学の医学部を受験するなら、まず大学入学共通テストを受けなければならず、当然国語も含まれるため国語の学習は必須になります。しかも医学部を目指すなら、大学入学共通テストでは8割以上は得点できるようにしておきたいものです。

また二次試験では国語が出題されない大学も多く、大学入学共通テストの対策だけが必要になる人も少なくありません。国語は暗記だけで対応できるわけではなく、読解力を上げるには時間も必要です。医学部を受験する場合は他の重要科目に学習時間を多く割く必要があるため、国語への対策に悩む受験生も多いでしょう。

私大医学部は一般受験なら基本的に必要ない

私立大学医学部の入試で大学入学共通テスト利用の場合は、国公立大学の入試と同様に国語を必須科目としている大学が多いですが、中には国語を必要としない大学もあります。また、一般受験の場合、私立の医学部は英数理の3科目ですから、一般受験の場合は基本的には国語の学習は必要ないでしょう。

私立大学の医学部の中では、帝京大学が長らく国語を選択科目に含めているため、文系出身者で医学部を目指したい人が受験するケースもあるようです。

昭和大学も2021年度から国語が選択科目に加えられました。ただ、これらはまれなケースで、一般受験で私立大学を受ける場合、国語は選択科目に含まれないことがほとんどです。

医学部受験での国語対策は?

医学部受験は多くのライバルがひしめき合う中で合格を勝ち取ることが必要です。国語が苦手だからといって国語ばかりを学習していては、他の重要科目の学習が手薄になってしまいます。

まずは、志望校における国語の出題や配点などの重要性を把握したうえで学習の優先順位をつけましょう。大前提として、英数理の実力がなければ国語ができたとしても国公立大学医学部には難しいでしょう。また、併願する私立大学の合格まで危ぶまれてしまいます。

そのため、学習の順序としてはまず英数理の実力を付けたうえで、暗記で対応しやすい古文と漢文を学習し、余裕があれば現代文の学習を行うようにしましょう。

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現代文の学習方法

現代文は普段使い慣れている日本語だと思っていても、いざ模試を受けてみると安定した偏差値にならないケースも少なくありません。他の重要科目の学習と並行して進めていくうえで負担にならないよう学習するには、どのような点に注意しなければならないのかを以下で説明していきます。

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基本的な解法をマスターする

現代文の模試で安定した偏差値が取れないのは、解法が間違っているからかもしれません。例えば、大学入学共通テストの現代文の場合、問題を通して読むことなく設問と問題文を目線が行ったり来たりすることは時間のロスにつながるため、よい方法ではないでしょう。

まずは、一度で内容を理解しきれなくてもよいので、自分の読めるスピードで全体を一読しましょう。話の流れを意識して読む練習を積んでいくと、だんだん読むスピードも早くなっていきます。評論文の場合は筆者の主張を、小説の場合は語り手や登場人物の心情を文章の内容から客観的、論理的に理解し確定していくことがポイントです。

過去問でテスト慣れを

国語の配点が高い大学を志望校に選んでいるのでなければ、国語の学習は最低限にして他の重要科目の学習時間を多く確保したいものです。そのためには過去問の演習を行って時間配分や感覚を養うことが大切です。過去問を解いたら解説を熟読し、解き方の確認を行います。間違えた問題はそのままにせず、間違えた理由を分析し、理解できるまで読み込みましょう。

現代文を出題する大学には評論文だけを出題するところと小説や随筆などの文学的文章を出題するところがあります。評論文は筆者が言いたいことをつかみ、どのような論理によって結論が導き出されたのかを理解しましょう。小説は登場人物の心情変化に焦点を当てて読み進めていきます。

古文の学習方法

古文は現代文に比べると、暗記で対応できることが多く、知識が身に付いていれば得点しやすい分野です。大学入学共通テストでは古文を得点源にしたいので、効率よく学習する術を身に付けておきましょう。

語句・文法・古文常識を暗記しよう

まずは、古文を理解するために必要な古文単語を基本的なものだけ押さえていきます。その次に押さえたいのが古典文法です。助動詞などの働きを理解し、正確に現代語訳できるように訓練していきます。教科書レベルや薄い参考書程度で構いませんので、しっかり自分のものにしていきましょう。

その後、古文常識を理解していきます。古文の時代と現代とでは常識や慣習などが異なることが多いため、古文を理解するには古文常識を身に付けておくと有利です。古文常識を効率よく学べるよう一冊にまとめた参考書もあるので、利用するのも手です。

過去問を解くことで共通テストの設問に慣れる

一通り基本が身に付いたら過去問を解きましょう。大学入学共通テストは一問一答形式ではなく、文章全体の内容を理解していなければ解けない問題が出題されます。また、受験生が解答を選ぶときに迷いやすい引っかけ問題も出題される傾向です。

引っかけ問題は一定のパターンがあるため、問題を数多くこなしていくことで理解できるようになってきます。間違えた問題は解説を熟読し、間違えた理由を明確にしていきましょう。

漢文の学習方法

漢文は正しい学習方法を知っていれば、1~2カ月の短期間の学習で安定して高得点が取れる分野です。暗記さえできていれば得点につながりやすいため、確実に自分のものにしていきましょう。逆に、他の医学部受験生にとっても漢文は得点源になるため、漢文が苦手だと差を付けられてしまう可能性があります。

まずは句形と語句をマスター

白文を読みこなせるようになるため、大学受験で頻出の句形とされる否定形、使役形、抑揚形などは確実に覚えましょう。白文を見て書き下し文を書けるようにすることが目標です。文法は返り点、置き字、再読文字を押さえます。

大学入学共通テストレベルであれば、覚えなければならない重要語句は80個程度と、医学部受験生にとってそれほど負担になる数ではありません。単語の意味だけでなく読み方も確認しながら覚えていきましょう。

過去問で記憶の定着を

漢文も知識を身に付けたら過去問を解いていきましょう。これまで覚えた知識を確実に使えるよう実践していきます。知識があやふやなところは復習して確実に自分のものにしていくことが大切です。

時間配分が重要なので、過去問を解くときには時間を計って解くよう心がけましょう。間違えた問題は解説をじっくり読み、正解を導き出すプロセスを理解することが大切です。

医学部受験、効率よく国語の学習をしよう

医学部受験生にとって、主に大学入学共通テストのためだけに学習しなければならない国語の学習は悩みの種なのではないでしょうか。そして、大学共通テストでのみ必要となることが多いとはいえ、8割程度の得点を目指すにはそれなりの対策が必要になります。

医学部進学予備校メビオには、国語・社会を含めたすべての科目に専任講師が在籍しており、専門的かつ戦略的な指導を行っています。国語の学習に不安を感じているなら、効率よく志望校への合格切符を手に入れるために、医学部進学予備校メビオに通うことを検討してはいかがでしょうか。

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