近畿大学医学部攻略講座

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2026年入試対策 近畿大学医学部攻略講座

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近畿大学医学部、合格への最短ルートはメビオにあり!

近畿大学医学部を志望する皆さん、入試対策は万全ですか?

創立45年の伝統と実績を誇るメビオの「医学部攻略講座」では、近畿大学医学部の一般選抜試験を徹底的に分析し、合格への道筋を明確に示します。

近畿大学医学部の入試は、数学は他学部との共通問題、英語と理科は医学部独自の問題となっています。英語と数学はマーク式で、理科は記述式です。特に、数学が他学部との共通問題となったのは2024年度(令和6年度)入試からであり、新しい出題傾向への対策が必要となります。

メビオでは、こうした近畿大学医学部の入試特性を深く理解し、長年培ってきたノウハウを活かして的確な対策を行います。経験豊富な精鋭講師陣が過去問を徹底的に分析し、頻出テーマや重要ポイントを押さえた指導を提供。最新の入試情報を取り入れたカリキュラムで、試験形式の変化にも柔軟に対応できるようサポートします。

あなたの夢の実現へ、私たちが全力でサポートします。メビオの「医学部攻略講座」で、近畿大学医学部合格への確かな一歩を踏み出しましょう!

オンライン受講も可能

※授業は録画視聴となります。

開講日
  1. 2026年1月5日(月)
  2. 2026年1月22日(木)
1と2は異なる内容です。
時間割
9:30〜11:00 英語
11:30〜13:00 数学
13:45〜15:15 物理または生物
15:45〜17:15 化学

※時間割は変更の可能性があります

オンライン受講の場合
  • テキストは授業日2日前ごろに発送します。
  • 授業は録画視聴となります。
  • 授業録画は授業日2日後から入試日前日まで視聴可能です。
受講料

39,600円(税込)

※お支払いは銀行振込となります。お申込み後にお支払い先のご案内をさせていただきます。
※キャンセル・変更の場合は授業日の3日前20:00までにご連絡ください。 期限を過ぎてのキャンセル・変更・返金はできません。
※ご入金後、当日に欠席をされた場合は、録画視聴のご案内をします。

対象
医学部を目指す高3生〜既卒生
場所
医学部進学予備校メビオ校舎 地図はこちら
お申込締め切り
対面授業
  1. 2025年12月29日(月)20:00
  2. 2026年1月19日(月)20:00
オンライン録画視聴
2026年1月19日(月)20:00

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メビオへのアクセス

医学部進学予備校メビオ校舎

〒540-0033 大阪市中央区石町2-3-12
※大阪メトロ谷町線及び京阪電気鉄道「天満橋」駅から徒歩3分

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近畿大学医学部 2025年度(前期) 入試問題分析

英語

試験時間60分。2024年度と形式は同様だが,トータルの分量は大幅に増加した2024年度よりは若干減少した。前半の(A)(B)の文法・語法・語彙に関する空所補充問題,及び同義語問題,(C)の文中空所補充問題が標準レベルに近づいたことで,後半の長文にもしっかり時間を割くことができる。とはいえ2025年度前期のFGでは,難易度の高い説問が含まれており,得点しにくい。また依然として長文中の同義語選択問題が難化傾向にあることには注意が必要である。最後の長文(H)については,830語程度の長文で分量が多めであるが,段落毎に設問が用意されており,他の大問よりは戦略としてはシンプルに取り組める。全体的に語彙レベルがやや高く,文章の細部の正確な読み取りと全体像の概観をバランス良く行うことが要求される。時間配分については,最初の大問A~Cを10分程度で終わらせ,長文読解に時間を割くようにしたい。

数学

前期試験では,2024年度から全学部共通問題でマークシート形式となった。2024年度の出題は,それ以前の全学部の出題と同様に,やや難易度は易しめで典型処理を如何にスピーディにこなせるかが得点に影響しやすい傾向であったが,2025年度は明らかに各大問とも難度が上がった。よくある題材ではあっても多くの受験生にとって手薄なものが含まれており,高得点をとるのは簡単ではない。頻出分野は,記述形式の時代から数学Ⅱの微積分,確率,数列,幾何的問題など。具体的には,複数のグラフの共有点と方程式の解の関係や,指数対数・三角関数で置き換えなどを伴う方程式や最大最小問題がテーマとしてよく扱われ,2025年度もそれは踏襲されている。しかし2025年度のような高い難度の出題に備えるのであれば,前述の頻出分野について,典型問題にとどまらず幅広いタイプの問題に対する経験値を上げることも必要になってくるだろう。

物理

一般前期試験は2024年度から大問が2問,各大問が2~3問に分かれる形式に変わった。空所の数は例年並みの33で,解答形式は,数値計算やグラフの描図,論述問題を含む空所補充式または記述式。2025年度前期は力学と電磁気の分野から出題され,数値計算,描図問題は含まれず文字式の計算が主体だった。大問1は円筒状薄膜の運動方程式の立式,大問2では質量分析器を題材に荷電粒子の運動について問われた。描図の問題がなく作業量は減少したが,問題文の量が多く解きづらく感じる受験者も多かったことだろう。例年の傾向としては,力学と電磁気に加え,波動,熱,原子から1問出題されることが多く,融合問題も出題されることが多い。グラフの描図や,データを整理し図示を活用して考える力を鍛え,対応できる問題の幅を広げておくとよい。過去問は時間の感覚を養うために,2024年度以降の推薦および前期試験の問題を解いておくことが望ましい。

化学

理科1科目で60分,大問3つの構成の中でいくつかはテーマの異なる小問に分かれており,形式面では変化はなかった。大問1は理論化学と無機化学から多岐にわたる分野の出題であること,一般的な受験生には苦手分野とされる蒸気圧や水銀柱が含まれていたこと,理由説明の論述問題が多かったこと,通常近似で解く電離平衡の問題において,本問では近似せずに解かないと答えが変わることに気づかないといけないことなど,失点の要素が多く,高得点を取るのは難しかった。大問1の知識問題,大問2や大問3問(2)の典型問題から手をつけて点数を稼ぐという戦略が必要だった。昨年度と比較して難化しており,内容面には大問1の論述問題や大問3の正誤問題で,時間配分の面では大問2で差がつきそう。化学で得点を稼ぐ,というのが困難な出題となっていた。一次合格には60 %以上は必要だろう。

生物

出題形式は,大問3題構成である。2023年度,2024年度の問題が知識・考察力がバランスよく求められる良問であったのに対し,2025年度は入り組んだ考察問題がなく,全体的な論述量も少なくなった。出題範囲も,「恒常性」「呼吸・発酵・ATP」「遺伝」とベーシックな範囲からの出題で,複数ある計算問題もオーソドックスなものばかりである。ゆえに,基本的・標準的な設問に対して,いかに精度の高いアウトプットができたかで差がついただろう。こうした傾向が続くのであれば,対策としてはまず,典型題をしっかりこなして,身につけた知識を正確にアウトプットできるようにしておく,という当たり前の作業が重要になる。と同時に,2023年度,2024年度のような考察力を求められる問題に戻った場合に備えて,少し違った角度から問われても応用が利くように,それらの問題で問われている知識に対する理解を本質的なものにしておきたい。


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