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医学部に推薦で合格したい!推薦入試でおさえておくべきポイントを解説

受験計画

2021/12/22(水)

(最終更新日2022/07/06)

医学部受験を志しているみなさんならば、合格がどれほど難しいことかは理解されているでしょう。そのため、合格のための手段として推薦入試を検討しようと考える人もいるのではないでしょうか。現役生など一部にのみ使える方法ではありますが、推薦入試を活用するのも有効です。ここでは、推薦入試で医学部に合格したいと考える人に向けて、推薦入試とは何か、どのような種類があるのか、そして推薦入試の流れなど、押さえておくべきポイントについてお伝えしていきます。

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医学部の推薦入試とは

推薦入試にどのようなイメージを持っているでしょうか。人によっては、高校の成績が良ければ一般入試よりも簡単に合格できるもの、と考えている人もいるかもしれません。

しかし、実際には共通テストの受験が必要であったり、さらに小論文試験と面接を受けなければならなかったりと、簡単ではありません。

また、大学によっては卒業後の就業先の縛りが出てくる可能性もあります。総合的に考えて、推薦入試を利用するかどうかを検討するのが良いでしょう。

なお、推薦入試は2021年より名称が変更となっており、学校推薦型選抜となりました。学校推薦型選抜と総合型選抜が大学の推薦入試です。

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推薦の種類とそれぞれの特徴

医学部受験に使える学校推薦型選抜の種類は、5種類ほどに大別できます。指定校推薦、公募推薦(一般推薦)、地域枠推薦、その他の推薦、AO入試などです。それぞれの特徴を紹介します。

指定校推薦とは

公募推薦(一般推薦)とは

地域枠推薦とは

医学部卒業後の就業先が指定される推薦枠です。主に、医師不足が問題となっている町、離島などで指定年数の間、医療に携わることが条件で、本人や親族が当該地域の出身であることなどの制限が設けられている場合もあります。

推薦枠がある以外のメリットとしては、在学中の奨学金を貸与してもらえたり、学費を丸々免除してもらえたりすることが挙げられます。厚遇のため、地域枠推薦に対しては自治体担当者も大きく関心を寄せており、県によっては県面接を実施しています。

受験生はその県のどのエリアが医療不足となっていて、どのような問題が起きているのかを知っておく必要があるでしょう。その上で、県面接や推薦入試の試験に備えるようにしてください。

その他・附属校内部推薦、校友子女など

私大付属高校から学内推薦で医学部へ進学する道があります。しかし、学内進学率が高い学校であったとしても、医学部は非常に狭き門です。学内トップの好成績でなければ内部進学での医学部入学は厳しいでしょう。

推薦される生徒は、調査書のほか、学力試験や面接試験などで選ばれます。

また、校友子女、卒業生子女枠と呼ばれる枠があるのが医学部の特徴です。両親または2親等までの親族が学校の卒業生だった場合に受験資格を得られる推薦制度で、大学側が定める募集要項として評定平均の基準が定められていないことが多くなっています。

実際の試験は適正試験のほか、基礎学力試験や面接試験などです。

2021年4月現在、東京女子医科大学医学部や日本大学医学部、東邦大学医学部、そして金沢医科大学医学部などに卒業生子女推薦枠が設けられています。

AO入試とは

従来AO入試と呼ばれてきた推薦方式は、新しく総合型選抜と呼ばれています。形としては、自己推薦となりますので、高校の推薦基準は関係がない場合がほとんどです。学力だけでは計り知れない、その人物の人間性や将来性を重視した試験となっており、医学部ではあまり取られていない推薦形式です。

募集は9月1日以降のところが多く実際の試験日や結果発表日はまちまちですが、年内に合格発表がなされる場合が多いです。

学業以外の部活動や課外活動、英検やTOEFLなどの英語資格試験での高成績なども評価の対象です。

自己推薦書などを提出し、その上で面接試験やグループ討論、小論文などが課されます。

推薦入学の流れは?

ここまで推薦入試の種類とその内容について説明してきました。続いて推薦入試にトライしようと思った場合、どのような流れで応募から合格まで進んでいけばよいのかについて説明します。

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学校推薦型選抜の流れ

公募制でも指定校制でも、6月頃には募集要項の配布が開始となります。その後、指定校制の場合は7月~10月頃に校内選考があり、公募制の場合はその時期に願書が配布されます。

どちらも出願の開始は11月頃となります。指定校制の場合は1カ月程度で合否の結果が分かるでしょう。公募制の方は、その後12月頃までにかけて選考が行われ、1カ月ほどかけて合格発表がなされます。どちらも年内には入学手続きまで行う流れとなります。

選考に必要な書類は、調査書(学習成績や生活態度をまとめたもの)、推薦書(学校の先生に推薦理由を書いてもらうもの)、志望理由書や自己推薦書、そしてエントリーシートなどです。

選考試験では、小論文や面接、そして自分で用意した書類のプレゼンテーションなどが行われます。また、大学によっては学力試験も行われます。学力試験の代わりに共通テストを採用する学校もあるので、一般入試同様に学科の試験勉強もしっかりとこなさなければなりません。

総合型選抜の流れ

学校の求める学生像(アドミッション・ポリシー)と本人とのマッチングが重視されるのが総合型選抜です。高校側からの推薦状は不要で、学力以外を評価する傾向にありました。しかし、2020年度以降は何らかの学力的な評価方法を取ったり、大学入学共通テストが必須化されたりしているので、注意が必要です。

学生側としては、アドミッション・ポリシーに自分が合っていることをアピールしなければなりません。その大学で学びたい理由をしっかりとまとめたり、志望校研究をしたりすることが大切です。

主な流れとしては、5月~8月頃までが募集要項配布や事前登録、面談、説明会などのエントリー期間となります。その後、9月から出願開始となり、早ければ10月には選考、11月頃から合格発表、入学手続きへと進む流れです。時期が遅い大学では、合格発表が翌年2月になるなど、学校によって違いがあります。

書類選考のほか、小論文や面接、グループディスカッションやプレゼンテーション、セミナーや模擬講義を受講してからの筆記試験や面接、さらに学力試験などが行われます。

まとめ

推薦入試は、高校の成績が良ければ指定校制で枠を勝ち取れるチャンスがあります。部活などの課外活動に励んでいたのならば、特別推薦に応募するチャンスがあるでしょう。

推薦入試の場合は、大学側の募集要項が学校によってまちまちとなりますので、まずは志望する学校の条件をしっかりと確認することが重要です。学校によっては現役生以外にも推薦入試の門戸が開かれている点にも、ぜひ注目してください。

推薦入試は年ごと学校ごとに変わることがありますが、準備しなければならないことが多いため、しっかりと動向をチェックして取り組むことが大切です。

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