メビオブログ

最新の記事

本科スタートから1週間。

4月も後半に入り、緑は日に日に濃くなり、天気のいい日は日射しが強くなって、少し暑く感じます。

メビオの春期講習は3月20日にスタートした1期、27日スタートの2期、4月6日スタートの3期と3回に分かれて始まり、それぞれの期ごとにクラスが組まれていましたが、4月15日から始まった本科ではスタート時期に関係なく新たにクラスが編成されました。

ですから、本科から初めて同じクラスになったメンバーもいるのですが、生徒たちはそれぞれのクラスでも新しい友だちを見つけ、食事の時間や休み時間には色々な話をして、すぐに打ち解けている様子です。

メビオに通い始めて数日は、「勉強以上に友だちができるか不安です…。」と話しながら、ALと夕食を食べる生徒も多かったのですが、今では友だちがたくさんできて楽しそうにおしゃべりしながら朝食を食べる姿が。そんな生徒に「友だちができてよかったね。」と声をかけると、「すごく楽しいです!」と、嬉しそうな顔で答えてくれました。

これから入試までメビオで過ごす1年足らずの間は、大変なことも辛いことも色々あると思います。将来を決める、という意味で人生で最も大切な時期のひとつでもあるこの1年。同じ目標に向かって一緒に頑張れる友達がいることは、時には悩みを聞いてもらったり、励ましてもらったり、また同じ目標を持つという意味ではライバルでもある身近な存在として、なにものにも代えがたいと思います。充実したメビオでの学習生活を送るとともに、友情も深めていってくれたらいいなと、私たちALは願っています。

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造幣局の桜の通り抜け

4月14日から15日にかけて、九州地方で大きな地震がありました。私たちにはわずかなことしかできませんが、先ほど日本赤十字社を通じて義援金を送る手続きを行いました。少しでも被災者の方々のお役に立てれば幸いです。

さて、4月8日~14日までの1週間、メビオから徒歩15分程にある造幣局では、桜の通り抜けが開催されていました。明治16年に始まった造幣局の桜の通り抜けは、遅咲きの八重桜が多く、4月中旬頃が見ごろ。天満橋の駅から造幣局にかけて、観光客などたくさんの人でにぎわっていました。

敷地内には約130種以上の品種が約350本もあり、こんなに多くの品種が一度に見られるのはここだけだそうです。花びらがたくさんついていてふっくらと咲いているのが特徴的で、中には薄い緑色の花びらをした珍しいものも見られます。

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また、造幣局周辺にはたくさんの屋台も立ち並んでいるので見逃せません。授業の合間に少しだけお花見を楽しむ生徒たちもちらほら。。。来年は大学生になってゆっくりと楽しんでくださいね。

そして15日からはいよいよ本科の授業が始まりました。これで2016年度の生徒は全員集合です。これから約1年間、気を引き締めてがんばっていきましょう!

第1回保護者面談を行いました。

4月9日・10日の2日間は今年度初の保護者面談でした。今回は3月20日と27日に春期講習をスタートした生徒を対象としたもので、4日に行った実力テストの結果や春期講習での授業の様子について、担当している講師たちから状況を説明します。続いて代表の神尾、または教務主任の石井から、これから入試までの間、指導していくうえでの方針や戦略をお話ししました。

また、この面談は学習面だけでなく、日頃の生活面やクラスのメンバーとの様子、健康面などについても保護者と講師が情報を共有し、意見交換を行う大切な機会。なかには、「何言われるんだろう…」と気になるのか、一緒に出席する生徒も。現時点で弱点としているところ、メビオでどのくらいの位置にいるのかなど、しっかりと把握して、これから一年間がんばってもらいたいものです。

なお、このような面談はこのあと7月、9月、11月にも予定しています。

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面談終了後のミーティングの様子。今日の面談の内容から、代表・教務・講師・事務長、それぞれの視点から意見を出し合って、これからの指導方針について議論しました。

明日は、本科を担当する講師全員が集まって主任講師を中心に科目別ミーティングを行います。

 

 

合格祝賀会を開催しました!

メビオから徒歩5分、大川(旧淀川)沿いの桜並木が見頃を迎え、最寄り駅の天満橋界隈では、お花見に来た人で賑わっています。

さて、そんな季節に「合格」という桜を咲かせた2015年度のメビオ生をお祝いするため、3月30日に合格祝賀会を行いました!会場は1982年に初めての卒業生を送り出して以来34回目となる、リーガロイヤルホテル大阪。開宴時刻に合わせて続々と集まってくる生徒たちは、つい最近までメビオで見ていた姿とは違い、男の子はきりっとスーツ姿に、女の子はドレスや着物で華やかに変身していました。まだ会場内に入る前から記念撮影をして盛り上がっているグループもいて、みんなこの日を楽しみにしていたことが見ていてよくわかりました。

今年の合格祝賀会も講師、ALの手作りでした。スタッフはこの一年、頑張ってきた生徒に、「おめでとう!」と「おつかれさま!」の気持ちを込め、思い切り楽しんでもらおうと周到に準備をして当日に挑みます。まず会場内の演奏はAL角田のピアノに加え、数学科講師 大川内のフルートと丸山のヴィオラ。そして声楽家でもあるALの村上がお祝いの歌を披露しました。さらに毎年この日だけ特別に結成されるメビオ合唱団の歌も。指揮からコーラス、ダンスも全てスタッフで行います。いつもメビオで見ている講師、ALの多才な一面に、生徒たちの目は釘づけでした。

祝賀会歌

そして一昨年より恒例になったベストドレッサー賞。これはこの日とびきりのおしゃれをしてきてくれた生徒のなかから特に輝いていた男女3名ずつを、講師とALが選んで表彰するというもの。選ばれた子たちは少し照れながらも嬉しそうに壇上にあがっていました。

記念品贈呈では一人ずつが壇上に呼ばれ、代表の神尾から記念品を受け取ります。そのあとマイクに向かって思い思いの一言を言ってもらうのですが、感極まって涙する子の姿も。一年間の思いがそのひと言に詰まっていて、こちらもジーンとしてしまいました。そして最後に、こちらも毎年恒例となったALの加藤が中心となって編集したムービーを上映します。そこにはメビオからのメッセージと講師やスタッフからのおめでとう!の気持ちが込められています。これは一年を生徒と共に過ごした者でなければ決してつくれないちょっと笑える、そして感動的なもの。みんながどう反応するかドキドキでしたが、思ったよりも楽しんでくれたようでほっとしました。

祝賀会集合

一方、メビオでは3月20日より新しい生徒を迎えて春期講習が始まっており、4月4日には実力テストを控えています。この春からメビオ生になったみなさんも、来年の祝賀会ではこんな笑顔を共有できるよう、私たちも一年間サポートしていきますね☆

3月は残り2日!続々と補欠が回っています!

メビオでは26日から2016年度 春期講習 第2期の授業がスタートし、明日30日は恒例の合格祝賀会ですが・・・ここに来て、各大学の補欠が活発に回っています。

メビオ生には先週末から補欠繰り上げ合格の情報がたくさん入りはじめましたが、前回の記事でお伝えした近畿大学医学部前期は、とうとう番号なしの「補欠候補」だった生徒にまで合格の連絡が来ました。そして同じく後期にも補欠合格の連絡がありました。

関西医科大学では1次合格していない生徒に欠員が出たため、2次試験を受けに来るようにとの連絡があったようです。愛知医科大学では昨日、2次補欠12名に追加合格の連絡があったようですが、今日もさらに追加合格が出ています。

そのほかにも、メビオ生のなかだけで日本大学医学部、聖マリアンナ医科大学、藤田保健衛生大学、大阪医科大学、兵庫医科大学、川崎医科大学、福岡大学医学部、久留米大学医学部、などいろいろな大学の補欠合格の知らせが届いています。

明日の合格祝賀会に滑り込みで出席できるメビオ生が増えることに期待!3月は残り2日。過去には4月に入ってから補欠が回った例もあります。今、補欠を待っておられる皆さんにも合格のお知らせが届くといいですね。

近畿大学医学部の補欠が回っています!

メビオでは既に2016年度の授業が始まっていますが、まだ3月。2015年度生の補欠合格の知らせも届いています。そして、ようやく近畿大学医学部前期の補欠繰り上がりの連絡がありました。メビオ生には補欠番号1番と5番の生徒がいたのですが、ほぼ同時に電話連絡がありました。今年は当初の予想通り、前期の定員の補充は前期の補欠者から、ということになったようです。

さて大阪では23日、気象台から開花発表がありましたが、メビオのすぐ近くの北大江公園の桜は21日から咲き始めており、日当たりのいい場所ではもう5分咲きになっている木も。しかし今日は曇り空で冬のように冷え込み、開花は足踏みしそうです。その分今年は桜を長く楽しむことができそうですね。
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2016年度の春期講習がスタート

春分の日が過ぎ、明るい時間が増えて春らしくなってきましたね。大阪ではまだ朝晩少し冷えることもありますが、厚手のコートは必要なくなってきました。

さて、メビオでは昨日3月20日より2016年度の春期講習が始まりました。このあと、27日にスタートする2期、4月6日スタートの3期と遅れて開講するクラスもありますが、第一弾の生徒を迎えて今年度のスタートとなりました。

初日の朝は少し早めに登校してもらい、スタッフから時間割の見かたや教室への入室手順、自習室の使いかた、食事の注文やキャンセル方法などをひと通り説明するのですが・・・一生懸命聞いてくれてはいるのですが、なかには見るからに緊張した面持ちで不安そうな様子の生徒も。でも大丈夫!数日もメビオに通えばすぐに慣れてしまいますよ。また、分からないことがあれば何度聞いてもらっても構いませんから!

実はメビオに通い始めるみなさんと同じように、新しい生徒を迎える私たちスタッフもドキドキしながら毎年この日を迎えているんですよ。「おなまえ、教えてくれる?できるだけ早く覚えるようにするけど、もしまた聞いちゃったらごめんね。」と声をかけると、笑顔で答えてくれる子が多くてほっとしました。

講師ルームでもその緊張感は同じ。普段は少々ラフな格好をしている講師も初日は全員スーツ姿。授業のスタート前にはミーティングを行い、教室に向かう直前まで生徒一人ひとりの情報をチェックし初の授業に挑みます。指導歴30年以上という講師ですら、やっぱりこの日は緊張するそうです。
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そしていよいよ9時30分に授業がスタート!最初の休憩時間にはまだみんな静かにしていましたが、昼の授業を終えた頃にはクラスメイトと一緒に自習室に行く姿も見られ、夕食では楽しそうにおしゃべりしながら食べている子も多かったです。

それでも生徒たちは全てが新しい事ばかりで、とても疲れたと思います。これからの授業に備え、睡眠はきっちりとって規則正しい生活を送ってくださいね。そしてこれから一年間、新たな仲間と頑張りましょう。私たちスタッフも全力でサポートしていきたいと思います!!

↓ 今日、すぐ近くの北大江公園ではソメイヨシノが咲き始めました☆朝はほんの数輪が開いていただけでしたが、午後にはかなり開花が進んでいました。
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大阪医科大学 後期試験 入試問題の講評

昨日、3月10日 大阪医大の後期試験が行われました。

昨年は定員15名に対して志願者は836名。今年の志願者数はまだ発表になっていませんが、当日の大阪会場の印象としては昨年より受験者が減っているようです。それでも厳しい戦いには違いありません。

以下に示している各科目の講評では、メビオの講師は各科とも最低点を高めに設定していますが、実際化学以外、前期試験と比べて難しい問題だったようで、昨年の後期試験と比べてもさらに難化したのではないでしょうか。昨年の合格最低点が400点満点の228点でしたから、それよりもさらに下がるかもしれません。

数学
〔1〕(整数) (標準)よく知られた証明問題。同じ証明を何度も書かねばならず煩雑である。
〔2〕(複素数) (やや難)(1) は易しいが、(2) の領域を厳密に論じるのは難しい。
〔3〕(極限) (やや難)(2) をうまく利用して(3) の評価式をたてられるかどうかがポイント。
〔4〕(微分) (標準)合成関数の微分計算をうまく処理していきたい。
〔5〕(確率) (標準)数え落としが命取りとなる。内容自体は易しい。
昨年度後期、今年度前期に比べて難化した。スーッと答えにたどり着くような問題はほとんどなく、力の差が出やすいセットとなっている。〔1〕・〔4〕・〔5〕は半答以上、〔2〕・〔3〕は半答前後で仕上げたい。ボーダーは 7 割程度。

英語
大問Ⅰは技術への依存が認知に及ぼす影響に関するもので、形式は例年通り。
大問Ⅱは不公平を回避しようとするヒトの性向に関するもので、前期同様説明問題が出題された。どちらも、内容は把握しやすいが、訳語の選択は難しい。説明問題は全ての要素を 50 字以内に収めるのに工夫が必要であっただろう。
大問Ⅲは構成自体にそれほど難しいところはない。語彙力・表現力の差が点に反映されるが、大阪医科大によく出題されるフレーズのトレーニングをしていれば対処出来たであろう。全体としては前期同様 6 割 5 分程度必要と思われる。

物理
Ⅰ.小問集合:(1) 摩擦角(2) 気体と弦を伝わる波の速さ(3) 粒子や波長の大きさ(4)α崩壊の4題。いずれも基本的な問題。
Ⅱ.力学。保存則を使う標準的な問題。
Ⅲ.RLC 交流回路。計算が繁雑で難しい。誘導が無いのでどこから手をつけて良いのかわからない受験生も多かったただろう。
Ⅳ.気体の状態変化。問題文が読みにくく何を聞かれているのかを読み違え易い。状況を上手く整理して進まないと最後まで到達するのは難しい。例年よりもやや難しい。Ⅲ、Ⅳ は計算に時間がかかるので、時間を使い切ってしまった受験生も多かっただろう。 6 割 5 分もとれれば十分だろう。

化学
大問Ⅰは標準的な状態変化の問題であり、しっかりと学習していた受験生は解けたはず。
大問Ⅱは問5 以外は平易な中和滴定の典型問題であった。
大問Ⅲも問5 以外は基本的な知識問題で難なく解けたであろう。
大問Ⅳは標準的な構造推定問題で受験生のレベルを考えれば合格するのに落としてはいけない。全体でみると正規合格には 8 割 5分くらいは必要であろう。

生物
考察問題の分量が増え、論述問題も手際よくまとめるにはかなりの論述力が必要とされる出題が多かったため、本年度の前期試験・昨年度の後期試験のどちらと比較しても難化したと言えるだろう。6 割 5 分を目指したい。

近畿医科大学 後期試験 入試問題の講評

3月8日、近畿大学医学部の後期試験が実施されました。
志願者数は1094名で昨年の1321名より227名の減少。それでも定員は5名ですから厳しい戦いに変わりありません。ちなみに昨年の合格最低点は400点満点で351点でしたが、今年は数学の「大問3」が難しかった分、合格最低点は昨年よりやや下がることも考えられます。それでも9割前後の勝負となるでしょう。

各科目の講評は以下の通りです。

数学
Ⅰ.(小問集合) (1) は易しいが計算が煩雑。(2) はすべて調べ上げてもよいが、かなり面倒な作業になる。(3) は易しいので確実に正解したい。
Ⅱ.(2 次関数のグラフ) 比較的易しい。ここは完答したい。
Ⅲ.(図形問題) (2) で方針を立てるのが難しかったかも知れない。なお、(4),(5) は(2) ができていなくても解ける。

ここ数年は易化傾向だったが、今年は難化した。ボーダーは8割5分前後か。

英語
形式・内容ともに例年通り。

Ⅰ.会話 標準的。
Ⅱ.空所補充 やや読みにくい部分はあるが、品詞を意識すれば空所の補充自体は容易。
Ⅲ.文法 4 択 倒置や省略にまつわるやや難しい問題がある。
Ⅳ.同意文選択 肢を2つまでは絞れるがそこからの選択が難しい問題がある。
Ⅴ.同義語 標準的。
Ⅵ.語句整序 標準的だが、強調構文の省略はやや難しい。
Ⅶ.長文内容一致 標準的 特に迷う選択肢もない。

文法 4 択・同意文中心に昨年よりは選びづらい問題が増え、やや難化。全体として 9割弱が目標。

物理
Ⅰ.重力と水平方向にかかった一様な静電場中の荷電粒子の運動。過去問にも同じ設定の問題は多い。5は4との関係でミスしやすいが,残りの問題は易しい。
Ⅱ.半導体の知識とホール効果.前半は知識が曖昧な受験生はミスしやすい.残りの問題は易しい。
Ⅲ.ドップラー効果の公式の導出.基本的で易しいが,最後の計算は慌てるとミスするかもしれない。

総じて昨年度より易化している.合格には9割は必須。

化学
今年度から新課程での出題となり、昨年まで出題されなかった高分子化合物の問題が出たが、内容は標準的であり落とせない問題であった。

それ以外の問題も特に解きにくい難問はなく、競争率を考えれば例年通り9割の得点が必要であろう。

生物
問題は全体として標準的な知識を問う問題が大半であった。大問Ⅳは、問題を丁寧に読めば、対応できたであろう。大問Ⅴは、伴性遺伝と連鎖を組み合わせた問題であった。

一見複雑な問題に見えるが、遺伝の問題としては標準的であり、時間をかけて丁寧に整理すれば得点できる。易化した昨年に比べても今年はさらに易化しており、9割は得点する必要があるだろう。

 

近大解答速報3.8
↑講師ルームで問題を解いている様子です。

関西医科大学・近畿大医学部 後期試験の情報

1月に始まった入試シーズンも終盤戦。あっという間に3月になりました。

そして、私立医大の後期試験が始まり、今日5日は関西医科大の一般後期試験が行われています。ちなみに志願者数はメビオ調べで478名。昨年が741名でしたから263名の減少です。それでも定員7名ですから単純計算で68倍の厳しい戦いであることは間違いありません。

そして、近畿大学についても、お知らせしておきましょう。
近畿大学医学部の入試にはご存じの通り、推薦・センター枠・前期・後期とありますが、従来は推薦・センター枠・前期では補欠繰り上げという制度がなく、辞退者が多かった場合、その分を後期試験から補充していました。結果、後期は5名の定員に対して2013年度 25名、2014年度は11名の合格者を出していましたが、昨年、2015年度は前期で189名も発表したためか、後期の合格者は定員通りの5名に終わっていました。

今年の前期試験では正規合格者は131名と昨年の189名よりかなり少ない発表でしたが、今年初めて前期試験の2次不合格者に補欠候補の通知がありました。これは文書での通知で上位50名には番号がついているようです。補欠通知の右下にある番号が補欠順位ではないか、と言われています。

このことから考えられるのは、今後前期の合格者から辞退者が出た場合は、前期の補欠候補者から繰り上げ合格が出る、ということです。そうなると後期試験では後期定員5名の中から補欠を回すと言うことになりそうで、昨年同様厳しい戦いになると予想されます。

メビオ生の中には前期試験で補欠番号1番の生徒もいますので、また補欠の動きが始まったらご紹介しましょう。

春はそこまで…

メビオのすぐ近くの北大江公園に咲く梅の花は終わりに近づき、続いてカンヒザクラが咲きはじめました。
2016 カンヒザクラ

メビオでは例年、1階玄関横にあるホワイトボードに合格者を黄色の紙で掲示するのですが、今年もこの「黄色の紙」が並んでいます。このところ補欠合格の知らせも入り始め、合格発表日でなくても少しずつ紙が埋まっていくことが楽しみです。

去年の今頃、個別説明会や入会面接で初めてメビオに来た時、「いいなぁ~」と、羨ましく思いながら見ていた「黄色の紙」に、今年は自分の名前が載っている!いっぱいの嬉しさと同時に、この1年足らずの間、精一杯頑張ってきた誇りや、ちょっぴり恥ずかしさも含みながら、様々な思いを持ってこの紙を眺めてるようです。なかにはスマホで写真を撮る生徒も・・・

こうしてここに名前が増えていくのは何よりもうれしく、ほんとうは全員の名前が並んでくれればいいのですが・・・昨今の厳しい医学部入試。補欠待ちをしていたり、なかには、まだ1次合格に届いていない生徒がいるのも現実。ひとりでも多くの名前が「黄色い紙」に連なりますように・・・今日は関西医科大学の後期試験。そしてメビオでは、まだまだ直前対策授業が続いています。

インフルエンザや風邪が流行っているので、くれぐれも体調管理には気をつけ、残された時間、全力を尽くしてください。講師はもちろん、私達スタッフも今年最後の入試が終わるまで全力で応援します!

16.2.27

メビオを巣立っていく生徒たち

少しずつ春の訪れを感じられるようになりましたね。大阪も今日は少し寒さがゆるんで、日差しがぽかぽかと気持ちいい陽気でした。

現在のメビオ生は・・・志望校に合格したので受験終了!、合格校はあるけれど、まだまだ受験を続ける生徒。そして残念ながらまだ結果が出ておらず後期試験に向けて頑張っている生徒...状況は様々ですが、私たちスタッフは生徒からの嬉しい報告を心待ちにしながら毎日を過ごしています。

合格速報でお伝えしているとおり、合格を手にする生徒が続々と増え、受験を終えた寮生は退寮し始めています。例年、2月いっぱいで退寮するという生徒が多く、今日は数名の生徒が部屋を片づけてカギを返しに来ました。みんなとてもうれしそうで足取りも軽やか。こうして晴れてメビオを卒業していく生徒と接し、毎年感じるのは、その表情が昨年の春とはまるで違うということです。

それはきっと単に合格した、という喜びだけでなく、メビオの厳しい1年を、努力し、頑張り、乗り切って勝ち取ったという誇りと自信を持てたからでしょう。たった1年足らずの間に、人はこれだけ成長できるのか、と毎年ながら感じる季節でもあります。

先ほど「合格祝賀会で会おうね。」そう約束して見送ったAさん。彼女のうしろ姿にはまだお守りが・・・きっと共に戦ってきた宝物なんでしょうね。本当によく頑張ったね。おめでとう!!
16.2.28

速報:久留米・福岡 正規合格者の1割近くがメビオ生!

先日、このブログで久留米大医学部、福岡大医学部の1次合格者の結果をお伝えしましたが、昨日、今日とそれぞれ久留米大学、福岡大学の合格発表がありました。

結果は久留米大学医学部が10名。(発表人数136名)
福岡大学医学部が11名合格。(発表人数120名)でした!

1割には少し届きませんでしたが、メビオ生たちはよく頑張ってくれました。おめでとう!

国公立大や私立の後期試験に向けて、まだまだ授業が続いているメビオですが、休憩時間には歓声があがり、この両校を第一志望にしていた何人かはその場で授業終了!早速、寮に戻って引越しの準備を始める生徒もいました。

全体の合格速報も本日、アップしました。

福岡で説明会を行います。そして福岡大・久留米大 1次の結果・・・

メビオでは昨年より福岡で説明会を開催しています。昨年は多くの方にお越しいただいたので、今年は2回行うことになりました。1回目は2月13日に終了しましたが、2回目を2月27日 土曜日に予定しています。

さて、発表からは少し日が経ってしまいましたが、九州地区の医学部の現時点での入試結果をお伝えしておきたいと思います。

メビオ生は例年通り健闘しています。2次試験の結果はまだ出ていませんが、久留米大学医学部は1次合格者369名中32名がメビオ生でした。また、福岡大学は1次合格者384名中メビオ生が34名。どちらも全合格者のうち、メビオ生が1割近くを占めていることになります。

東海大学医学部、関西医科大学、東京医科大学と両方受かり、2次の受験に行かない生徒もいましたが、多くのメビオ生が13日、14日に実施された2次試験に臨みました。

2次合格者の情報や、メビオの詳細につきましては2月27日の福岡説明会でお話ししましょう!

メビオ 個別説明会(福岡会場)
2月27日(土) JR博多シティ会議室

ご希望の方は電話にてご予約ください。
06-6946-0109 (9:00~21:30)

2月11日 大阪医科大学前期 入試問題講評

2月11日に行われた、大阪医科大学 前期入試の講評です。

大阪医大の昨年の志願者数は1919名でした。今年の志願者数の発表はまだありませんが、大阪会場だけで1450名ということを考えると昨年より少し増加したというところでしょうか。昨年の合格最低点が400点満点の256点ですが、今年は以下の講評にもあるように問題が易化しているようで、かなり上昇するでしょう。

英語
大問Ⅰ デジタル機器による文章理解の変化に関するもので、形式は例年通り。昨年と比べて易しめであるが、一部比喩表現の理解に苦労したかもしれない。

大問Ⅱ 昨年よりやや難化した。題材は病気に関するもので取り組みやすいが、構造理解には前後関係を踏まえた洞察が必要である。また、これまでなかった説明問題が出題され、戸惑った受験生も多かったのではないか。

大問Ⅲ よく出題されるフレーズのトレーニングをしていれば構成自体はそれほど苦労しない。語彙力・表現力の差が点数に反映される。全体としては 6割5分が必要と思われる。


数学
〔1〕 (やや難)数Ⅲの微分。文字が多く処理がやや煩雑である。
〔2〕 (やや難)整数問題と漸化式の融合題。(1) の証明で戸惑った受験生が多かったかも知れない。また、(2) の漸化式を導けるかどうかで差がつきそう。
〔3〕 (標準)数Ⅲの微分.グラフを利用した解の議論。
〔4〕 (標準)数Ⅲの積分.回転体の体積。
〔5〕 (標準)確率.トランプのブラックジャックのような設定。しっかり場合分けができれば難しくはない。

数学は去年に比べて易化した。〔3〕〔4〕〔5〕をほぼ完答し、〔1〕〔2〕でどれだけ部分点がとれたかの勝負。ボーダーは7割程度か。

 

物理
出題内容、計算量ともに昨年度前期より易化。

大問Ⅰ 単振動と非等速円運動、放物運動。内容は平易だが(5)の計算が煩雑。深追いせずに他の問題の解答を優先するのもよいだろう。

大問Ⅱ ロイド鏡。 誘導も丁寧で受験生には比較的解きやすかったのではないか? 特に後半は略図などを書きながら確実に得点したい。(表記ミスがあったが、試験時間中に訂正があった模様)

大問Ⅲ 非オーム抵抗。標準的な問題。(2)の最後が判断ミスをし易い。

大問Ⅳ 小問(1)送電の問題は大阪医科大では頻出。過去問の演習をていねいに行った受験生は差をつけられただろう。(3) プランク定数をからめた次元の問題。プランク定数の単位が〔J ・s〕であることを憶えていなくとも、光子のエネルギーまたは、運動量の式を憶えていれば正解にたどり着ける。

受験生の実力が綺麗に得点差として反映される問題。総じてボーダーラインは8割程度だと思われる.


化学
大問Ⅰのように見慣れない出題もあるが、計算問題の数値も綺麗で解きやすく、Ⅰにしても問題をよく読んで理解すれば解ける問題。時間的にも余裕はありそうなので受験生平均は上がり、合格には8割は必要。


生物
Ⅰ~Ⅲは標準的であった。
Ⅳはやや馴染みの薄い問題であったが、新課程ではこのような問題にも対応していく必要がある。
Ⅰ~Ⅲでしっかりと得点しておきたい。正確な記述力が要求される点は従来通りであった。最低7割は得点しておきたい。

2月3日 東海大学医学部一般入試の講評

2月2日・3日と行われた東海大学医学部入試のうち、2月3日分の講評です。


志願者は5398名、昨年が5209名なので189名の増加。志願者を減らしている大学が多い中、今年も厳しい戦いになりそうです。昨年の合格最低得点率が80.9%です。物理や生物選択者の中には心折れた受験生もいるでしょうが、東海大学の理科の採点は偏差値換算なので、絶対的な点数では判断できません。周りの受験者に対してどの程度とれたかが大事です。ただ、少なくとも英語、数学はしっかり獲っておきたいところです。2日間の試験のうち、2月3日分の各科目の講評は以下の通りです。

 


英語
配点が昨年の150点から100点に変わったが問題形式、分量は同じ。
1(長文総合「脱毛による増毛の達成」)
文章・設問とも標準的。迷うところはあまりない。
2(文法)典型問題ばかりで平易。完答を目指したい。
3(単語・熟語同義語)やや迷うところもあるが。完答を目指したい。
4(会話)最後まで落ち着いて読まないと間違う設問がある。
5(文整序)選択肢をうまく利用すれば迷うことなく選べる。
6(ビジュアル問題)典型的な表現ばかりで平易。完答を目指したい。
7(和訳「会話をうまく行うためには」)構造は平易だが代名詞の訳出が大変難しい。
8(英作文「長距離移動する動物たち」)構造は問題ないが一部の単語の選択に苦労するかもしれない。

昨年までと同様、マーク部分ではほとんど失点が許されない高得点勝負が予想される。会話・文整序を落ち着いてこなせたかどうかで差が出る。和訳・英作文は単語の選択がやや難しく差は出にくいであろう。 8 割 5 分が目標。


数学
1(小問集合)1 日目に続き、非常に平易であった。
2(図形と式・数学Ⅲの微積分)新課程の内容からの出題(曲線の長さ)。やや計算量が多いが、標準的な難易度の問題。
3(因数定理・高次方程式・極限)センスを要する問題。記述ではないので厳密な議論を後回しにして、類推から突っ走ってしまうのがうまい手かも。

全体的に解きやすい問題が多く、高得点勝負と予想する。2 (4) の曲線の長さの計算、3の設定が読みきれるかが合否を分けるだろう。ボーダーは85 点。


物理
1 組み合わせレンズ:(5) 以外標準
2 ボーアの水素原子モデル:(5) 以外標準
3 2 体衝突:後半難
4 静電エネルギー:標準

前日に比べるとかなり易しいが、昨年に比べると難しい。
大問1 は、組み合わせレンズの問題としては(4) までは標準的。(5) は計算がやや面倒。時間があれば完答したいところ。
大問2 は、ボーアの水素原子モデルの問題と、半導体の閉じ込められた電子のエネルギー準位の問題。(5)はエネルギー準位の導出過程をしっかり理解できていれば答えられるが難度は高い。
大問3 は、2 体の斜めの衝突の問題で(3) 以降を得点するのはかなり難しいだろう。
大問4 の静電エネルギーの問題は、誘導に乗れれば易しい。
ボーダーラインは7 割程度だと思われる。


化学
昨日と同様、特に解きにくい難問はなかった。計算が面倒なのは塩化セシウムの密度の問題だけで、それ以外は比較的単純であった。受験生の得点も昨年より上がり、ボーダーは昨日と同様 8 割 5 分と予想する。


生物
1日目に比べると全体的に取り組みやすい出題だった。とくに、大問3・5の知識問題はおおむね易しく、新課程からの出題も読めばわかるような配慮がなされていた。考察問題も極端な難問はなく、論述をどのくらいきちんと書けたかで差がついただろう。なんとか7割5分を目指したいところ。

2月2日 東海大学医学部一般入試の講評

2月2日・3日と行われた東海大学医学部入試のうち、2月2日分の講評です。


志願者は5398名、昨年が5209名なので189名の増加。志願者を減らしている大学が多い中、今年も厳しい戦いになりそうです。昨年の合格最低得点率が80.9%です。物理や生物選択者の中には心折れた受験生もいるでしょうが、東海大学の理科の採点は偏差値換算なので、絶対的な点数では判断できません。周りの受験者に対してどの程度とれたかが大事です。ただ、少なくとも英語、数学はしっかり獲っておきたいところです。2日間の試験のうち、2月2日分の各科目の講評は以下の通りです。


英語
配点が昨年の150点から100点に変わったが問題形式、分量は同じ。
1(長文総合「バイリンガルであることへの新しい洞察」)
内容一致の選択肢にやや読みにくい部分はあるが、文章・設問ともに平易。
2(文法)典型問題ばかりで平易。完答を目指したい。
3(単語・熟語同義語)東海大で過去に出題されたものばかり。完答を目指したい。
4(会話)昨年に引き続き、引っかけもなく素直な出題。
5(文整序)選択肢を利用すれば迷うことなく選べる。
6(ビジュアル問題)1箇所戸惑うところはあるが、選択肢を見れば答えは選べる。
7(和訳「少子高齢化と年金問題」)無生物主語と比較の典型問題。
8(英作文「アカデミー賞とオスカー像」)与えられた英文中の表現をうまく用いれば単語の選択は容易。

昨年までと同様、マーク部分ではほとんど失点が許されない高得点勝負が予想される。和訳も典型的で、英作文も構造自体は平易であり、単語の選択に少々悩むことを除けばとり組みやすい問題である。8割後半が目標。


数学
1(小問集合)どの問題も基本的で解きやすい。
2(積分計算)決して難しい積分計算ではないが、計算量が多い。差がつきやすい。
3(確率)最後の(キ)のみ難しいが、他は易しい。
大問2 の正答率が合否を分けるだろう。ボーダーは8割5分。


物理
1 電気映像法(難)
2 重心系・換算質量・反跳原子(難)
3 マイケルソン・モーリーの干渉計(やや難)
4 剛体のつりあい(やや難)

大問1 の電気映像法は受験生にはあまり馴染みがない分野で、この誘導から(1) の答えを導くにはかなりの実力がいる。以降(2)~(5) までもかなりの難問が続く。適当な選択肢を選んで飛ばしても問題ないだろう。
大問2 の前半は原子核反応に絡めた重心系の問題。(1) は問題文の通り加速度の大きさを用いると選択肢の中に解答は含まれていない。以降の話の流れから換算質量を選ばせると解釈したが、出題者の意図を汲み取って正解を選べる受験生は相当の実力者だろう。後半(4) は易しい。(5) の反跳原子の問題はややレベルの高い問題。
大問3 は「強め合いの回数」の意味があいまいで、特に(4) では(1)~(3) と同じく最初の強め合っている状態をカウントせずに最後をカウントすることにすると、8A回となってしまい選択肢が存在しない。0 回目の表現がわざわざこの問題だけ存在しないので、解釈を変えて選択肢から解答を選んだが受験生にそこを汲み取れというのはかなり厳しい。
大問4 は棒2 に働く2 力が棒に沿って働くことにはじめに気づけば(3) 以外は易しいがなかなか始めに気づくのは難しいかもしれない。
総じて受験生には相当難しいセットであった。大問3 と大問4 で点を稼いだとしても、ボーダーラインは4 割程度だろう。

 

化学
Fe2+ とフェロシアン化カリウムのような引っかけ問題もあるが,概ね解答しやすい。特に理論問題は昨年計算が煩雑で合わせるのが難しかったのが、かなり平易な数値になっており解きやすい。受験者平均は上がり、合格点も上がると予想しており、偏差値換算されることを考えればかなりの高得点。最低でも8割5 分は取らないと合格は難しい。

 

生物
空欄補充の問題では、難問が散見されたが、考察問題は例年に比べて超難問ではなくなった。大問 3、4 などの標準的な問題を落とさないようにしたい。大問 2、5 の後半ができたかどうかで大きな差がついただろう。7 割がボーダーラインか。

 

2月2日 福岡大学医学部一般入試の講評

2月2日に行われた福岡大学医学部入試の講評です。


今年の志願者数は2568名で昨年の2862名より294名の減。ここ何年かはずっと志願者が増える一方だったのですが、減少に転じました。昨年の合格最低点は400点満点で288点でしたが、今年は少し上昇するでしょう。各科目の内容は以下の通りです。


英語
形式は昨年通りでした。

Ⅰ(和訳「ス-パーマーケットまでの距離と肥満の関係について」)親しみのある内容で、特に訳出に苦労するところもない。


Ⅱ(長文内容一致「幼少期に培われた読書と旅行への愛情について」)
文章は平易で例年見られる選択肢の選びにくさもなくなった。


Ⅲ(文法4択) きわめて基本的な問題。完答を目指したい。


Ⅳ(発音) 母音のみが問われておりきわめて基本的な問題。完答を目指したい。


Ⅴ(一語不要語句整序) 一部の名詞表現は難しいが全体としては標準的。


全体としては昨年より易化。和訳と一部の語句整序以外での失点は避けたい。
8割5分が目標。

数学
[Ⅰ] (i) (整数) 基本的な問題。

(ii) (複素数) (3) は基本的な問題だが、(4) が難しい.解の配置を複素数平面上で図形的にイメージできないと大変。

(iii) (平面ベクトル) 基本的な問題。


[Ⅱ] (i) (指数・対数) 基本的な問題。

(ii) (データの分析) やや難。感覚的に正解を得ることもできるが、厳密に考えるのはかなり難しい。


[Ⅲ] (微積分) 微分・積分の計算をていねいにするだけ、とはいえ(ii) の積分計算は差がつくだろう。


[Ⅰ],[Ⅱ]は難易の差がはっきりしており、易問に関してはどれも落としたくないところ。[Ⅰ](ii),[Ⅱ](ii) を突破できるか、[Ⅲ]をしっかり完答できるかどうかが合否を分けるだろう。ボーダーラインは7 割前後。

物理
大問I エレベータ中のばね振り子(標準)

大問II P – T グラフで表された熱サイクル(標準)

大問III 点電荷の作る電場電位(標準)

大問I は易しい。完答したい.
 

大問II はまず始めにグラフをP – V グラフに描き直しておくこと.後は標準的な問題で易しい。これも完答したいところ。大問III の分野は受験生が手薄になりやすい分野だが,特別難しい問題はない。これもできれば完答しておきたい。全体として例年並みの難易度。非常に標準的で易しいセット。ボーダーラインは9割程度だと思われる。

化学
大問それぞれに受験生が戸惑ったり苦手とする範囲を含んでいたりするので、なかなか高得点を取るのは難しそうである。

大問1(2) では与えられた条件下での水の状態が判定できないといけない。

大問2 はPbI2 が黄色沈殿であることを知らないと確信をもって正解を選べない。

大問3 は見かけほど難しい問題ではないのだが、不慣れな出題に戸惑った受験生は多いと思われる。

大問4 の合成高分子はもともと苦手な受験生が多い範囲。昨年やや難化したが、今年度は化学が得意な生徒には取れそうな問題なので、実力によってかなり差がつく結果になると思われる。正規合格には8 割くらいは欲しいところ。

生物
例年どおり大問 5 題の構成であった。

【Ⅰ】問 6 は問題の読み間違いがあるかもしれない。【Ⅲ】問 1 (ロ)の「G タンパク質」や問 3 の「嗅細胞」には軸索がある、などはやや細かな知識が要求された。それでも全体的に内容は易しく高得点の勝負が予想される。8 割5 分は欲しいところ。

2月1日 久留米大医学部一般入試の講評

1月19日の愛知医科大を皮切りに始まった今年の私立一般入試ですが、早いもので今日で2週間。今日も多くのメビオ生が東京に宿泊し、宿泊先で直前対策授業を受けたあと、福岡大、帝京大、東海大の受験会場へと向かっていきました。試験が終わればまたホテルに戻り、明日の入試の直前授業が行われます。また今週は、金沢医科大や藤田保健衛生大の2次試験を控えている生徒も多く、キャリーバックを持って、あわただしい毎日。1日くらいゆっくり休んで…と言ってあげたいところだけど、ゴールはあともう少し。最後まで頑張ってほしいものです。

こうして生徒たちが入試に行っているあいだ、講師たちはメビオ組と東京組に分かれて、解答速報の作成に取り組んでいます。2月1日の久留米大医学部の解答速報はすでにアップしていますので、このホームページよりご覧ください。また、福岡大医学部は本日2月2日、東海大医学部は2月3日にアップ予定です。

以下は久留米大医学部の一般入試の講評です。

総評
志願者数は1929名。(1月26日現在ですがこれが確定人数でしょう。)昨年が2020名なので91名の減少。各科の入試問題の講評は次の通りです。昨年の合格最低点が450点満点で300点でしたが、英語は難化したものの理科が易化した分最低ラインは上がるものと思われます。

英語
形式的には昨年と同じ。問題数は大問5で1題増加した。内容は以下の通り。

1(長文) 労働時間を規制する法律に関する文章。
文章自体は平易だが、空所補充は選択肢の語彙レベルが高く、内容一致も選びにくい選択肢が多い。昨年よりやや難化。

2(文中語句整序) 癌治療薬の開発基金に関する文章。文章中の語句整序問題だが、同格表現を用いるなどかなり難易度は高く、完答は難しい。昨年よりやや難化。

3(和訳・英訳) 野生化した猫が希少な固有種である鳥を減らしているという文章。標準的な問題。昨年より易化。

4(会話) 標準レベル。完答を目指したい。

5(正誤問題) 標準レベル。完答を目指したい。

6(文法・語法4択) 語彙・語法に関する問題はやや難度が高い。6割が目標。

7(発音)オーソドックスな出題。

全体として2015年度と比べてやや難化。大問3~7の基本的な問題をしっかりととることが必要。また長文内容一致・語句整序は差のつきにくい出題で、空所補充・文法4択の語彙にまつわる出題でどれだけ上乗せ出来たかで差がつく。6割5分が目標。

数学
大問1「軌跡」(標準)具体的に交点を m で表してしまうと大変なことになる。

大問2「場合の数」(やや難)(iii)、(iv)は数えるのにセンスが要る。

大問3「積分計算」(やや易)ごくごく標準的な置換積分。ここは落としたくない。

大問4「関数の増減、区分求積法」(標準)難しくはないが計算量がほどほどにある。こういう問題は意外に差がつく。

大問5「漸化式、数列の極限」(やや難) 誘導に従えば普通に解ける。対数の変形をスムーズにしたいことろ。最後の収束条件は落としやすい。

大問6「平面ベクトル」(易)有名事実。この問題は是非完答で!

昨年度と比べるとほぼ同レベルかやや易しいくらい。全体に標準的な問題が多く差がつきやすい。内容が深い問題は少なく、計算中心のセット。ボーダーは7割5分あたりか。

物理
大問1 水平投射。(4) 以外標準:一見、鉛直面内の円運動の問題に見えるが、ただの水平投射の問題。(4)の衝突条件の計算が少しわかりにくく、戸惑った受験生も多かったと思われる。

大問2 平凹凸レンズ。やや難:光の場合の標準的なセットアップと屈折率の大小が逆なので、最後の答えがよく見かけるものとは異なる。ただ、丁寧な誘導がついているので完答したいところ。

大問3 静電場、磁場中の粒子の運動。標準:(4) の衝突条件は v − t グラフが正しく描ければ求めることができただろう。

総じて昨年より易しく、ボーダーは 8割程度必要だと思われる。

化学
昨年と比べ標準的な問題が増えたので、かなり受験生平均点は上がりそうである。計算が面倒なのは大問3の(4) の(b) のみで、それ以外はほとんど落としてはいけない。かなりの高得点勝負になりそうである。

生物
例年、計算問題が出ていたが、今年は出なかった。

大問1の記述問題は問題文を読み、実験内容を把握する必要があった。受験生には初見の実験だろうが、標準的なニワトリのウロコと羽毛の誘導実験を勉強していれば類推できる。

大問2の記述問題は、単純暗記だけでなく、理由づけまでできているかが問われた問題であった。大問2「植物ホルモン」、大問3「系統」など医学部受験では軽視されがちな分野が出たが、内容的には易しいので隅々までしっかり勉強していたかが合否を決めそう。8割は取りたい。

1月24日 近畿大学医学部一般入試の講評

1月24日には近畿大学医学部の入試も行われました。メビオの講師陣は川崎医科大学近くの岡山と大阪に分かれましたが、なかには岡山で川崎医科大の問題を解き終えるとすぐに新幹線に飛び乗り、大阪に移動する講師がいたり、岡山組と大阪組で連絡をとり合ったりして、解答速報の作成に取り組みました。

近畿大学医学部の解答速報も、ホームページにアップしています。トップページよりご覧ください。

総評
志願者数1902名、昨年が1540名なので+362名の大幅増加。昨年の合格最低点は360点(英語200数学100理科300の600点満点)6割ちょうどだった。志願者数も多く、合格最低ラインはかなり上がりそうだ。

英語
形式は昨年と変化無し。内容については各大問毎に以下の通り。

Ⅰ(文法・語法)易化。例年のネイティヴよりの受験生には手の出ない問題が減り、出ても消去法で正解にたどりつける作りであった。それ以外も取り組みやすい問題が増えた。7割ほしい。

Ⅱ(正文選択)正解にも文法的に見慣れない表現が含まれ、消去法でも選びにくい問題が多く、やや難。6割~7割か。

Ⅲ(語句整序)昨年並みだが一部難しいものもある。7割。

Ⅳ(空所補充)文章自体は去年並だが、品詞まで選べても語彙レベルが高く選びにくい。6割。

Ⅴ(長文総合)段落をまたぐ内容を問う問題が増え、語彙レベルもやや高め。例年より少し取りにくい。7割。

全体としては、昨年よりは取り組みやすくなった。英語としては6割5分が目標。


数学
1 場合の数と確率の問題。正n面体についての知識が必要だが、それくらいは身につけておきたい。(2)が難しいが、それ以外は易しい。

2 小問集合。どれも易しいので完答したい。(3)のような幾何の問題は3年連続で出題されている。

3 数Ⅱの微積分。2次関数についての接線、面積の典型題で、易しい。これも完答したい。
まとめるとここ数年は易化傾向だったが、今年は更に易しくなった。1番(2)以外は完答が欲しいところ。ボーダーは9割前後か。


物理
全体として昨年より易化した。

大問Ⅰ 力学の総合問題。内容、作業量ともに軽めの問題、完答を目指したい。

大問Ⅱ 抵抗測定時の相対誤差。物理的な内容は易しい。空欄5以降は合成抵抗や比をうまく利用して計算したい。

大問Ⅲ 易しい。医療機器エコーで血流を測定する原理について、反射とななめの速度成分を持つドップラー効果。これも完答を目指したいところ。全体として、計算量も多くはなく、できれば時間を余らして化学に回したいところ。得点率7割5分は欲しい。


化学
大問Ⅰ、Ⅲは基本的で落としたくない。

大問Ⅱの問(1)の計算は単純だがしっかり答えを合わせたい。
問(2)の等電点の計算は難関校では良くあるタイプの問題。どこまでできたかが勝負になるだろう。

全体としては8割は欲しい。


生物
空所補充の量は昨年度とほぼ変わらないが、論述の字数は増えた。昨年度よりもさらに知識問題の比重が高くなった印象がある。空所補充や語句を答える問題はほとんど基本的だが、論述では設問の意図を正確に理解し、文脈に沿ってうまくまとめる力が求められる。基礎的な用語を答える部分をしっかりおさえて、論述で部分点をを稼ぎ、7割を超えれば合格が見えてくるだろう。

 

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