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生物科講師 富永からのメッセージ

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うんちく・小ネタ

メビオ講師コラム

2014/07/24(木)

みなさん、順調? 生物科の富永です!
今、メビオは夏期講習の真っ最中です。
生物科では夏期の間に2系統で授業を進めていくのですが、一方の系統では「遺伝子の働き」の範囲を習います。

この分野は、昨今目覚ましい発展をとげている分子生物学の基礎のため、最近の入試では出題が増える傾向にあるのでしっかりと身につけてほしい分野です。

「遺伝子」という存在を仮定したのはメンデルという人物です。
「メンデルの遺伝法則(優性の法則・分離の法則・独立の法則)」で有名ですよね。
このメンデルさん、当時その分野の大御所であるネーゲリに論文を送ったのですが、認められませんでした。
おそらく彼の失意は大変大きいものだったでしょう。
そしてメンデルは「やがて私の時代が来る」と言い残して亡くなってしまいました。
その後16年経って、ド・フリース、コレンス、チェルマクの3人により、各々独立にメンデルの遺伝法則の「再発見」がなされました。
本当にメンデルさんの時代が来たのです(よかったね、メンデルさん!)
再発見をした一人のコレンス、この人の師匠にあたるのがネーゲリというのも因縁めいて面白いところです。

最後に、東京医科大学(2008)の入試問題の一部を載せておきます。
ここまで読んでいれば解けますよね。
 
メンデルは,1856年から8年間にわたるエンドウの交雑実験から,遺伝要素(遺伝子)が両親から子に伝えられると仮定して,遺伝のしくみを説明した。しかし,このメンデルの業績の重要性が認められた(メンデルの再発見)のは1900年のことである。メンデルの再発見をきっかけに,エンドウ以外の生物を材料とした交雑実験が行われ,モーガンらのキイロショウジョウバエの交雑実験から,遺伝子は染色体上に一列に並んでいることがわかった。

問1 下線部に貢献した3人の研究者は誰か。適する人名を,①~⑩のなかから,3つ選べ。 
① サットン ② コレンス ③ シュワン ④ チェルマク ⑤ マラー ⑥ ベーツソン ⑦ ラマルク ⑧ ダーウィン ⑨ ミーシャー ⑩ ド・フリース


ハードな夏期講習、タイトなスケジュールで大変だと思いますが、ここをうまく乗り切れば、「来春には私の時代が来るんだ!」と信じて頑張っていきましょう。