大分大学
大分大学 医学部の特徴
大分大学の医学部は、1974年に大分大学において国立医学教育機関創設準備室が設置されたことから始まりました。その後1976年には大分医科大学が開学、1981年には医学部附属病院が開院しています。1994年には看護学科が設置され、2003年には大分大学との統合で大分大学医学部となりました。
大分大学の医学部は、1974年に大分大学において国立医学教育機関創設準備室が設置されたことから始まりました。その後1976年には大分医科大学が開学、1981年には医学部附属病院が開院しています。1994年には看護学科が設置され、2003年には大分大学との統合で大分大学医学部となりました。
その後もさまざまな施設を充実させながら先進医療の開発はもちろん、地域社会の福祉にも貢献しています。
| キャンパス所在地 | 大分県由布市挾間町医大ケ丘1丁目1番地 |
| URL | https://www.med.oita-u.ac.jp/ |
| 6年間の学費 | 349万6,800円 |
| 医師国家試験合格率(2025年度新卒・既卒含めた実績) | 92.7% |
地域医療に注力
大分大学医学部では地域医療に特化したカリキュラムが特徴的です。医学部に設置された地域医療学センターでは、自治体や地域の医療施設と連携し、主に内科と外科分野で地域医療の現状を直接体験できる実習やセミナーなどを実施しています。
さらに地域住民が必要とする医療を考える機会になるのが、5年生を対象とした地域医療実習です。中核病院や診療所での病棟や救急、外来の実習はもちろん、訪問看護ステーションや保健所、福祉施設、市町村健康福祉課など、幅広い現場での実習を通して地域医療を学びます。
ピロリ菌研究など世界でも高評価
大分大学医学部は地域医療に力を入れる一方で、研究分野でも世界的な実績を挙げています。その一つが胃がんや胃潰瘍の原因になると考えられているピロリ菌の研究です。
大分大学で環境・予防医学講座を担当する山岡𠮷生教授が世界でもトップレベルの研究に取り組み、十二指腸潰瘍や胃がんの要因になる4種のピロリ菌因子を発見しました。ピロリ菌の遺伝子解析も行い、病気を引き起こす菌の特定や人類の移動史を明らかにする研究を通して医学や人類学に貢献しています。
他にも低侵襲医療、AIや高画像による医療開発などの分野でも、世界的な高評価を受けています。
奨学金情報
大分大学医学部では、独自の大分大学授業料奨学融資制度を設けています。対象は授業料の納付が困難で総所得金額が収入基準以下、かつ修得単位数を満たす学生です。制度の利用を申請し、大学に承認されると、地元の金融機関に学生本人が授業料の融資を申し込める仕組みになっています。
2020年度に導入された就学支援の新制度(日本学生支援機構の給付奨学生)の対象学生に対して、その採用区分に応じて入学料や授業料の免除、徴収が猶予される制度も設けられました。また、入学料の納付が困難かつ、学業優秀な学生に対し、採用区分に応じて入学料の納付を半年間猶予する制度や授業料を全額または半額免除する制度もあります。
◎2025/08/13(水)時点でのデータ
基本データ
| ホームページ | https://www.oita-u.ac.jp/index.html |
|---|---|
| 学部所在地 | 〒879-5503 大分県由布市挾間町医大ヶ丘1丁目1 |
| 学生数 | 970名 ※2024/05/01現在の医学部学生数 |
| 医学部医学科アドミッションポリシー | 求める学生像
|
一般入学試験(前期)
募集人数・受験料・出願期間
| 募集人数 | 55名 ※地元出身者枠10名含む ※申請中 |
|---|---|
| 受験料 | 17,000円 |
| 出願期間 | 2026/01/26(月)~2026/02/04(水) |
入試日程
| 大学入学共通テスト | 2026/01/17(土)・01/18(日) |
|---|---|
| 一次発表 | |
| 個別試験 | 2026/02/25(水)・02/26(木) |
| 合格発表 | 2026/03/06(金) |
試験科目
大学入学共通テスト
| 科目 | 時間 | 配点 | 試験内容・選抜方法 |
|---|---|---|---|
| 国語 | 80分 | 100 | 「国語」 |
| 地歴・公民 | 60分 | 50 | 「世界史B」「日本史B」「地理B」「倫理、政治・経済」から1科目 |
| 数学 | 70分+60分 | 100 | 「数学I・数学A」必須、 「数学II・数学B」「簿記・会計」「情報関係基礎」から1科目 |
| 理科 | 60分×2科目 | 100 | 「物理」「化学」「生物」から2科目 |
| 外国語 | 80分+リスニング30分 | 100 | 「英語」「ドイツ語」「フランス語」「中国語」「韓国語」から1科目 |
| 情報 | 60分/td> | 50 | 「情報Ⅰ」 |
個別
| 科目 | 時間 | 配点 | 試験内容・選抜方法 |
|---|---|---|---|
| 理科 | 9:30~11:30 | 200 | 「物理基礎・物理」「化学基礎・化学」「生物基礎・生物」から2科目 |
| 数学 | 12:50~14:10 | 100 | 数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学Ⅲ、数学A(「場合の数と確率」「図形の性質」)、数学B(「数列」「ベクトル」) |
| 外国語 | 15:00~16:20 | 100 | 「コミュニケーション英語Ⅰ」「コミュニケーション英語Ⅱ」「コミュニケーション英語Ⅲ」「英語表現Ⅰ」「英語表現Ⅱ」 |
| 個人面接 | 8:30~,12:45~ | 150 | 医学を学ぶための適性,コミュニケーション能力,学習意欲などを総合的に評価 |
個別試験 入試会場アクセス
| 会場 | 大分大学挾間キャンパス |
|---|---|
| 住所 | 由布市挾間町医大ヶ丘1-1 |
備考
| 二段階選抜について | 約3倍 大学入学共通テストの成績による |
|---|
総合型選抜Ⅱ
募集人数・受験料・出願期間
| 募集人数 | 25名 ※地域枠3名含む |
|---|---|
| 受験料 | 17,000円 |
| 出願期間 | 2025/11/04(火)~11/07(金) |
入試日程
| 大学入学共通テスト | 2026/01/17(土)・01/18(日) |
|---|---|
| 一次発表 | |
| 個別試験 | 2026/02/08(日) |
| 合格発表 | 2026/02/10(火) |
試験科目
大学入学共通テスト
| 科目 | 時間 | 配点 | 試験内容・選抜方法 |
|---|---|---|---|
| 国語 | 80分 | 100 | 「国語」 |
| 地歴・公民 | 60分 | 50 | 「世界史B」「日本史B」「地理B」「倫理、政治・経済」から1科目 |
| 数学 | 70分+60分 | 100 | 「数学I・数学A」「数学II・数学B」必須 |
| 理科 | 60分×2科目 | 100 | 「物理」「化学」「生物」から2科目 |
| 外国語 | 80分+リスニング30分 | 100 | 「英語」「ドイツ語」「フランス語」「中国語」「韓国語」から1科目 |
| 情報 | 60分/td> | 50 | 「情報Ⅰ」 |
個別
| 科目 | 時間 | 配点 | 試験内容・選抜方法 |
|---|---|---|---|
| 面接 | 9:00~,13:00~ | 300 | 時間は合格通知と同封 個人面接+グループディスカッション 医学を学ぶための適性・コミュニケーション能力・学習意欲・リーダーシップ・協調性・独創性等を評価 |
個別試験 入試会場アクセス
| 会場 | 大分大学挾間キャンパス |
|---|---|
| 住所 | 由布市挾間町医大ヶ丘1-1 |
備考
| 1次選考について | 募集人員の2.5倍を超えた場合選考 |
|---|
入学者情報
| 【一般選抜・前期】受験者数および合格者数 | 受験者:152名 合格者:70名 |
|---|---|
| 【総合型選抜】受験者数および合格者数 | 受験者:79名 合格者:35名 |
| 医師国家試験合格率 | 新卒97.1%、既卒16.7% |
| 入学者内訳 | |
| 主な就職先 | 大分大学医学部附属病院、大分県立病院、大分赤十字病院他 |
学納金
| 6年間に必要な学費 | 3,496,800円 |
|---|---|
| 入学金 | 282,000円 |
| 授業料 | 535,800円 |
| 実験実習費 | |
| 施設設備費 | |
| 教育充実費 | |
| その他 | 学生教育研究災害傷害保険料:4,800円 学研災付帯賠償責任保険料:3,000円 大分大学医学部後援会費:100,000円 同窓会費:10,000円 |
| 2年次以降学費 |
奨学金
| 大学 | 入学料免除・徴収猶予および授業料免除制度 大分大学入学料・授業料奨学融資制度 大分大学修学支援事業基金 |
|---|---|
| その他 | 日本学生支援機構奨学金 国の教育ローン |


