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2018年の私立医学部合同説明会

コラム

2018/12/06(木)

(最終更新日2022/06/30)

会場外に溢れるほどの大盛況

2018/8/10、私立医大協会主催の私立医学部合同説明会が、聖マリアンナ医科大学キャンパスで行われました。

どの会場も混んでいましたが、とくに、東邦大学医学部や昭和大学医学部のセミナー会場は116名定員の会場に150人以上の方が来場され、会場外に溢れるほどの大盛況でした。

資料コーナーにある各大学の「大学案内」は朝一番に並ばれた来場者の皆様で、すぐに在庫切れとなりました。私立医学部人気を裏付ける、印象的な場面でした。

29大学が参加した合同説明会でしたが、そのうち、8つの大学説明会を聴くことができました。ざっと見渡したところ、多い大学では130人〜160人。少なくても100名近くの方がお集まりになり、会場は熱気に包まれていました。

各大学の説明会の中で、東京慈恵会医科大学をここでとりあげます。入試委員長であられます福島統教授がプレゼンターでした。

おだやかな口調で、細かい数字をしっかりとご提示いただき、かつ、一言一言が熱烈なメッセージ性に満ちていて、おもわず「東京慈恵会医科大学に是非行きたい」と思ってしまうくらいでした。

《お話の中から抜粋》

「みなさん、一人の医者を育てるのにいくらかかるかご存知ですか。私どもの大学は国から35億円の補助金をいただいている。

1年間生徒1人に600万円の計算です。ご両親からいただいている学費が1年で375万円。つまり、誰のおかげで医者になれるんだといったら、それは国民の皆さんのおかげです。一番お金を出してくれるのは、親ではなく国民なのです。

それにみなさん、医師を育ててくれるのは誰ですか?それは患者であり、御遺体です。医師たちのために御遺体を差し出してくださる、そのことを承諾してくださった人々のおかげで医学生は勉強できるのです」

最後は大きな拍手でした。

東京慈恵会医科大学医学部の入試問題では、とくに、数学・理科の問題にこだわっているとおっしゃっていました。数理的な思考力はアドミッション・ポリシーの要だそうです。物理は気持ちがはやってやりすぎた、と笑っておられました。
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